2017年12月07日
家政夫パタリロ!(2)奥様はパタリロ?でも、普段のパタリロとは違うとにかくキュートで可愛いおパタのお話です!
みなさん、こんにちは。
ナツノナカノです。
さて今日は「奥様はパタリロ!」ですね。
家政夫パタリロシリーズの2作目となっております。父親が残した借金100億円を月々10万円ずつ返している苦労少年“越後屋波多利郎”(えちごやぱたりろう)の涙と笑いの人情話です。
奥様はパタリロ! (花とゆめコミックス) [ 魔夜峰央 ]
前回の家政夫パタリロ!では、家政夫として大金持ちのお宅で様々な活躍ぶりをみせていた波多利郎ですが、今回は全編女装です(笑)
【奥様はパタリロ!】
今回アラファト家政婦派遣協会にきた依頼は、アメリカの実業家ビンセント氏からのものでした。日本での外食産業参入の発表記者会見に家出した奥さんの代理として出席して欲しいというのですが、その奥さんとはおパタ(波多利郎)が女装した姿にそっくりだったのです
ビンセントの本当の妻、マシュマロは学生時代キャンパスの女王と呼ばれたマドンナでした。彼女を射止めたビンセントは男子学生から妬まれるほどでしたが、浮気性のマシュマロは結婚後も次々と若い男のもとへ走り、家出してはしばらくして戻るという生活を繰り返していました。
今回もテニスのインストラクターのもとへ走っていたマシュマロの事を、ビンセントは心から愛していたのですが、マシュマロにそっくりなおパタの女装姿を見て初めて心を動かされます。しかも記者会見の場をたくみな会話で切り抜けたおパタ。ビンセントの目がハートになっちゃうのも無理からぬことですね
えーと…元は波多利郎ですし、少年なんですけど(笑)
このおパタの女装に関しては、前回守銭奴キャラに走りつつあった波多利郎がおしとやかで、可愛らしくてすごく純粋な娘に大変身してるんですよ。とにかくおパタが可愛い!キュート!
そんなビンセントとおパタの元へ“生肉”と脅迫状が入った宅急便が届けられます。その肉は奥さんの体の一部だというのです。脅迫状にはビンセントが日本で始めようとしている「野菜丼」を出す外食チェーン展開を無期限に延期しろ、というものでした。
お目付け役のおクマさんとおパタは調査を始めます。そしてあっという間に犯人を突き止めます。何せ、アラファト家政夫派遣協会はCIAの下請けもやっていますからね。協会の秘密調査部が調べればちょちょいのちょいですわ。
そうして突き止めた先のホテルの部屋には、マシュマロとテニスのインストラクターがいました。いや、テニスのインストラクターは仮の姿、男は全日本豚肉共闘評議会の工作員だったのです。日本での豚肉の生産と消費拡大を目指しているという…ww野菜丼の“うまみ成分”には米国産牛肉のエキスが使われているため、それを阻止するためにマシュマロに近づいたのです。
しかも!マシュマロは彼とグルだったのです!
実はマシュマロもビンセントを愛していました。でも自分をほっといて仕事ばかりしているビンセントへの当てつけだったのです。
部屋では豚肉評議会の工作員とおパタのはげしい戦いが始まりますが、おパタも一流の家政夫です。戦闘の末、見事勝利したおパタは工作員をCIAに引き渡し、マシュマロとビンセントも心を通わせあい一件落着なのでした
これが「奥様はパタリロ!」の第一話なのですが、これは序章に過ぎません。この後、ビンセントに紹介された派遣先でもおパタとおクマさんは、大活躍します。美しきマドンナ、マシュマロの代わりとしてだったり、美人局をやったりSMの女王様をやったり、メイド喫茶をやってみたりww
この「奥様はパタリロ!」は全体のバランスがとても良いですね。始まりがあって、涙あり笑いあり、汚いギャグあり、そうして最後はキュッと締めてくれます。全編通してぜひ読んで頂きたい一冊ですね。最後は胸を締め付けられるような終わりになっています。
あぁやっぱりパタリロは面白い…魔夜先生さすがです…
次回は「ビストロ温泉パタリロ!」です!
