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2018年03月21日

エリミネーター250SE エンジン分解その8


ども、のやつです。
暖かくなってきましたね、もうすぐ春です。暖かくなったらバイクでブーっとどこかへ出かけたいです。
エリミネーターさんはエンジン分解していますがどうなんでしょうか?あとどれくらいではしりだせるんでしょうか、、、バイク屋さんから買ってきて、まだ一度も走っていません。
夏になる前には、、、走り出したいな、、って言ってもどうせ会社は休みくれないんでしょうけど、、、

ま、いいや今日も作業進めます。
前回まででクランクケースを分解できるとこまで進めたので、今回はクランクケースの分解ですね。
エリミネーター250SEのエンジンのクランクケースは上下に分割ようです。
当然ですが、ネジで上下のケースをくっつけています。
ですので、そのネジを全て外せばクランクケースが分解できます。

まずは、クランクケース上側からネジを外します。

P3140289.JPG

写真が小さくて見づらいですね、すみません水色とピンクの丸で囲んだとこの4本のネジを外します。
ピンクの部分のネジには銅ワッシャが組まれています。水色の部分のネジには組まれていません。
銅ワッシャはエンジンオイルが漏れないようにするためのパッキンですので、他の部分に組まないように覚えておきます。
ネジの長さが違うので各ネジの位置をメモか何かでで記憶しておく必要があります。
短いネジが入るネジ穴に長いネジを無理につけますと、ネジがクランクケースを突き破ってクランクケースに
穴が開いてしまったり、クランクケースが割れてしまったりします。
クランクケース上側のネジの長さは2種類なのでそれほど几帳面に覚える必要はないかな?
短いネジに銅ワッシャが付いていました。他の3本は長いネジ合計4本です。

クランクケース上側のネジが外れましたので次は下側です。

エリミネーター250SEクランクケースロアー.png

ヘタクソな絵ですね、、、絵心ってものが微塵も感じられないです、、、もう少し綺麗にできないものか、、、
ま、しょうがない、、写真に撮ったのですが真っ黒で何も見えなかったものですから、絵にしてみました。
クランクケース下側は、たくさんネジを外す必要があります。

13本あります、上側と合わせて合計17本です。
オイルフィルターを取り外した穴の中に2本ネジが隠れていますので、忘れずに外します。それと、ここはネジの長さ、太さの種類がかなり多いので、確実にメモを取っておく必要がありますね。
銅ワッシャが組まれているネジが1本、絵の左側の縦に4本並んでいるネジの一番上側のネジは銅ワッシャが
組まれているネジでした。他のネジも太さと長さがちがうので覚えておきます。
P3140290.JPG
いろいろなネジがありますので、無くさないように、、、場所を間違えないように、、、
写真には16本ネジが写っています。私、1本外し忘れていました。
17本あります。外し忘れに注意です。
ネジが付いたままクランクケースを無理やり開けようとしますと、クランクケースが割れてしまいます。
危ないところでした。





ネジを全て外しましたら、、

ついに、クランクケースが分解できます


P3140291.JPG
やっとここまでたどり着きました。クランクケースを分解します。
クランクケースは先ほど、17本のネジを外す為に上下逆さまになっていますので、クランクケース下側が
上に来ています。このままの状態で、クランクケース下側を外します。
写真の細長い穴にドライバーなどを差し込んで、こじます。
差し込んだドライバーを上下に「くいっくいっ」とうごかすと、
「バリバリ」とクランクケースが分かれてきます。この細長い穴の部分をこじるだけではすべて分割できなかったので、クランクケース下側を手で持ちながら、クランクケース上側をプラスチックハンマーや、
ドライバーのグリップの部分でコンコン叩いて、クランクケース全体を分割していきます。
あまり乱暴に「ガコガコ」っとクランクケースを揺すったり、写真のこじる部分以外にドライバーなどを差し込むと、
クランクケースの合わせの面に傷をつけたり、ミッションやクランクシャフトが外れて落ちてしまいます。
なるべく部品が傷まないように注意しながら外しました。
そして、、、、

クランクケースが分割できました!

