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2024年03月13日

街乗りマウンテンバイク、その現在進行形としてのグラベルロードバイク


そのようにとらえたら、グラベルロードバイクがシクロクロスとキャラかぶりする事も無くなるか、

ロードバイクをオフロード向きに改造するとシクロクロス・・・いっぽうオフロード用マウンテンバイクをオンロード用に改造するとグラベルロードバイクになると、

これなら、見た目は似た2台も方向性は真逆になるもんな、

オンロード中心でオフ寄りするとシクロクロス、オフロード中心でオン寄りにするとグラベルロードバイク、というふうに、

舗装率が異様に高いこの日本にあって、なおかつ不本意にも里山(さとやま=アクセスしやすい低い山)を追われたマウンテンバイクが、いつしかグラベルロードに姿を変えて走るようになった、そんな背景も見えてくるような、

そういえば、本格的自転車生活を始めるきっかけになった1996年購入のフルリジッドMTB(サスペンションが付いてないマウンテンバイク)、ミヤタ・リッジランナーやけど、

勇(いさ)んで里山に入って行ったはいいものの、そこはすでにハイカーさん(山歩きを趣味とされる人たち)の縄張りみたいになっていて、明らかに歓迎されないムード・・・京都と大阪の境に位置する天王山の登山口には警察までがシャシャリ出て、マウンテンバイク入山禁止の立て看板、

せっかく購入したマウンテンバイクやけど、こんな事情からしだいにオフロードで肩身のせまい思いをするようになり、とうとう里山からも追われ、場違いなオンロードばかりを走る意味不明な自転車に成り下がって行ったんや、

そんなわけで、オフロードじゃ使い勝手の良い長めのハンドルも歩道を走れるよう600oにカット、

さらにバーハンドル自体も、ドロップハンドルに換(か)えたいとさえ思うようになり、

じゃあまさに今流行り(はやり)のグラベルロードバイクそのまんまやないすか、

こうして考えると、街乗りマウンテンバイクって平家の落人(おちうど)みたいやな、

京の都(みやこ)を追われ、名前を変え辺境に身をひそめ、ひたすらひっそり生き延びた平家の残党すか、

都を山、辺境を街に置き換えたら、そのまま街乗りマウンテンバイクの運命そのままや、

バーハンドルをドロップハンドルに換えてしまえば、平家(マウンテンバイク)と疑われる心配も少なく無くなりますし・・・でも、なんでこんな見方をするように、

京都府もかなりな山里(やまざと)で自転車店を開業されたオジさんがおられて、その方が乗られているグラベルロードバイク、フジ・フェザーCXが、店や周囲の景色にとても似合っていて、店のオーナーさん自身も、ロードバイクでは得られない独特の魅力にハマっておられるみたいで、そんな動画を何となく観てるとふとひらめいて・・・もっとも、この自転車はマウンテンバイクからのグラベルロードじゃなく、フジの看板商品でもあるピストバイクからの枝分かれモデルなんで、成り立ちは違うんやけど、

デフォルト(もともとの姿)よりもひとまわり小さいホイールに換(か)えてあって、そこにより重く太いタイヤをはめているので、なおさらマウンテンバイク風なごつい見た目になっています。ちなみに純然たるグラベルロードバイクは、同じフジからJARI(じゃり=砂利道のじゃり)シリーズが出ていてこちらも高評価です。


ちなみに、ここってかなりな田舎ですよね、

嵐山在住のころ、JR嵯峨嵐山駅から園部(そのべ)駅まで輪行し、そこからあちこち走り回ることも多かったけど、園部駅から綾部市や福知山市へ向かう途中に通り過ぎる片田舎(かたいなか)・・・よくここで店を開く気になったなあと逆に感心するほどひっそりしてる、

こちらの緯度経度をグーグルマップの検索欄にコピペするとお店の位置が分かります。
35.16331335857421, 135.38290364417708


けど、ここも例外なくなめらかな舗装路がほとんどでは、

なもんで、なおさらなぜ遅くて重いグラベルロードバイクを愛されてるのか興味が湧(わ)いてきて、

この店で買われた通学用自転車を3年ぶりに整備するこちらの映像も、なんと言うか、いかにも村の自転車屋さんという雰囲気で、我々10代のころは必ず近所にこんなオジサンがやっておられる自転車店があったもんで、なんか久しぶりに懐かしい映像を見たような、



町の自転車屋さんまかせで、自分でパンク修理すらできんかったもんな、

通学自転車もチェーンが伸びきって、そのたるみがチェーンケースにこすれていつも異音がしてましたし、

チェーンが錆びてもお構いなしで、ひどい乗り方してたし、

空気圧もへったくれもなく、

しかし、なぜかトラブルらしいトラブルもなく乗り続け、

さいきんは子供達の自転車用ヘルメットの着用率がどんどん上がってますけど、この勢いのまま小学校で自転車の乗り方や整備の基礎を教えたら、どれほど将来役立つか、

ホンマや、自転車だけでなく、クルマやバイクに乗る前の基礎訓練にもなるし、不用意にクルマやバイクの前に飛び出す危険性も薄まるし、

自転車は子供達が最初に大人社会と接する乗り物なので、ここでキッチリ教えるべきことは教えといた方が・・・ちなみに、パンク修理を覚えたのは何歳すか、

まことに恥ずかしい話やけど、1996年夏にミヤタ・リッジランナーを購入して、人生変わるほど自転車にハマりだした38歳の時点では、いまだパンク修理すらできず、

たしかタバコも吸ってたような、

タバコがやめられず、自転車のハンドルに灰皿付けようか真剣に悩んだくらいで、禁煙に成功するまでの数年間はタバコ吸いながら本格的マウンテンバイクに乗って息切れしたりという、

で、乗り始めて数年後、たまたま立ち寄った自転車店で、安い工具セットのひとつもあれば、自分でたいていの修理はできるとすすめられ、

そう、店にあった1万円もしない工具セットを即購入・・・それ以来現在まで台湾製のコイツがじつによく働いてくれて、あとは足りないぶんは単品で買い足すだけで、

自転車の素晴らしさのひとつは、わずかなスペースに安価な工具やパーツ類を持ち込むだけで、たいがいのことがやれてしまうとこすね、

プロの自転車屋さんにかなうはずも無いけど、さいきんはネットで詳しい情報も得られるから、それなりの整備は自分でやれるのが大きな強みやな、

自分ひとりで、エンジン・整備士・ドライバー、そのすべてをわりと簡単に体験できるのも、他の車両では味わえない自転車ならではの充実感・万能感すね、

楽天市場より

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1996年から2022年まで筆者が愛用していたフルリジッドマウンテンバイク『ミヤタ・リッジランナー』。2009年当時の姿は完全な輪行街乗り仕様ですが、かなり高額なシュワルベ・シュプリームという太目のスリックタイヤを履いていて、その快適で上質な乗り心地は今も印象に残っています。
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