● 前回の話の続きになりますが…
前回からの流れに法れば、 本日は「平成最後の」木曜日!ですね…「七曜」でいえば、ですが。 一方、前回ちらっと触れた「六曜」では、本日は「大安」。 その名の通り、六曜は6日で一巡しますから、 平成は「仏滅」で終わり、令和は「大安」で始まる、という事になりますね。
■ P.R.
…この仏滅で終わる、というのを気にする方も中には居るかも知れませんが、 この種の暦注の撰日法(これは六曜なら「六曜」のキーワードで検索を掛ければ直ぐに出てきます。 Wikipediaのページでも解説されています)は機械的なものであって、 要するに現在通常使用されている「七曜」(日・月・火・水・木・金・土)と特段変わらないモノですから、 深刻に考える必要は無いのです。 そうかといって、口角泡飛ばしてヒカガクテキダー!インシューニトラワレテウンタラカンタラ… 等とワメキ散らすのも何だか馬鹿げてる気がするんですよねぇ…野暮というか余裕が無いというか、 例えて言うなら、大の大人が「サンタクロースなんて居ないんだぁあああああああああ!」 等と鼻息荒く言い放って悦に入っている様な、ね。 …まあ、暦注もそうですが、卜占の類など、好い事だけ信じる…と言うか全て好い様に解釈して置けば良いのですよ!
ところで、この種の暦注としては他に干支、九星、十二直、二十八宿等がありますが、 干支にしても甲子から癸亥まで全60、それぞれ「干」が10、「支」が12、九星以下の物はその名が表す通り、 9、12、28通りなわけですから、とっくに「平成最後」が始まっているのですね。
それにしても、この様にカレンダーひとつ眺めて居るだけでも、 嘗て意識の上にも上らなかった「平成の終焉」がいよいよ近づいているのだなぁ…との実感が湧いてきますね。 なんだかちょっと不思議な気分です。