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https://www.icloud.com/journal/ja-jp/#1;CAEQARoQZERUuABtLukjz2Qbnzsg-w;3A0789F6-50C8-4531-A5F3-D974E934608B
b.しかし、なんて清潔感あふれる広々した駅構内、
a.できてまだ間もない雰囲気、駅員の女性も感じ良いし、なにか地方都市の「やる気・元気・いわき」が伝わってくる、
b.駅前がこれまた広々して花壇や樹木も完備され、文句ないっす、自転車乗り入れ禁止はつらいけど、
a.これだけ力作の駅前を見せられると逆に心配になってくる、全体でいくらかかってるのか、何年で元取れんのか、
b.しかし、JRのとなりにあるKTRって何すか、
a.「北近畿タンゴ鉄道」の略、天橋立へ行くなら、駅弁買ってこれに乗るということらしい、
b.ほんまや、こんなに種類あるんか、がんばってんなあ、じゃあボクは「丹後の焼きサバ寿司」で、
a.「じゃあボクは」とちゃうで(=じゃない)、オレらこれからクソ暑いなか、自転車こぎまくるんや、のんびり焼きサバ寿司食うてる場合やない、
b.ああそうか、すし食ってる場合やないんか、おのれ、チャリンコめ〜、
a.それでは駅前からとりあえず、福知山城でも眺めて、それから由良川(ユラガワ)にそってとなりの綾部市へ向かっていこう、
b.でも、さっきから何度もお城へ向かおうとしてるんすけど、いっこうに城の「し」の字も見えてこないっす、
a.おかしいなあ、地図見ながら走ってるけど、ぜんぜん場所が合わないんや、どういうこっちゃ、
b.ようやく分かりました、我々の地図は古いから、駅の南口をにぎやかな北口と勘違いしてたんすよ、
a.なるへそ、それでいちいち逆に進んでたのか、おのれ、いきなり敵の策略にはまってしまった、
b.ここは名将、明智光秀の御城下でございますから、いろいろ仕掛けが潜んでおるやも、
a.ああ、出だしからいきなり体力奪われるわ、
b.ずいぶん、逆に進んだもんすね、
a.綾部市に向かって由良川(ユラガワ)上流へ進んだつもりやのに、すっかりそのまんま下流に走ってもうた、どうしてくれんねん、責任者出てこい、
b.だけど、おかげで由良川(ユラガワ)の豊かな自然をじっくり堪能できました、
a.やはり、京都市内の川と違うんだな、どこが違うんかなあ、
b.全体に広いんとちゃいますか、ミドリも多いし、
a.堤防はコンクリートで固めてあるけど、その上にびっしり草がおおって、また元の川の姿へもどろうとしてるような、
b.人工物に対する草の反撃か、自然との戦いは雑草との戦いなんすかね、
a.そういえば夏になると、農家のヒトや道路整備のヒトは来る日も来る日も草刈りしてるもんな、
b.そんな中、こちらはがけ崩れという自然災害と戦っております、
a.残念ながら福知山城は間近で見られなかったけど、こうやって由良川(ユラガワ)の両岸を隈無く(クマナク=じっくり)眺めることができて良かった、
b.この畑も素晴らしいですね、背景の山ともマッチして、
a.うしろ2列はシソのようだけど、手前はクリの木かなあ、
b.さあ、しかしなにか広くてイイっすね、土もしっかり手入れされて、自然に生えてる周囲の木々とも調和して、
a.真新しい駅前広場も良かったけど、この畑を見てると、ようやく福知山っていう土地の実力を目の当り(マノアタリ=目の前)にしてるような気分、
b.魅力的ですねえ、
a.なんやろ、ありふれた畑の景色なのに、全然違うんだ、京都市近郊と、
b.さて、そんなこんなで段々と福知山の中心部へ戻ってまいりました、
a.優美な曲線を描く大橋の横にお城が小さく見えてら、
b.さあ、ここから再スタートですね、
a.まるでおのれの人生みたいに遠回りしたけど、本来はここから川の上流へ向かう予定やったんやな、ああ良かった、予定のルート短めにしといて、
b.ほんま日帰り旅といっても、何が起こるか分かりませんからね、十分ゆとりをもって行きたいもんです、
より大きな地図で 福知山駅前〜迷いながら由良川めぐり を表示
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