P3150292.JPG
やっとエンジン分解できました。
これで一段落です。
とりあえずいろいろ観察してみます。
このエンジンは、クランクシャフトが「メタル」という部品で支えられているそうです。
メタルがすり減っていると交換が必要なそうです。どうやって調べるかと言いますと、、、、、
えっと、、、整備書見てみます、、、、、、ふむふむ、、、プラスチゲージを使って、メインジャーナル、
メタルクリアランス、を測定、、、します?
、、、、、いろいろわからないぞ、、プラスチゲージが必要なのね、、で、隙間が大きい場合は各メタルの
軸の部分を測定と、、、
、、、、、分解の前に一応整備書は読んであったけど、、、分解したらなんとかなるんじゃないかと思っていたけど、、、、難しそうですね、、、、どうしよ、、、、、

、、、とりあえずプラスチゲージを買ってこよう、、、、、売ってるとこあるんでしょうか?
プラスチゲージ、、、、、もう少し整備書をしっかり読んでみよう、、、、、

今日はとりあえず分解できたので、ここでおしまいです。
今日も最後まで読んで頂きましてありがとうございます。

それでは、あしたもがんばってください。



2018年03月18日

エリミネーター250SE エンジン分解その7

ども、のやつです。
今日もご訪問ありがとうございます。今日も分解です。エリミネーター250SEのエンジンを分解していきます。
もし、万が一、もしかして私のブログを読んで頂いて、
「エリミネーターのエンジン、分解してみようかなぁ」

って思っていらっしゃる方がいて、もし、万が一、もしたしたら、
「へぇ」

って思って思っていただければ、幸いです。
あ、でも、のやつのせいで失敗したじゃないか!とか分解したら調子が悪いじゃないか!とか言わないでくださいね、、自己責任でお願いしますね、読者様のバイクの整備の成功を保証することは私、できませんので、、
自分自身、まだエンジン分解している最中なのでこのエンジンが上手く組むことができるのか、組み立てられずに挫折してしまうのか、仮に組み立てられたとして、安全に走れるかなんてわりませんので、、

さて、今日も分解を進めます。
前回はクラッチ関係をとりはずしましたので、次はクランクケースを分割する準備を進めます。
クランクケースを分割する前に外しておくものは、、、えっと、、、、
オイルが通るパイプ、ウォーターポンプ、オイルポンプ、カムチェーンガイド、オイルフィルター、
シフトペダルのシャフト、ニュートラルスイッチ、で全部でしょうか、、、
クランクケースを分割するときに邪魔になるものは全て外します。

まずは、ウォーターポンプを外します。


P3140276.JPG
これです、ウォーターポンプのカバーが10ミリのネジ4本で固定されています。
ウォーターポンプ本体は8ミリのネジ2本でクランクケースに固定されています。
2本の8ミリのネジのうち1本は先に他の部品を外すときにいっしょに外してしまっていました。
ネジの長さ、大きさ、各ネジのついていた所を忘れないように外します。ネジが全て外れましたら、「スポッ」と抜き取ります、、、がなかなか抜けないので、手でひっぱりながら、ドライバーのグリップの部分やプラスチックハンマーでポクポク叩いて抜きました。
外れたら、ポンプを手でまわして、回している指にゴロゴロした感覚、ジャリジャリ音がしていた場合はポンプの軸が傷んでいるので、交換が必要です。私のエンジンのポンプは今のところ正常でした。

P3140280.JPG
取り外したウォーターポンプです。
あ、もちろんポンプのプロペラみたいな所が欠けていたりしたら使えません。
サビで削れたり、軸が振れたりして、プロペラの部分がポンプのカバーに回りながら接触して欠けてしまっているものも使えません。
プロペラの部分だけ、軸受けだけで部品の設定がないようなのでまるごと交換のようですね。
なかなかのお値段するようですので、、、、
よかったです、使えそうで、、、
ウォーターポンプを外すことが出来たら次は、、、




