昨年もそうでしたが、
真夏のトンボの王様オニヤンマが、夏も終わりの今ごろになってよう見かけるのは何でや、
なんでなんすか、
先月が暑過ぎたせいか、
そういえば、最近は日陰に入るとかなり涼しいもんで、昼日中(ひるひなか)のサイクリングも何とかできるようになりましたが、先月はとても無理でした、
それでふと閃(ひらめ)いたんやけど、我々が若かった昭和のころの真夏って、ちょうど今くらいの気温だったんちゃうか、
だったらつじつま合いますね、今ごろオニヤンマとよく出会うわけですし、
というわけで、令和の真夏は9月にずらして、8月は特別にこれを『魔夏』と呼んでみよう、
ちなみに、9月スタートとされる秋ですけど、年々、遅れがひどくなって、平野部の紅葉シーズンもほぼ12月にずれ込んでますし、
なわけで、さいきんは秋と言っても、後半の晩秋(ばんしゅう)は冬の始まりと重なって『秋冬』(しゅうとう)と名付けたほうがしっくり来る、
ここまでの話をまとめてみますと、春夏秋冬(しゅんかしゅうとう)という四季のサイクルを、じっさいの肌感覚で置き換えてみると以下のようになると、
早春(そうしゅん・2月)
春本番(3〜4月)
初夏(5〜6月)
梅雨夏(つゆなつ・ 7月)
魔夏(まなつ・8月)
真夏(まなつ・9月)
初秋(しょしゅう・10〜11月)
秋冬(しゅうとう・11〜12月)
真冬(まふゆ・12〜1月)
晩冬(ばんとう・2月)
秋が冬に吸収されてる、そこが最大のポイントか・・・四季とは言っても、じっさいは三季みたいな、
そんなヤンマもまだ飛ぶ秋も遠いきょうのお題は、前回に引き続きカメラの話ですが、今回は高級カメラでないほうの庶民的カメラということで、
プロ写真家として庶民的なカメラ使いといえば、森山大道(もりやま だいどう)氏なわけで、気づけばもう80代か、
フィルム時代はオリンパスミューという大衆機で作品制作、コンデジでは高倍率ズームの NIKON COOLPIX S9000シリーズを使って作品展をやられてますし・・・あと大衆機というにはあまりに高価ですが、リコーGRシリーズも愛機とされてるようで、
この3台に共通するのは、小型軽量ってことなんで、街中スナップを得意とする森山氏にとっては、これが何よりも重要ってことやな、
ところで、高倍率ズーム機といえば超望遠撮影があるから、当然手ぶれしやすいわけで、ふつうはファインダーをのぞきながら、手ぶれしないようしっかりグリップして撮影するもんですが、むしろ小型軽量のほうを優先するカメラもあるんすね、
それがキヤノンさんから数年前に売り出されて、いまだ人気が衰えない超望遠高倍率ズームコンデジ 『 PowerShot SX740HS』 、
グリップがしっかりした一眼レフタイプやと軽くても600グラムほどになるけど、これはバッテリー込みでも300グラムなんで、一眼レフのサブ機としてもじゅうぶん使える、
リコーGRの半分以下の価格でこれだけできれば、画質がイマイチだろうとまったく問題無いすね、日々の撮影の合間をぬって、野鳥撮影や動画撮影の初歩的勉強ができるわけで、
なもんで、前回購入を考えてた話してたペンタックスのモノクロ専用機も、ちょっと待てよ、どうせならカラーもモノクロも両方得意になればええわけやし、だったら写した写真を常時(じょうじ)カラーとモノクロ両パターンで現像する習慣を作っとけば、たがいに影響し合って、さまざまな発見もあるような、
たしかにそれも一理ありますね・・・それでもなお実売価格27万円台のモノクロ専用機が欲しかったら、そのとき購入すればいいわけで、しばらくは野鳥撮影や動画撮影の入門用として、小型軽量で7万円弱の PowerShot SX740H で取り組むほうが、金銭的にも無理が無いし、今のままのカメラ生活はそのままに、プラスアルファーの効果も得られてイイすね、
あとカメラでやりたいと言えば、雨や夜の撮影がぜんぜん出来てないから、とりあえず、夜は天体モノとしてちょっと置いとくとして、まずは日中の雨の景色を撮(と)ってみたい、
もともとペンタックスさんはそういう撮影のために入門機からボディもレンズも手を抜かずに防滴仕様になってますしね、
傘は写すときいちいちジャマになるから防水の帽子にして、カメラバッグや靴も防水仕様にして、レインウエアはいま持ってるので間に合うし、
そこまで準備しとけば、雨の日の野外撮影も楽しめそうすね、
他にも色々とカメラ関連でやれてない事も多いけど、やはりちょっと涼しくなるだけでも、アタマが回り始めて楽しいな、
ちなみに、キヤノンさんのオンラインショップだと相場よりかなり安く手に入りますけど、納期は3ヶ月先ですね、
さよか、どおりでなんか変やと思ったんや・・・中古価格は異常に高止まりしてるし、アマゾンの新品価格もメーカーオンラインショップより高いし、
でも、おかげで一銭もおカネを使わずに、いろいろなカメラ生活のあり方を探(さぐ)れたわけで、
カメラの話になるとついつい高級品を無理して購入というお決まりのパターンになるんで、それが無いだけでもそうとう新鮮な気分やな、