ハンドルバーの両端に付ける角(つの)みたいな補助ハンドルで、今じゃめったに見かけなくなった地味パーツやけど、これが有ると無いとじゃ大違いで、さまざまな局面で大いに効果的なんで、昨年購入したアラヤの MFD(Muddy Fox Dirt マディフォックスダート)にもけっきょく後付け(あとづけ)することにしたんや、
タイオガ Power Studs 5 (HBE013-) パワースタッド5 TIOGA 価格:2,772円 |
タイオガさんとこには、1種類しかありませんが、昔はいろんなサイズが選べたそうで、
まあ言うても、これくらいのサイズでじゅうぶんに役目を果たすわけで、
具体的に言いますと、
ドロップハンドルに比べて、グリップポジション(握る位置)がかなり制限されるマウンテンバイク用ハンドルの弱点を補ってくれて、坂を登るときもふらつかないし、ペダルにトルクをかけやすいし、きつい向かい風のときも、前傾姿勢を取りやすかったり、
でも、空気抵抗を減らすなら、両手は広げず、中心にそろえたほうがより効果的では、
なもんで、ロードバイクでは、ハンドル中央に取り付ける角(つの)みたいな補助ハンドル(TTバー・エアロバー)もあって、まれにマウンテンバイクにも取り付け可能なこんなんも売られていて、
価格:12,400円 |
エンドバー以上に買い手の少ないパーツのようで、価格もかなり高めですが、じっさい使ってみてどうすか、
ある程度スピードが上がるまでは不安定なんでエンドバーの方がええけど、いったん巡航速度に入れば、こっちの方が空気抵抗も少なく、のびのびといつまでも走っていられるような、
じゃあ低速だったり荒れた路面のばあいはバーエンドバー、ラクにスピードが出せるフラットな直線コースのばあいはこちらの補助ハンドルと、
どうせなら、両方そろえて場面に応じて使い分けしたら、ドロップハンドル並みに多様なポジションがとれて、マウンテンバイクがより楽しくなる、
ちなみに、購入から丸一年過ぎて、パンクもちょくちょく起こるようになった、アラヤ・マディフォックス・ダートですけど、そろそろタイヤ交換の時期では、
前回、取り上げた、コーダブルームさんの『KESIKI』やないけど、コトバの威力というかイメージ戦略というか、英語表記の高いデザイン性というか、
なに言ってるんすか、
次のタイヤは、走行性能よりも日本人じゃ逆立ちしてもムリのな英字のデザイン性にひと目ぼれして購入するもんで、
WTB社の『ThickSlick』…まさかのアーバン(街乗り)用タイヤにして、重量も713gとけっこうしますが、WTBって、どんな会社なんすか、
WTBは『Wilderness Trail Bikes』の略で、マウンテンバイク誕生の地として有名なカリフォルニア州マリン郡(カウンティ)で、1982年からマウンテンバイク用タイヤ・リム・サドルなどを作ってるメーカーさんみたいや、
たしかに、内外のいろんなタイヤの中でも、これほど思い切った文字デザインもなかなか無いすね、独特な字体もイケてますし、
タイヤ性能だけでいうと、もっと軽くてオフも行けるスリックタイヤがええけど、運命の出会いというか、この文字の大きさといい字体の素晴らしさといい、愛車のダウンチューブに書かれた『MuddyFox』のロゴとの相性もバッチリで、
しかし、どういうわけか、国内価格はありえないほどの高値になってますね、
サマーセール中のイギリス自転車通販大手『ウィグル』さんなら2千円しないタイヤが、国内では1万円という異常事態、いったいどうなってるんや、
なわけで、ウィグルさんから今回初めて購入するわけですが、このサマーセール、タイミング良かったというか悪かったというか、
イギリスといえば、どうしても避けて通れない有名自転車パーツメーカーが、
伝統ひと筋の本革(ほんがわ)サドルで有名なブルックスさんですか、
このサマーセールで、全世界に自慢のサドルを大いに売り込もうと、売れ筋サドルは絶賛大幅値引き中、
だけならまだしも、セール対象外の本革サドルバッグまで買(こ)うてしまうという、
サドルの後ろには思わせぶりな金具が付いてて、ここに専用サドルバッグを付けることで、初めて完成形が見えてくるわけで、どうにも我慢できんかったんや、
でも、本革のサドルバッグはセール外で1万3千円もしますし、専用のメンテナンス用オイルも必需品ですし、
結果、WTBの『ThickSlick』だけなら数千円ですむところ、あれこれ買いそろえた結果、4万円超えの出費になってもうた…どないしてくれるんや、
2010年、フレームから組み上げたテスタッチのシクロクロスが、最近Wレバー化して、よりクラシックな姿になってるタイミングなんで、これはもう運命的出会いということで受け入れるしかないんちゃいます、
たしかに・・・Brooksサドルの優秀性は、万人が認めるとこやし、自分もずっと前から気になってたし、還暦(かんれき=60才)すぎて、この先の人生は神のみぞ知る段階やし、そろそろ、節約よりも自分がホンマに欲しいモンを優先さしたほうがええのんかもしれんな、
アメリカよりもちょっと気取った紳士的発音のイギリス英語がバンバン飛び出してくる昔なつかしい雰囲気満点のビデオ…街角に目をこらすと、ミスタービーンがひらひら歩いてたりして…