iPadで編集後、iCloudで公開しています。
https://www.icloud.com/journal/ja-jp/#1;CAEQARoQZERUuABtLukjz2Qbnzsg-w;C434F335-86A8-40A3-AD21-195A9326A314
b.しかし、ひどかったすね、台風18号、さり気なくすっと日本列島に近づいて、近畿中心にハンパない雨をもたらした、それに竜巻まで、
a.京都府のお気に入りエリアがことごとく水浸しになって心が痛い、
b.京都を代表する嵐山やそこから川ぞいに伸びる桂川サイクリングロードも、
a.ただ、由良川(ユラガワ)の水害の方が桂川よりも深刻、福知山市はこの夏の花火大会といい、ホンマに気の毒や、
b.住居だけでなく収穫直前の耕作地も広い範囲で被害にあってます、
a.恐ろしいのは、この先、温暖化が加速していって、こんな状況が当たり前に、いや、もっとひどい状況が繰り返されてくのかも、そんなこと思うと気が滅入ってくるなあ、
b.そういえば、竜巻もかつてないほど発生してるし・・・毎年の水害で、観光どころじゃなくなってしまった嵐山とか、想像すると落ち込みますね、
a.まあ、起こるか分からない未来を心配しても始まらないし、気を取り直して行こう、前回に引き続き、5年前の9月に写したスナップ写真のつづきから、
b.前回は山のなかへ入っていく直前で終わってます、2008年9月13日のこと、
a.千本通(センボンドオリ)を北上、寺院で言うと、金閣寺と大徳寺の間、「五山の送り火」で言うと、左大文字と舟形の間を抜けて山の中へじわじわ登って行く府道31号線、
b.坂もだいぶ峠らしい険しさになってきましたが、店先のしょうゆだるが印象的な「松野醤油」さん、
a.木の樽(タル)の使い込まれた感じが良いなあ、
b.きっとこの道は昔にぎわってたんでしょうね、
a.京都の道なんて全部そうやろうけど、京の七口(キョウノナナクチ)のひとつで、昔は重要な街道筋だったようやな、
b.七口(ナナクチ)?、
a.京の町につながる主要7街道の出入り口をそう呼んだらしい、ちなみにここは長坂口らしい、
b.どおりで、さらに坂を登ってくと、光悦寺など歴史を感じさせる寺院が軒並みっす、
a.この通りをさらに右へ直角に曲がるとようやく市街地を抜けて山ん中へ入っていく、
b.写真にはありませんが、印象的な切り返しを2〜3度くりかえして、さらに200m弱のぼれば京見峠(412m)、
a.峠のあたりは木が茂って京見はできないけど、東に比叡山(ヒエイザン)の山頂がぽつんと、ずいぶん登ってきたなあ、
b.ススキが秋らしいっす、
a.すっかり山ん中やなあ、
b.すぐそこが大都会なんて思えないような集落が不意に現れてきました、
a.この日は峠を越えてからすぐ府道をそれて、氷室神社の先へ向かった、この道はクルマが行き止まりなんで、昔の風情がより濃く残ってる、
b.色づく稲穂に、コスモス、奥には北山杉のまっすぐな木立(コダチ)、これで一句出なきゃおかしい状況っす、
a.主役級がそろいすぎてかえって作りづらい、
「黄金田(コガネダ)に、コスモスピンク、スギ木立(コダチ)」、
b.これは北山杉ごしの稲刈り風景、
a.ちょうど良い場面に立ち会えて良かった、
「杉村の脱穀(ダッコク)ながめる杉の精」、
b.ほんとうは、ここから道なりに細道をたどって先ほどの府道へむすぶ予定だったんすね、
a.ところが、通行禁止のテープが貼られてたんで、これをあきらめ、トホホ状態で来た道を引き返すことになった、
b.このルート、ふつうは周山街道(国道162号線)へ抜けますが、
a.よりクルマの少ない道といえば、持越峠へ向かう右の道になる、
b.おお、また峠道の登りが始まっております、ふり返るとけっこうな山奥ですねえ、まっすぐ前を向いても山奥ですが、クルマもパタッと来なくなりましたぜ、親方、
a.それでも、電柱があるってことは、この先に人が住んでるってことか、すげえなあ、不便なのに、
b.先には雲ケ畑(クモガハタ)って地名もありますし、むかしから畑が耕されてたんちゃいますか、
a.なるほど、そりゃ畑があれば人も住んでるってことやもんなあ、
「奥山の雲たがやして雲ケ畑(クモガハタ)」、
【このカテゴリーの最新記事】
-
no image
-
no image
-
no image