前回に引き続き、糖尿病を予防するためのお話をしたいと思います
今回は「運動編」です。

糖尿病を防ぐためには、食事に気をつけることがとても重要です。
しかし、運動しないと筋肉が痩せてしまったり、
基礎代謝が減り、消費するカロリーも減ってしまうため
効率のよい方法とは言えません

そこで、適度な運動が必要となってくるのです


では、「適度な運動」とはどの程度の運動をいうのでしょう？


病気を防ぐための運動は、身体が疲れてしまうほど
頑張ってする必要はありません。

ましてや「何かスポーツを始めないと」と気負う必要もありません。


普段の生活の中で、ほんの少し
次のようなことに気をつければいいのです。


・外出するとき、少しだけ早めに歩く
・遠回りして歩く距離を増やす
・買い物は歩いたり、自転車で、買いだめをせずこまめに行く
・エスカレーターではなく、なるべく階段を使う
・散歩がてらにウォーキングをしてみる
・テレビを見ながら、ストレッチをする
・泳げなくても、水中を歩く


運動を行う時間は20〜30分で十分です。
慣れるまでは5〜10分でもかまいません。

頻度としては週に3回程度が目安です。
ウォーキングなど軽い運動なら毎日続けてもかまいません。


しかし、これから夏本番
外は炎天下です

涼しい朝や夕方を選んで運動したり、
水分補給はしっかり行ってあげてくださいね。

また、かなり大量の汗をかいてしまった場合は、
塩分などのミネラル分を少しだけ補給してあげてください。

無理はせずに、焦らず気長に
すでに糖尿病と診断されている方、
膝や腰に痛みのある方は、医師と相談して行ってくださいね。


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