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2016年09月11日

空遍路(66)「おへんろで いちばん高い 雲辺寺(うんぺんじ)」

(=^ェ^=) とうとう、このお寺から第4ステージか、

▽・w・▽ おへんろ旅も最後の県、香川へ入ってまいりました、

(=^ェ^=) いきなり山深いお寺で標高もかなりありそう、ロープウェイが無ければ、完全に登山やな、

▽・w・▽ 四国八十八カ所のなかでも、いちばん高所にあるのが、ここ雲辺寺やそうです、

(=^ェ^=) 標高911m、しかも関所寺か、いかにも、最終ステージにふさわしい始まり方や、

▽・w・▽ ヘリ動画に付ける音楽もそれらしいのがいいすね、

(=^ェ^=) 前回のミサ・ソレムニスに負けない音楽といえば、

▽・w・▽ ベートーベンもこの大作を書くとき参考にしたヘンデルの合唱曲「メサイア」とか・・・ハレルヤ・コーラスが有名ですが、

(=^ェ^=) ハレルヤはもう聞き飽きたし、すこし手前の4曲を続けて流そう、これがわずか8分足らずの出来事とは信じられないほど変化に富んだ音世界が繰り広げられてる、

▽・w・▽ ところで、このヘルムート・コッホ盤がイチオシということですが、通常の英語版でなくドイツ語版ですよ、

(=^ェ^=) 他にも素晴らしい演奏はあるかもしれないけど、たまたま出会ったこの演奏が、すっかり気に入ってしまって、今だに他の演奏を聴く気になれないほど・・・

▽・w・▽ どこがいいんすか、

(=^ェ^=) 旧東ドイツでは合唱王と呼ばれてたそうやけど、たしかにオーケストラをあやつる人というよりも、人々の声を束ねていって音楽を作りあげていくような、言い換えると、楽器も合唱団の一部として声のように柔らかく響かせるというか、

▽・w・▽ オーケストラはあと回しですか、

(=^ェ^=) うむ、合唱が主でオーケストラは従に聞こえる、ここはクレンペラーと正反対、

▽・w・▽ そういえば、クレンペラーのミサ・ソレムニスの場合は他にウィルヘルム・ピッツという合唱指揮者がいたような、

(=^ェ^=) そう、ピッツが合唱団をまとめてたから、はじめてクレンペラーはオーケストラに集中できたし、合唱団をオーケストラの一部としてコントロールすることもできたんや、

▽・w・▽ じゃあ声楽が主となるメサイアなんかはコッホの独壇場ってことすね、

(=^ェ^=) うむ、異例のドイツ語版ってことで敬遠されてんのか、今ひとつ人気がないみたいやけど、自分にはこれしか無いほどしっくり来てる、ぜひこの素晴らしさがより多くの人々へ伝わりますように・・・

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posted by なおいのおじさん at 19:27| 香川県

2016年09月08日

空遍路(65)「ミサ・ソレムニスで三角寺」

▽・w・▽ 65番札所は、愛媛県最後のお寺 三角寺、ひさびさの長距離移動になります、

(=^ェ^=) 64番 前神寺から65番 三角寺まで直線距離で約40キロ、ヘリ動画も10分越えてもうた、

▽・w・▽ というわけで、10分越えの曲ということであれこれ迷った末に、なんとミサ・ソレムニスですか、ベートーベンの、

(=^ェ^=) ベートーベンの中でも最重要作品にして、クレンペラーが後世に残した録音の中でもトップクラスに位置する名演、

▽・w・▽ この作品の目玉ともいえる長いフーガがピタリと収まりました、

(=^ェ^=) カンザキ氏による「ベートーベン:ミサ・ソレムニスの歌詞と音楽」に素晴らしい解説が載っているので、10代の若者は興味があればここを足がかりにさらに奥へ進んでいただきたい、

▽・w・▽ そういえば、最近はウェブから無料で楽譜をダウンロードできるんすね、

(=^ェ^=) つくづく、ありがたい世の中や、楽譜が読める君も読めない俺も、1度はのぞいておこう、

http://imslp.org/wiki/Missa_solemnis,_Op.123_(Beethoven,_Ludwig_van)

▽・w・▽ ところで、動画に取り入れたのはどの辺すか、

(=^ェ^=) 第3曲「クレド」の188小節から最後472小節まで、個人差あると思うけど、ベートーベンで最後までスゲーなあって飽きずに聴いてるのは、第九の第1楽章と、ミサ・ソレムニスのふたつのフーガ、

▽・w・▽ 今回の「クレド」ともうひとつはどこすか、

(=^ェ^=) 第2曲「グロリア」の310小節から最後569小節まで、第九のクレンペラーはスケルツォ以外オススメできないけど、ミサ・ソレムニスに関してはクレンペラー盤で初めてそのスゴさが分かる、この大作の名演を音源として後世に残してくれたことをホントにありがたく思う1枚や、

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posted by なおいのおじさん at 19:49| 愛媛県

2016年09月05日

空遍路(64)「見えないが すぐ目の前に 神の山」

▽・w・▽ 64番 前神寺(まえがみじ)、石鎚山(いしづちさん)信仰の拠点、真言宗石鉄(いしづち)派の総本山、信徒30万人ていうのも、なかなかなもんすね、

(=^ェ^=) 父の故郷の前神寺って、こんなデカいお寺やったんか・・・前を通っても、総本山とは思えないほど、地味でひっそりしてたから、てっきり八十八カ所でも、小粒なお寺かと思ってた、

▽・w・▽ 明治時代の神仏分離令で前神寺はいったんつぶされて、その代わりとして、すぐ西に石鎚神社が作られたってあるから、そのせいとちがいますか、ひっそりしてたんは、

(=^ェ^=) ああ、たしかに石鎚神社のほうが新しくて明るい雰囲気やったなあ、でも反面、周囲の森とじゅうぶん馴染(なじ)んでないような感じがしてたけど、そうか明治になって政府の都合で作られたんか、

▽・w・▽ 境内からは石鎚山が望めるんすか、

(=^ェ^=) いや、それが残念ながら、裏手の山にさえぎられて何も見えへん、何とか工夫して展望台からその雄姿を拝みたいけど、

▽・w・▽ ちなみに石鎚山は日本七霊山のひとつやそうです、

(=^ェ^=) のこり六つは?

