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2015年09月13日
バックウォーター現象
先日、西三河では矢作川も危ないというようなことを書いたが、どうやら矢作川はそれほど危なくないかもしれない。
鬼怒川の氾濫堤防決壊には本流である利根川に流れにくくなるバックウォーター現象が絡んでいる可能性が高いとのこと、また宮城県大崎市の渋井川の堤防決壊ではこのバックウォーター現象が起こったとされている。
麻生首相の失言で有名な岡崎の平成20年8月末豪雨では、当時はバックウォーター現象とは言われなかったが、矢作川に注ぐ乙川、伊賀川の堤防が決壊した。
矢作川は直接海に繋がっている事から、西三河では矢作川でなく矢作川の支流周辺が気をつけなくてはいけない地域ということになる。
鬼怒川の氾濫堤防決壊には本流である利根川に流れにくくなるバックウォーター現象が絡んでいる可能性が高いとのこと、また宮城県大崎市の渋井川の堤防決壊ではこのバックウォーター現象が起こったとされている。
麻生首相の失言で有名な岡崎の平成20年8月末豪雨では、当時はバックウォーター現象とは言われなかったが、矢作川に注ぐ乙川、伊賀川の堤防が決壊した。
矢作川は直接海に繋がっている事から、西三河では矢作川でなく矢作川の支流周辺が気をつけなくてはいけない地域ということになる。
先人の教訓
鬼怒川は、鬼が怒るというほどの暴れ川である。
江戸時代に被害にあった人々は高台に移転したとのことだ。
ところが、戦後の農地改革で田舎では地主ではなく農家個人が土地を持つようになり、宅地に適さないような場所でも宅地化した。そして高度経済成長でお金を得た庶民はこぞって家を建てた。
鬼怒川周辺だけでなく日本全国で先人の教訓を忘れてしまったのが、今回の水害や東日本大震災の津波被害である。
計画なく宅地が広がった為に、道路、上下水道、電気・ガス等のインフラ整備に多くの費用がかかったのが、今の日本の借金の原因だ。
今更住んでいる人に移れとは言えないので、人口減少している現在コパクトシティー化を進めて災害に強い都市を作って行けば自然とそこの移り住むようになるのではないか、そうすれば集約された大きな農地ができ海外からの農産物に負けない農業ができるなどいろいろな問題が解決される気がするのだ。
しかし、資産価値が減る人々は感情的に訴え、それに媚びるメディアやそれに乗っかりポピュリズムに陥った政治家は何も変えられないまま災害がまた起こるということが続くのだろうな。
江戸時代に被害にあった人々は高台に移転したとのことだ。
ところが、戦後の農地改革で田舎では地主ではなく農家個人が土地を持つようになり、宅地に適さないような場所でも宅地化した。そして高度経済成長でお金を得た庶民はこぞって家を建てた。
鬼怒川周辺だけでなく日本全国で先人の教訓を忘れてしまったのが、今回の水害や東日本大震災の津波被害である。
計画なく宅地が広がった為に、道路、上下水道、電気・ガス等のインフラ整備に多くの費用がかかったのが、今の日本の借金の原因だ。
今更住んでいる人に移れとは言えないので、人口減少している現在コパクトシティー化を進めて災害に強い都市を作って行けば自然とそこの移り住むようになるのではないか、そうすれば集約された大きな農地ができ海外からの農産物に負けない農業ができるなどいろいろな問題が解決される気がするのだ。
しかし、資産価値が減る人々は感情的に訴え、それに媚びるメディアやそれに乗っかりポピュリズムに陥った政治家は何も変えられないまま災害がまた起こるということが続くのだろうな。