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2015年06月05日

12年前の近江梅雨輪行(2)「近江富士花緑公園から希望ヶ丘文化公園へ」

b.ところで12年前といえば、デジタルカメラの出始めたころ、フィルムカメラと比べてどうでした?

a.当時はオモチャみたいな変てこなデザインが多かったし、画質はフィルムカメラに遠く及ばなかったし、乗り換えるには相当な思い切りが必要だった、

b.それでもデジカメに乗り換えたのは、

a.パソコンの画面で楽しむていどなら十分だったし、何より現像やプリントの費用や手間が省けてすごく楽になった、フィルム代もかからないから、好きなだけ撮れるようになって、デジカメのマイナスが完全に帳消しされておつりが出た、

b.費用といえば、JRが輪行料金を取らなくなったのもちょうどこの時期、

a.それまでは手荷物料金といって別料金で荷札を買って付けなきゃならなかった、それが廃止になったのもこの時期なんで、よけい輪行に拍車がかかった、

b.それじゃそろそろ前回の続き、近江富士花緑公園内から始めましょう、ここは道路を挟んでかなり広い敷地に広がってるんすね、

a.このヨーロッパ風の少し安っぽい噴水広場もそうやけど、全体にバブル経済のころの浮かれた雰囲気が漂ってる、のちのち自治体におおいかぶさる維持管理費なんてこれっぽっちも念頭にないようなお祭りムード、

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b.でも取りあえず作っといて良かったんじゃないすか、浮かれなきゃ、これほどの公園は作れなかったろうし、

a.そうかもしれない、お金がある内に形に残しておいて正解だった、

b.花壇の周囲にはさまざまな樹木も名札付きで並んでいて、そこを散歩してるとけっこうな時間になります、

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a.陸橋で道路の向こう側も歩けるし、そのまま近江富士つまり三上山(ミカミヤマ)へ登ることもできるし、途中の高台の四阿(アズマヤ)もたいそう見晴らしがいい、

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b.この「うつくし松」が園内でいちばん珍しい品種か、

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a.根本から枝分かれするユニークな松で滋賀県でもこのエリアだけの名物らしい、

b.広重(ヒロシゲ)の東海道53次にも描かれてるのか、知らんかった、

a.さあみっちり園内を散策したし、また自転車で先へ進もう、

b.これが希望ヶ丘文化公園かあ、入り口からして京都市じゃあり得ないような広い空間、バブル経済に浮かれて作ったようなスケール感、

a.この日は初のことで、正面から入ったけど、自転車なら途中のかやぶき屋根を合図に細道に入ってショートカットもできる(地図参照)、この細道なら四季の花々も楽しめるし、とくに梅林がすばらしい、

b.ロックコンサートでもあるのか、巨大な野外ステージを組んでる、降りしきる雨んなかご苦労さんです、

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a.こっちでは野球の試合も、

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b.しっかり雨やのに、けっこうみんな外で動いてるんやなあ、


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