● 何だかんだ秋らしくなって来た(気がする)昨今ですが…
またまたかなり久しぶりの更新となって仕舞いました… ネタは色々あったのですが、なかなか筆(キー?)が進まず、といった感じで… まあ、まだまだ完全に「日常を取り戻した」と迄は言い難い情勢ですから、 なかなか物事が捗らないものですね…
● 季節外れ(!?)のル・マン24時間レースがスタート!
ま、後ろ向きなハナシはこれくらいにして、 久々の更新なので、先ずはリハビリに色々世間話でも… まだまだ油断は出来ぬ状況ながら、 それでも尚、世の中は少しずつ動き始めて居ります。 スポーツその他の各種イベント・催し事等も、 新型コロナ感染対策の配慮をしつつ、制限つきながらも実施される様になって来ましたね。
で、遥か仏蘭西ではこの週末(これ書いている内にスタートして仕舞いましたが…) このコロナ禍によって例年の夏至に近い6月より秋分を迎えようとする9月に開催延期された、 伝統のル・マン24時間レースがスタートしますね。 何しろこの様な状況ですから、WECでも殆どのイベントがキャンセルされる寂しいシーズンとなりましたが、 取り敢えずこの伝統のイベントが開催出来たのはそんな中でも一筋の光明… そう言えば、本年は所謂「世界3大レース」の一角、モナコGPが開催出来ませんでしたので、 これまた季節外れの開催となった Indy 500 で佐藤琢磨が優勝!した事もあり、 このル・マンでトヨタ車の何れかが優勝すれば、開催された「2大レース」全てで日本人ドライバーが優勝! なんて話題にもなりましたねぇ…
さて、昨「スーパーシーズン」で(恐らく)今後暫くは成されないであろうワンシーズンル・マン2勝を達成した王者トヨタは 現規定での有終の美(いや、まあシリーズ最終戦じゃないんですが…)を飾れるか!? そして、この戒めより解き放たれた王者に挑むプライヴェティアー達はどこまで食い下がれるか… 或いは一矢報いる事が出来るか!? 何だかんだ言って、見所はいっぱいありそうですね!
以前「ここ最近のル・マン決勝スタート日は『トミカの日』と重なる事が多い」と書いた事があるのですが、 3ヶ月延期された今回もまた、決勝スタートは第3土曜日・「トミカの日」となりました…! これは何かの偶然?それとも…!?
● 【INDY 500】43歳、異例尽くしの第104回大会を制す!
さて、ル・マンの話題で少々触れましたが、レースの話しをするからには、 最早旧聞に属しますが、やはりこの話題を外す事は出来ないでしょう。 皆さん既にご存知の通り去る8月開催の異例尽くしの第104回インディ500で、 佐藤琢磨選手が2度目の優勝!を果たしました! これで彼は20人目のインディ500「Multiple winner」となったのです。
同イベントで2度の優勝を果たしたのはF1レギュラー出身では「Emo」事 Emerson Fittipaldi、 Juan Pablo Montoya(彼の場合、初優勝はF1に乗る以前ですが)に続き3人目、 後1勝すれば(F1レギュラー出身者では)単独トップと言う事になりますね! 43歳と云うのは世間一般ではスポーツマンとしては年嵩なイメージがあるかも知れませんが、 距離が長くある種耐久レースの様な要素もあるIndy500では経験が物を言う面もあるので、 まだまだ狙えますよ! 現に先程名を挙げたエモは46歳、 4度優勝のAl Unser(Sr.)は47歳(彼は5/29生まれなのでほぼ48歳ですよ)で優勝していますからね。
然し、佐藤琢磨の最大の魅力は、その最早ベテランの領域に達する巧みさ、老獪さ、クレバーな面を見せつつも、 同時に若いルーキーの様なアグレッシヴさを決して失っていない所ではないでしょうか? 彼のそんな部分が人々を引き付け、まだまだ行ける、と大いに期待させるのだろう、と筆者は思ってます。