▽・w・▽ 富士山、立山、白山に加えて、大山、大峰山、釈迦ヶ岳ってことですが、もともと「日本七霊山」というくくり方は石鎚山を語るときに限って使われるようですね、

(=^ェ^=) なるほど、父がこの山を「いしずっつぁん」て、地元有名人のように愛情をこめて呼んでた理由も、これでちょっと分かったような気がする、西日本を代表するような山の神様なんや、

「見えないが すぐ目の前に 神の山」


BGMは細野晴臣(ほその はるおみ)氏のアルバム「はらいそ」から七霊山のひとつ「Fujiyama Mama(フジヤマ・ママ)」下をクリックするとCDのほかに1曲ずつ試聴・ダウンロードできるサービスもご覧いただけます。

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posted by なおいのおじさん at 14:52| 愛媛県

2016年09月02日

空遍路(63)「へんろ道 ここで初めて 毘沙門天(びしゃもんてん)」

▽・w・▽ 八十八カ所で、ここ吉祥寺(きちじょうじ)だけが本尊としている毘沙門天(びしゃもんてん)なんすけど、一体どういう存在なんすか、

(=^ェ^=) 七福神の1人やろ、でも七福神てそもそも何や、

▽・w・▽ リンク先の記事によると、室町時代後期に始まった民間信仰で、農村や漁村を中心に広まったとあります、

(=^ェ^=) 仏教や神道に比べると、ずいぶん新しい、それに庶民的というか、姿形も親しみやすいし、

▽・w・▽ その中の1人、毘沙門天(びしゃもんてん)は四天王の1人でもあるそうです、四天王てなんすか?

(=^ェ^=) これもまた、皆目(かいもく=ぜんぜん)分からへん、お手上げや、そもそも、ものまね四天王すらハッキリ分からん、コロッケ、清水アキラ・・・あと誰や、

▽・w・▽ たしか、栗田貫一とビジーフォー、

(=^ェ^=) よし、じゃあ次にホンマもんの四天王を調べちくり、

▽・w・▽ 帝釈天(たいしゃくてん)というボスのもとで、東西南北に分かれて仏教を守るボディーガード的存在ですね、

(=^ェ^=) じゃあ、なんで四天王の中でも毘沙門天だけが七福神のメンバーになってるんや、

▽・w・▽ この記事がとても分かりやすい、これだけの文字数なのに実にスッキリと分かります、

http://cool-info.tokyo/bishamonten-722

(=^ェ^=) なるへそ、サムライの姿をしてるけど、もともとは財宝の神様か、それなら七福神のメンバーなんもうなずける・・・良く理解してる人の説明はじつに簡単で分かりやすいな、



BGMはグールドによるモーツアルト・ピアノソナタ第6番の第1楽章。最初はせっかちに弾き飛ばしてるような印象を受けるけれども、聞き返してみると、ギリギリのアップテンポながら、どの音も正確に鳴らしている、だから、このスリリングなテンポがだんだん最適なように思えてくるし、そうなると、これより遅いテンポの演奏が、どこか弛(たる)んでるように聞こえてしまう・・・グールドマジックというか、伝統的なモーツアルト像を根本から問い直すような刺激的演奏・・・

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posted by なおいのおじさん at 17:00| 愛媛県

2016年09月01日

空遍路(62)「なかつかさ279」

▽・w・▽ 「なかつかさ279」、新しいアイドルグループですか、しかし、279人もいたらどうやって行けば良いのか・・・

(=^ェ^=) バカを言うもんぢぁーない、幕末から大正にかけて四国八十八カ所を徒歩で279周したミスターお遍路こと「中務 茂兵衛(なかつかさ もへい)氏」のことでござる、

▽・w・▽ どこかのえらいお坊さんなんすか、

(=^ェ^=) いや、肩書きもないごく普通の人やったらしい、それが二十歳を過ぎてふと駆り立てられるように、山口県の田舎を出て、船で愛媛県松山市へと渡り、その後一生をかけて、ただひたすら八十八カ所めぐりを続けたそうや、で、その姿が世間に知れることになって、逆にお寺が彼に僧侶の資格を与えたとか・・・とにかく規格外のどえりゃあ人物や、

▽・w・▽ 道しるべの整備でも有名な人なんすね、

(=^ェ^=) 42歳のときに88回目のお遍路をやりとげてからは、毎回、道しるべを立てて回るようになって、現在確認されてるだけでも240基ほどが点在していて、ここ62番 宝寿寺(ほうじゅじ)のそばにも、254度目のお遍路で道しるべを残している、

▽・w・▽ ミスターお遍路か、それにしても回り過ぎとちがうか・・・



(=^ェ^=) BGMは前々回、話題にも上ったグールドのモーツアルトからピアノソナタ第2番の第1楽章。

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posted by なおいのおじさん at 12:23| 愛媛県
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