ゆうかの美容と健康モニター生活 > 社会復帰宣言!【前編】ニート呼ばわりされた闘病生活から抜け出した体験記。
2015年10月21日
社会復帰宣言!【前編】ニート呼ばわりされた闘病生活から抜け出した体験記。
病気療養から1年ほどたちました。
心身体調不良でありながらも、どうにかこうにか這いつくばって生きています。
それと、徐々にですが社会復帰しつつあります。
私と同じように体調を崩しやすくてなかなか社会復帰ができない方の励みになるかと思い、私の体験記をブログへ書き留めておきます。
病気療養者もニートなの?
実は私、先月からお仕事を始めました。
ここ1年ほど体調を崩して無職だったので、妹からはニートだと言われ蔑まれていました。
でも、病気療養中や様々な理由で仕事をしたくても働けない人って、世の中にたくさんいると思うんです。
ニートの定義に病気療養中の人は入らないのに、世間一般では「病気療養中=ニート」だと思っている人もいるんだなと身内を通してひしひしと実感しました。
鬱っぽくてしんどいのに就活激励でうんざり
1ケ月のうちで体調の良かった日……。
毎日体調が悪すぎて覚えていません。
とにかく気分が沈んでいました。
医者から鬱病とは診断されなかったけれど、鬱っぽいとは言われました。
起きたいときに起きて、寝たいときに寝る。
布団で1日中ごろごろしてる。
そんな生活をしてました。
昼夜逆転生活なんて当たり前。
昼間のにぎやかさが嫌で、夜の静かな時間が好きでした。
ボーっとしてました。
生きてるようで死んでる感じ。
外にも一歩も出ない日が多かったので、たまに外出すると日光で目が痛くなったり肌が痒くなったりました。
家に引きこもっていたり、昼夜逆転生活をしていたせいで体内時計が狂ったり肌や精神バランスが余計に不安定にもなりました。
それに加えて、仕事を辞めてから約1年、毎日のように母からの就活攻撃。
テレビのニュースや新聞の内容であったり、近所や親戚の人の仕事がどうとか、延々と聞かされました。
極め付けとしては、毎週休日になると私の机の上に求人広告が置かれていました。
それも、あらかじめ母がチェックして良さそうだと判断した事務職の欄がわかるように赤いペンで印が付いていました。
これ、かなり精神的に来るんですよ……。
「こっちは心身ともに体調崩して参っちゃっているのに、就活なんてずっと先の話だよ!!!」
母にこう言ってやりたかったのですが、言ってしまうと反撃を喰らうので心の中で反抗していました。
ついに無一文になっちゃった
「働けるようになるにはもう少し時間が必要なのかもしれない」
何度も何度もそう思いました。
ですが、そんな矢先に貯金を使い果たしました。
全財産が底をついちゃったんです。
かなり節約していたのですが、どうしても稼ぎがないと支出ばかりかさむんですよね。
とうとう私、金銭面でも追いつめられちゃった……。
もう私に失うものは何もない
身体が悪い。
腰のヘルニアで、長時間立っていられません。
天気の悪い日は気圧の変化で腰が痛みます。
精神も病んでる。
前職での人間関係をこじらせて、不安障害とパニック障害になりました。
向精神薬のジェイゾロフトと睡眠導入剤のロゼレムは毎晩欠かせません。
時々強い不安感に襲われた時には、ワイパックスを服用します。
口座残高がゼロ。
仕事を辞める時には30万円くらい貯金があったのですが、通院費や薬代、その他生活費で底をつきました。
これ以上、無くなって困るものはもうないよね。
私、落ちるところまで落ちた!
家族にだって、お金は借りられない。
もう人生どんづまり。
でも、切羽詰まってからが勝負だよね!
ここまで来たら、命までは取られないでしょ!
それならもう正社員の道は諦めて、非正規でもいいから働こう。
ぼちぼち社会復帰のためにお仕事をしよう。
と思うようになりました。
職歴のない私でも働ける仕事を発見!
どうにか働こうという気持ちは出てきたものの、病気療養で寝込んでばかりいたので、体力は人並み以下。
腰のことも考えて事務職を希望したけれど、このご時世に事務職なんて数が少ないわけで。
ましてや身体が極限まで弱ってしまった私にフルタイムは事務でも厳しい。
事務職の求人数が元から少ないうえに、短時間勤務が出来る条件を兼ねそろえた会社なんてそうそうありません。
じゃあ、どうするか?
思い切って日雇いのお仕事を紹介してもらえる会社へ登録しました。
幸運なことに、私が応募した会社は登録時に来社や面接が一切ありませんでした。
行ったことはただ2つ。
@折り返しの会社からの電話に出ること。
A専用のサイトに住所や氏名などの個人情報と顔写真、免許証の画像をアップして送信する。
これだけで登録ができたのでとても簡単でした。
来社と面接のために都内まで行くお金がない。
履歴書とそれに貼る写真を撮るお金がない。
たいした職歴もない。
もちろん体力もない。
そんな私にうってつけの会社でした。
後から知ったのですが、大半の会社が短期や単発、日雇いのお仕事でも、登録する際には来社と面接が必須の条件になっていました。
⇒社会復帰宣言!【後編】へ
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