ねこせいかつ

なおみさんのダーリンは動物が苦手でした。

飼っていたインコはもちろん、

ウサギさんも飼っていましたが、
触ったこともありません。

子猫の声を聞いた時も、面倒くさいオーラ全開！！

なおみさんは、
「無事、エンジンに巻き込まれなくて助かったとしても、
きっと、捨ててくるわ〜」

気が気ではありませんでした。

数時間が過ぎ、ダーリンが帰ってきました。

「これ・・・」

ダーリンはぶっきらぼうに段ボールの箱をなおみさんに
渡しました。

中にはオイルまみれの小さい子猫がみゃーみゃー、
鳴いていました。

なおみさんは、ひとまず、水で濡らしたタオルで
丁寧に体を拭きだしました。

私はその話を聞いたとき、
「お風呂に入れたらだめなの？」

いやー、私は無知です。
お恥ずかしい・・・

子猫をお風呂に入れるのは危険が伴う
らしいんです。

少しずつ、少しずつ、濡らしたタオルで
拭いていきました。

私が、初めてにゃんこちゃんにあったのは、
それから数日後でした。

まだ、体のあちこちがオイルで黒く汚れています。

目に、オイルが入ったのでしょうか。
目も開いているのか、開いていないのか、
わからない状態です。

「目もおかしいけど、鼻水が止まらなくて…
早くに病院に連れて行きたいねんけど、
ダーリンが、病院いかんでいい、って言うねん」


なおみさんのところにやって来たにゃんこちゃん、
運命はいかに・・・





　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

今、食べてるフードはこれです。今なら、迷子札がもらえますよ〜
うちの子ももらいましたっ



次回予定のフードです。




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