オイルが通るパイプを外します

P3140282.JPG
このパイプです。
何の金属でできているのでしょうか?銅色なんで銅でできているんでしょうか?鉄でできたパイプより柔らかそうです。ここのネジ1本で固定されています。このネジはネジに穴が開いています。ネジの中のをオイルが通ってパイプにオイルを通すようになっています。
組み付けるときに別のネジと間違えないように覚えておきます。オイルの穴が開いていないネジでこのパイプを付けてしまいますと、エンジンオイルが通れなくなって、エンジンが壊れます。
パイプも鉄のパイプより柔らかそうな金属でできていますので、あまり無理やり引っ張ったりすると「ポリッ」と折れるので注意が必要です。グイグイ引っ張らずに、クイクイと小刻みにゆすって少しづつ動かして取り外す感じで壊さず外せました。
P3140283.JPG
取り外したパイプです。
ネジがついていない所はクランクケースに刺さっているだけです、Oリングがついているので、クランクケース側に残っていないか確認します。ワッシャーとネジで固定していてくれれば、手持ちの銅ワッシャー使えたのに、、、Oリングの在庫、、あるかな、、、、
ま、いいや、

パイプがはずれたら、、、次は、、、





シフトペダルが付いていたシャフトを外します

P3140284.JPG
これです。
まずは写真の上側の方のクワガタの角みたいな部分を手で開いて、引っかかりを外して、写真の下の方の
棒の部分を引っ張ります。途中で引っかかって抜きにくい場合はエンジンの反対側からコンコン叩いてあげるとぬけます。シフトペダルが付いていた部分(エンジンの反対側、エンジンの外に出ていた部分)はフロントスプロケットの真下なので油汚れが付きやすいんでしょうね。ベトベトになっていました。汚れで引っかかって抜きにくかったです。もっとしっかり掃除しておけばよかった、、、






P3140285.JPG
こんな感じで抜けてきます。
これは多分そのまま使えそうです。
、、、、というかどーなっていれば良し、とか
こーなってたら交換が必要なのかわかりません。見た感じ、曲がっていたり、バネが伸びてしまっていたり、
ひどく削れている所もなさそうなんで、このまま使います。
このシャフトが抜けましたら次は、、、、








オイルポンプを外します

P3140287.JPG
これです。
六角レンチで外すネジ2本で固定されています。なぜここはこのネジなんでしょう?余分に工具を揃えなければならないじゃないですか、まいいか、六角レンチ持ってるし、プラスネジなんかで固定されているより緩めやすいから、、、、でも私、、なぜかこの六角レンチネジよく折ってしまうんですよねぇ、、、、、やだなぁ、、、、怖いなぁ、、、
また折れたらどうしよう、、、レンチが良くないのかなぁ、、、緩めるときにレンチがしなるっていうんでしょうか?たわむっていうんでしょうか?グニ〜って工具がねじれる感触が嫌いです。
、、とにかく外そう、、、


P3140288.JPG
今日は上手く外せました。オイルポンプは、裏側のシャフトでウォーターポンプとつながっています。
ですので、引っ張って外しにくい場合はエンジンの反対側のウォーターポンプを外した穴からコツコツ
たたいてあげると外しやすいと思います。私はグイグイ引っ張って抜いて、外した後に気が付きました、、
それから、オイルポンプの裏側には二つゴムのOリングが付いています。外し忘れないように、無くさないようにオイルポンプと一緒に保管しておきます。
オイルポンプもウォーターポンプと同じように手でクルクル回して異常が無いか、確認します。
オイルポンプも正常でした。
、、、、大分長くなってしまいましたね、、、
あと少しです、、、


最後はカムチェーンガイドを取り外します

P3140286.JPG
あ、写真、ピントがおかしい、、
ごめんなさい綺麗に写真取れてないですね、、、
このネジを外すとチェーンガイドが外せます。チェーンガイドをシーソーみたいに上下させている部品と
ネジが通っていたスペーサーっていうんでしょうか?カラーっていうんでしょうか?それとチェーンガイドを
押さえている部品、これらの位置、ネジがささっていたスペーサーの向きなどをしっかり覚えておきます。
ネジ1本で固定されていて簡単に外せますが、これらを組み付けるときに、組み付け方を間違えると、
カムチェーンをしっかり張ることが出来ません。カムチェーンがしっかり張れないと、バルブタイミングが
ずれて、バルブがピストンとぶつかってしまいます。
、、、、どの部品も元どうりに組み付ければいいんですが部品の数が多いので気を使いますね。

あ、ニュートラルスイッチ写真撮るの忘れてました。
あそこはただ外すだけなんでいいか、、、

今日は長くなってしまいましたね、最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
次回はやっとクランクケースを分解できそうです。
もしよろしければ、また次回も読んでやってください。

それでは明日もがんばってください。

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