ゆうかの美容と健康モニター生活 > 転職癖のある20代女が事務正社員を続けられたコツ
2017年09月22日
転職癖のある20代女が事務正社員を続けられたコツ
カテゴリー:日記
ここ1年ほど、ブログの更新が出来ていなかったので、近況報告です。
ぼちぼち報告していこうと思います。
2016年の3月にとある会社の面接を受けたところ、悲願の正社員採用が決まりました。
やっと、苦労が実ったなって、長すぎる冬がようやく去ったなって思いました。
では早速、前任者から仕事を引継いでねということで働き始めました。
引継ぎ期間、1週間。
え?
一週間!?
7日間?!
短っ!!!!
早速問題発生。
前任者は7年ほど経験のある方。
ちょっと待って!!!
前任者が7年間やってきたことを、私は7日で覚えないといけないの?!
しかもその部署は前任者、ただ1人。
その仕事がわかる人も前任者だけ。
だから、私が覚えないと他の人もわからない。
正直、あまりの責任の重さに、出来る気がしませんでした。
マジで積んだ。
私、やばくね?って。
PCは人並みに使えるし、会社で使っているソフトも今までの微々たる職歴の中で使ったことがあるから慣れているけど、その他の仕事が全くわからず、教えてもらう説明が右から左へ流れる始末。
パニック状態。
こうも自分が馬鹿なのかと。
必死こいて毎日、メモを取って頑張る。
頑張る。
頑張る。
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引継ぎ7日目最終日。
まだ仕事の3割も頭に入っていません。
耐えきれずに泣きました。
仕事が出来ないことと、自分の能力の低さに泣きました。
唯一、救われたのが、前任者の方が優しくて、その方が去った後、私が一人でやって行けるようにサポートしてくれると申し出てくれたことです。
本当はいけないことなんだろうけど、連絡先を教えてくれました。
その後、前任者には本当に申し訳なかったけれど、ほぼ毎日毎日連絡を取りました。
とにかく不安で押しつぶされそうだったから。
毎日毎日、これでいいのかって悩みながら仕事をしていたから。
私がミスばかりしているから、他の人のせいなのに、私のせいにされることも多々。
色々、会社内部がごちゃごちゃしているのもあって、30年以上勤務しているベテラン社員さんでさえその場しのぎでやっていることもあった。
職場の人は、私よりも年齢が一回りも二回りも年上の人ばかりなので、相談しても「なんとかなる」と言われてしまったり、上司にとって都合の悪い相談は言葉で言い包められてしまったり、うまく逃げられてしまうことも多かった。
仕事がとっても辛かった。
向精神薬飲んでいなかったら、きっとやって行けなかったと思う。
心療内科に月1で通って、先生に相談して居なかったらどうなっていたかわからない。
そんなギリギリの精神状態で毎日頑張った。
要領の悪さもあるのか、思うように仕事が進まず必死で喰らいつく毎日だった。
会社から自宅まで車で15分の距離だったけれど、仕事が終わるとその日のミスがぐるぐる頭の中を駆け回って、仕事でミスした嫌な気持を自分の中に留めて置くことができなくなっていました。
自分で自分を管理できず、前任者に電話をしたり、友達に電話をしたり、いのちの電話に電話もしました。
友達といのちの電話では、今の職場をやめるように勧められました。
でも、前任者からは毎度毎度アドバイスをもらいました。
「職場の中でも一番忙しい部署で、働き始めたばかりだからてんてこ舞いになっているだけだよ。」
「慣れればたいしたことはしていないから、余裕が出てくるはずだよ。」
「もし辞めちゃうのなら、それを止めはしない。だけど、ゆうかちゃん(私のこと)は娘ぐらいの年齢だから、もし自分の娘ならせめて1年は頑張ってと言う。というのは、せっかく正社員になれたのに、辞めちゃうのは勿体ないし、職歴が汚れるだけで、後の就活が余計に大変になっちゃうよ。」
「1年、いや1か月でもいい。自分の中で期間を決めて頑張って。1か月過ぎたら、また1か月。これを繰り返していけば乗り越えられるから。気づいたら1年経っているから。」
この言葉で私は仕事を続けようと思えました。
どんなに辛くても、出来る限り頑張ろうと。
1年ではなく、1か月。
本当に本当にくじけそうになったら、目標を細かくして、今日、次の日、その次の日、と頑張っていきました。
くじけそうになったら、今日その日を頑張ることに専念し、次の日のことは考えない。
これで、私はなんとか頑張れました。
結局、3月に入社して半年後に妊娠がわかって、翌年2月まで働いて産休を取ることになったんだけど、振り返ってみれば、本当に約1年なんとかやってこれた。
前任者の言葉を信じて、とにかくがむしゃらに頑張った甲斐があった。
本当に、気づいたら1年経っていました。
前任者とは今でも時々連絡を取りますが、本当に本当に支えてくれたことに感謝しています。
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