b.さて、今われわれのいる活津(イクツ)彦根神社、すぐ西は西の湖(ニシノコ)ですが、
a.安土城ができたころは、信長公もこの西の湖(ニシノコ)で船遊びを楽しんだそうや、
b.そうか、そんでか、安土城から見て西にあるから西の湖(ニシノコ)や、
a.当時はもっと広い湖(ミズウミ)で、城からじかに船を出せたらしい、
b.なるほど、じゃあ城を守る天然のお堀という役目もあったんか、
a.そんな西の湖(ニシノコ)にそってサイクリングロードを進んでいこう、
b.ラジャー(roger=了解)、
「ラジャー」についての徹底的な解説をウェブで発見!
http://www.geocities.co.jp/HeartLand-Oak/1554/roger.html
a.この道、ながめも良いし、とっても走りやすいのに、いつも走ってるヒト見かけんなあ、
b.滋賀県は、びわ湖を中心として、ながめは良いし道は空(ス)いてるし自転車天国なのに、もったいないっす、
「滋賀のヒト 玄関前から チャリ天や」
a.おまけに、びわ湖をぐるっとJRが一周してるから、輪行天国でもある、
「びわ湖なら どこでも輪行 でけるでよ」
b.ここは休憩所かなあ、
a.ここも立派なんやけどあまり使われてない、夏は草ぼうぼうで昆虫の休憩所になってる、
b.残念な話ですね、石を組んで基礎からしっかり作ってんのに、
a.でも、このスカスカ感が逆にありがたいような、日ごろ都会の過密な空間にいると、
b.こんな広々したながめも都会じゃあり得ませんしねえ、
a.オマケにびわ湖まで横たわってるし、
b.どこすか?
a.いちばん遠くの山なみの手前に、
b.じゃあなおさら広々してんのか、
「滋賀県は びわ湖でもっと 広々と」
a.ところで、このあたり、寒さのせいでサクラの開花が遅いんやなあ、京都はもう満開やのに、
b.そんな肌寒い風のなか、西の湖(ニシノコ)をめぐる船遊び(フナアソビ)の一行(イッコウ)が、
「風さむく 水郷(スイゴウ)めぐり 三分咲き」
a.風でけっこう波立ってるし、ゆれて酔いそうやなあ、
b.でも、絵になりますね、こうやって陸(オカ)からながめてると、
a.こんな風に信長公も楽しんだのかなあ、
b.風のない満月の夜とか、幻想的でしょうね、月明かりで、
「信長の すくう手のひら 水の月」
a.さて、西の湖(ニシノコ)を去って、八幡山の山すそにのびる歴史を感じさせる細道へ、
b.病院に始まって納骨堂があったりと、少しかげりのある小道ですけど、じつに豊かな情感がありますねえ、
a.ブラームスとか、後期ロマン派の少しゆううつな室内楽とか似合いそうやなあ、たとえばこんな、
b.ここにも松明(タイマツ)らしき、巨大なオブジェ(=芸術的な物体)が、
a.意味ありげやなあ、これって西の湖(ニシノコ)に生えてるヨシを束ねてるんちゃうかなあ、
b.ほんまですねえ、西の湖(ニシノコ)のヨシかどうかまで分かりませんけど、
a.ナニまつりで使うんやろ、
b.日牟禮(ヒムレ)八幡宮の八幡まつりちゃいますか、4月14〜15の二日間っていうから、
a.こんだけ作んの大変やなあ、しっかり結ばんとすぐバラケるし、そうとう重いし、デカいし、
b.千年以上続いてるそうです、
a.なるほど、そんで千年灸(キュウ)も必要になるんか、
「灸(キュウ)据(ス)えて 千年つづく まつりかな」
b.肩や腰に来ますもんねえ、お灸でも据(ス)えないと、それに千年灸も滋賀県長浜市が本社では、
a.うむ、現在はセネファという会社名で、ウィキペディアにものっておるぞ、
ウィキペディアから(株)「セネファ」の解説
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%BB%E3%83%8D%E3%83%95%E3%82%A1
価格:2,962円 |
【このカテゴリーの最新記事】
-
no image
-
no image
-
no image