2018年09月11日
ルーターの熱暴走
○ルーターの熱暴走
この夏は本当に酷い目に合いました。。。
ネットの遅さと暑さでイライラしていました。
おそらく、あまりの暑さにルーターが熱暴走したのだと思います。
・・というのもモデム・ルーター・ハブが以下のように配電盤近くに置かれており、
さらには、通常は以下のように扉が閉まっている状態なので、熱もこもるわけです。
○放熱計算
少しだけ放熱について考えてみたいと思います。
ここに放熱に関する素晴らしい解説を参考にすると、以下の式が成り立っていることがわかります。
Tj - Ta = P (RθJC + RθCF + RθFA)
P : 発熱量
Tj: ジャンクション温度
Ta: 周囲温度
RθJC: ジャンクションとケース間の熱抵抗
RθCF: ケースと放熱器間の熱抵抗
RθFA: 放熱器と空気間の熱抵抗
一回だけ温度計で測定したことがあってその時は、室温が27Cでクローゼット内部の温度は35Cでした。
つまり、室温が32Cの場合、単純計算で仮にオフセットが8Cとするとクローゼット内部は40C近くに達します。
ルータの動作環境は、0C~40Cなので、Ta > 40Cは熱暴走への突入と考えても良いと思います。
仮にTjmax (最大ジャンクション温度 : 熱暴走する温度)とすると以下のような式であらわすことができ、Tjをどうにか小さくしてTjmaxを超えないようにすれば良いことになります。
Tjmax > Tj = P (RθJC + RθCF + RθFA) + Ta
そこで考えられる方法として以下の二つがあります。
両方やるのもありなのですし、ルーターを分解してボディ自体の熱抵抗を下げる方法もありますが、とりあえずヒートシンクを貼るというとても楽な方法にしました。
○ヒートシンクを購入して貼る
以下のブツを購入。
両面テープやシリコンパッドなどがついていたので選びました。
そして、付属してた両面テープでこんな感じで貼りました。
こんな感じで収まっています。
とりあえず様子見て、また熱暴走するようであれば、クローゼットに穴を開けるしかないかと思っています。
この夏は本当に酷い目に合いました。。。
ネットの遅さと暑さでイライラしていました。
おそらく、あまりの暑さにルーターが熱暴走したのだと思います。
・・というのもモデム・ルーター・ハブが以下のように配電盤近くに置かれており、
さらには、通常は以下のように扉が閉まっている状態なので、熱もこもるわけです。
○放熱計算
少しだけ放熱について考えてみたいと思います。
ここに放熱に関する素晴らしい解説を参考にすると、以下の式が成り立っていることがわかります。
Tj - Ta = P (RθJC + RθCF + RθFA)
P : 発熱量
Tj: ジャンクション温度
Ta: 周囲温度
RθJC: ジャンクションとケース間の熱抵抗
RθCF: ケースと放熱器間の熱抵抗
RθFA: 放熱器と空気間の熱抵抗
一回だけ温度計で測定したことがあってその時は、室温が27Cでクローゼット内部の温度は35Cでした。
つまり、室温が32Cの場合、単純計算で仮にオフセットが8Cとするとクローゼット内部は40C近くに達します。
ルータの動作環境は、0C~40Cなので、Ta > 40Cは熱暴走への突入と考えても良いと思います。
仮にTjmax (最大ジャンクション温度 : 熱暴走する温度)とすると以下のような式であらわすことができ、Tjをどうにか小さくしてTjmaxを超えないようにすれば良いことになります。
Tjmax > Tj = P (RθJC + RθCF + RθFA) + Ta
そこで考えられる方法として以下の二つがあります。
- クローゼットの壁に穴を開けてTaを室温と同じよう落とす
- ヒートシンクを貼り付けてRθCFとRθFAの熱抵抗の値を落とす
両方やるのもありなのですし、ルーターを分解してボディ自体の熱抵抗を下げる方法もありますが、とりあえずヒートシンクを貼るというとても楽な方法にしました。
○ヒートシンクを購入して貼る
以下のブツを購入。
両面テープやシリコンパッドなどがついていたので選びました。
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そして、付属してた両面テープでこんな感じで貼りました。
こんな感じで収まっています。
とりあえず様子見て、また熱暴走するようであれば、クローゼットに穴を開けるしかないかと思っています。
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