飯香岡八幡宮(いいがおかはちまんぐう)は、千葉県市原市八幡にある神社である。「八幡」の地名の由来となった。房総の魅力500選、ちば遺産100選にも選定されている。
概要
所在地
千葉県市原市八幡1057-1
最寄り駅はJR内房線八幡宿駅。西口から徒歩。
祭神
誉田別尊
息長帯姫尊
玉依姫尊
ほか7柱
歴史
飯香岡八幡宮として鎮座する以前は六所御影神社と称したといわれ、白鳳年間(675年)、一国一社の八幡宮として勧請されたことに起源を持つという。天平宝字3年(759年)、全国放生の地に鎮座する国府八幡宮と定められ、国府司祭の放生会を現在に伝える上総国の古社の一つである。中世以降、上総総社としての機能を持つ。その名残から国府総社と尊称されている。
保元3年(1158年)、山城国の石清水八幡宮『諸国荘園官符』に「上総国市原別宮」と記載され、石清水八幡宮別宮の市原八幡宮として中世以降、源氏・千葉氏・足利氏・徳川氏の崇敬を集めた。
徳川家康により、所領150石を安堵され、10万石の格式を与えられ明治に到る。旧社格は県社。
昭和43年(1968年)、本社の別宮として辰巳台神社が祀られた。
文化財
重要文化財(国指定)
本殿 - 室町時代中期(1393年-1466年)の建立。桁行三間、梁間二間、一重、入母屋造、向拝三間、銅板葺。昭和29年(1954年)09月17日指定。
千葉県指定有形文化財
拝殿
御輿
市原市指定有形文化財
大太刀
当世具足11領
千葉県指定天然記念物
夫婦銀杏
千葉県指定無形民俗文化財
市原の柳楯神事
位置 北緯35度32分15.11秒 東経140度7分3.63秒
主祭神 誉田別尊
息長帯姫尊
玉依姫尊ほか7柱
社格等 上総国総社
旧県社
創建 (伝)白鳳年間(675年)
本殿の様式 入母屋造銅板葺
例祭 旧暦8月15日
2023年03月07日
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