▽・w・▽ この映画の主役のひとりでもある篠原(しのはら)巡査、彼は篠原重工の社長の息子で、ふたりは犬猿の仲という、
(=^ェ^=) 父親は一度も登場しないけど、篠原巡査が、篠原重工の開発した「HOS(ホス)」という画期的OSの闇の部分にせまることが、同時に父親という壁と向き合ってそれを乗り越えていく、青春期の通過儀礼という意味あいもあって、遠巻きに青春映画としての魅力もそなえている、
▽・w・▽ そんでもって、重大な欠陥のあるHOSを作った篠原重工の責任は問われず、その欠陥を暴こうとした篠原巡査は謹慎処分を食らうことで、この言い争いがおこると、
(=^ェ^=) ふたりが同時にしゃべるんで、聞きづらいこと、この上ないけれど、じっさいの言い争いも、まさにこんな感じなんで、試みとしては非常に面白い、
課長と篠原巡査の言い争い
▽・w・▽ 言い争いのすぐあとに来るこのシーンは、いかにも夏らしいすね、積乱雲を上から映していくと、洗い立ての作業服やシーツが風になびいて、
(=^ェ^=) この映画の細かい描写には恐れ入るけど、こういう積乱雲の写し方も、なかなかありそうで無い独創的なカメラワーク、
▽・w・▽ そのあとのシーンでは雲もゆっくり流れて、
(=^ェ^=) すべてやないけど、ほとんどの場面で、雲をゆっくりと動かしていて、この辺のていねいな仕事ぶりもさすがというか、
▽・w・▽ ていねいといえば、篠原巡査の「隊長っ!」って言うときの顔の表情も、
(=^ェ^=) このひと言のために、10枚くらい顔の変化をつなげていて、そのうち8枚を抜き出してスライドショーにしてみた、
▽・w・▽ 映画ではほんの一瞬のことなのに、こんだけ労力かけるとは、
(=^ェ^=) 執念というか情熱というか、この映画にかける熱い思いが伝わってくる、
▽・w・▽ 「七人の侍」にも通じるような制作現場の熱気が、見ごたえのある映画を作ってるんすね、
(=^ェ^=) いやあ、映画ってホントに良いもんですね、それではまたお会いしましょう!
▽・w・▽ 誰すか?