2024年09月17日
たった1万円・・・1990年代未使用26インチクロモリMTBフレームで組み上げたグラベルロードバイク、最近こればっかり乗ってますますしっくり来てるの何でや!?
なんでなんすか、
27.5インチMTB(マウンテンバイク)の走りに慣れてその良さも分かってきたけど、乗れば乗るほど長年乗り続けたひと回り小型な26インチフレームが恋しく、
タイヤもフレームもひと回り小さくなるから、視界も巡航性能(スピードを維持するチカラ)も低くなって、乗り始めはむしろ違和感ばかりだったんじゃ、
最初はたしかに27.5インチのカラダになってたから違和感も強かったけど、1996年に購入して20年も乗り続けた26インチMTBの感覚がだんだん蘇(よみがえ)って来て、
そうなると、26インチの魅力ばかりが感じられるようになってきたと、
視界が低いってことは、そのぶん風の抵抗も低いわけで、爽快感はイマイチやけど向かい風には強くなるし、タイヤ径(けい)がひと回り小さいから加速性能にも優れてるし、26インチで1.75インチのスリックタイヤなら、小径車(しょうけいしゃ=ミニベロ)みたいな乗り心地の硬さもまったく無いし、27.5インチほどじゃないけど、ミニベロには無い巡航性能(スピード保持能力)もそれなりにあるし、
ドロップハンドルなんで、下ハンにぎって走ると、さらに空気抵抗が減って強い向かい風の場面でもウソみたいにラクですね、
27.5インチMTBより全高も低く全長も短いから、停車中の取り回しも軽快で、そうなると良い景色に出会うたび停車してはカメラを取り出す乗り方をする自分にはピッタリなサイズ感で、
距離をかせぐ場合は27.5インチや700cのほうが有利ですけど、カメラもって近場を散歩するには最適な1台であると、
それと今はいてるパナレーサーの幅1.75インチ(約44mm)スリックタイヤも、とにかくすり減らずパンク知らずの通勤に特化しような重く実用的なタイヤなんで、ここから来る安心感もかなり大きく、
軽いばかりがええわけでもないと、
こうなると、次のタイヤは細く軽くするより、さらにひと回り太くて重い1.95インチ(=約50mm)幅の通勤用スリック(つるつる)タイヤでもええくらいで、
できるだけ停車しないで長い距離を快速走行するにはもっさりしますが、まったり走りながら良い景色に出会うたび立ち止まってスナップ撮影するには、荒れた路面からの突き上げも少なく最高の選択なのかも、
というわけで、実用車向けの安価で重く太いタイヤの魅力も再確認できたのも26インチ効果というわけで、
今でこそ、パナレーサーのグラベルキングは品質も安定しましたが、出始めのころ購入したモデルはしょっちゅうパンクして話にならんほど、
そうなると実用重視で面白味は無いけど、同じパナレーサーから通勤に特化して開発された『ツーキニスト』というロングセラータイヤのほうがより安価で安心できるタイヤなのかも、
とくにタイム競(きそ)って走るわけじゃないし、ちょっと重くなっても安価でパンクしない長持ちタイヤの安心感は無いすね、
オマケに太いタイヤなもんで空気圧も、40〜60psiとメチャ幅があって、上限まで入れたら半月くらいは空気入れなくても大丈夫やし、下限の空気圧で乗れば快適そのものやし、
Wレバーはどうすか、フロント3速リア8速で使ってますけど、
レバーのゆるみを自分の手ですぐ増し締めできるこちらが、シマノ製レバーよりも断然使いやすい!
ENE STEM MOUNT SHIFTER
https://www.diacompe.co.jp/parts#a09
リア側でだいたいの変速幅を決めて、あとはフロント3速中心でザックリ変速するやり方に慣れると、こまめな変速をせずにゆったりした気分で走れるし、Vブレーキ対応で作られたこちらのドロップハンドル用ブレーキレバーも、ソフトなタッチでガッツリ効(き)いて、いまだかつて無いほどええ感じ、
GC EVO-Vレバー (Vブレーキ用)
https://www.diacompe.co.jp/parts2#a04
けっこうな額を出せば、やっぱりええもんが手に入るもんすね、
Wレバーにしたおかげで、ブレーキレバー単体で購入できるから、変速メカが入らないぶんスリムでカッコ良く、ブレーキ専用レバーとしてカッチリ作ってあるから、いちどこの組み合わせに慣れると、便利な反面でもっさり高価なデュアルコントロールレバーにはもうもどりたくないような、
調整がより難しいとされるフロント側の変速ですが、指先の感覚ひとつで最適ポイントにミリ単位で調整できるのもじつに爽快ですね、
機械まかせでなく、自分が操(あやつ)ってる感があるしな、
でも、なんというか、わざわざ4台乗れる状態なのに、ここひと月ほどこの1台でまったく不足が無いというのも、なんか複雑な気分ですが、
そこは交換レンズともよく似てて、たくさんレンズの選択肢があっても、なぜか気に入ったレンズがあると、そればっかり使うようになって、他のレンズが必要無いような気分になったりして、
けど、ここまで話を聴いてみると、我々のようなのんびり街乗りサイクリストにとって、26インチフレームがどれほど魅力的なサイズの自転車であるか、よく分かったような、
ここへ来て26インチの魅力がしっかり再確認できたわけで、そうなると今度は未知の世界にも挑戦したくなるわけで、とにかくデカくて取り回しに難のある29インチフレームやけど、それでないと体験できない独自の魅力も知りたくなる、
いずれタイミングを見計(みはか)らって、心底(しんそこ)欲しいと思えるような29インチ自転車を1台手に入れて、その魅力がハッキリ実感できるまでしっかりと走り込んでみたいもんすね、
そういう意味では、マイナス面ばかり吹き込まれて未体験なままのミニベロの世界にもぜひ足を踏み入れて、その独特な魅力を実感したいもんやなあ、
そういう意味では、たはり5台くらいはいつでも乗れるようにしておきたいすね、
フレームサイズだけでも、ミニベロ、26インチ、27.5インチ、29インチ、700cと5種類にもなるし、これに掛け合わす駆動方式も無変速(ピスト)、変速、Eバイクといろいろあるし、最低でも5台は必要になるか・・・やはりメインとサブの2台に絞り込んで、じっくり付き合うほうがええのかなあ、