ナツノナカノです。
さて今日は「奥様はパタリロ!」ですね。
家政夫パタリロシリーズの2作目となっております。父親が残した借金100億円を月々10万円ずつ返している苦労少年“越後屋波多利郎”(えちごやぱたりろう)の涙と笑いの人情話です。
奥様はパタリロ! (花とゆめコミックス) [ 魔夜峰央 ]
前回の家政夫パタリロ!では、家政夫として大金持ちのお宅で様々な活躍ぶりをみせていた波多利郎ですが、今回は全編女装です(笑)
【奥様はパタリロ!】
今回アラファト家政婦派遣協会にきた依頼は、アメリカの実業家ビンセント氏からのものでした。日本での外食産業参入の発表記者会見に家出した奥さんの代理として出席して欲しいというのですが、その奥さんとはおパタ(波多利郎)が女装した姿にそっくりだったのです
ビンセントの本当の妻、マシュマロは学生時代キャンパスの女王と呼ばれたマドンナでした。彼女を射止めたビンセントは男子学生から妬まれるほどでしたが、浮気性のマシュマロは結婚後も次々と若い男のもとへ走り、家出してはしばらくして戻るという生活を繰り返していました。
今回もテニスのインストラクターのもとへ走っていたマシュマロの事を、ビンセントは心から愛していたのですが、マシュマロにそっくりなおパタの女装姿を見て初めて心を動かされます。しかも記者会見の場をたくみな会話で切り抜けたおパタ。ビンセントの目がハートになっちゃうのも無理からぬことですね
えーと…元は波多利郎ですし、少年なんですけど(笑)
このおパタの女装に関しては、前回守銭奴キャラに走りつつあった波多利郎がおしとやかで、可愛らしくてすごく純粋な娘に大変身してるんですよ。とにかくおパタが可愛い!キュート!
そんなビンセントとおパタの元へ“生肉”と脅迫状が入った宅急便が届けられます。その肉は奥さんの体の一部だというのです。脅迫状にはビンセントが日本で始めようとしている「野菜丼」を出す外食チェーン展開を無期限に延期しろ、というものでした。
お目付け役のおクマさんとおパタは調査を始めます。そしてあっという間に犯人を突き止めます。何せ、アラファト家政夫派遣協会はCIAの下請けもやっていますからね。協会の秘密調査部が調べればちょちょいのちょいですわ。
そうして突き止めた先のホテルの部屋には、マシュマロとテニスのインストラクターがいました。いや、テニスのインストラクターは仮の姿、男は全日本豚肉共闘評議会の工作員だったのです。日本での豚肉の生産と消費拡大を目指しているという…ww野菜丼の“うまみ成分”には米国産牛肉のエキスが使われているため、それを阻止するためにマシュマロに近づいたのです。
しかも!マシュマロは彼とグルだったのです!
実はマシュマロもビンセントを愛していました。でも自分をほっといて仕事ばかりしているビンセントへの当てつけだったのです。
部屋では豚肉評議会の工作員とおパタのはげしい戦いが始まりますが、おパタも一流の家政夫です。戦闘の末、見事勝利したおパタは工作員をCIAに引き渡し、マシュマロとビンセントも心を通わせあい一件落着なのでした
これが「奥様はパタリロ!」の第一話なのですが、これは序章に過ぎません。この後、ビンセントに紹介された派遣先でもおパタとおクマさんは、大活躍します。美しきマドンナ、マシュマロの代わりとしてだったり、美人局をやったりSMの女王様をやったり、メイド喫茶をやってみたりww
この「奥様はパタリロ!」は全体のバランスがとても良いですね。始まりがあって、涙あり笑いあり、汚いギャグあり、そうして最後はキュッと締めてくれます。全編通してぜひ読んで頂きたい一冊ですね。最後は胸を締め付けられるような終わりになっています。
あぁやっぱりパタリロは面白い…魔夜先生さすがです…
次回は「ビストロ温泉パタリロ!」です!
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