YouTube から追い出されたのに、なぜ動画編集を、
いや、動画というより音声ファイルなんやけど、
7年前、動画作りの楽しさを教えてくれるきっかけともなった、テレビ史に残るドキュメンタリーエンターテインメントの名作『水曜どうでしょう』四国八十八カ所シリーズ…その音声部分だけすか、
今でも熱烈なファンのかたがおられて、YouTube上に音声ファイルをアップロードされてるんで、これをオフリバティでダウンロードして、不要な部分は切り落とし、美味しい部分だけを残して個人的に楽しもうと、
DVDは買わないんすか、
世界の名作映画がブルーレイで千円の時代、どう考えても高すぎる・・・三部作あわせたら1万5千円以上にもなるし・・・もちろん特典である副音声の部分は欲しいけど、せめて半額かそれ以下にしてもらわんと、
でも、音声だけで寂しくないすか、
そりゃそうやけど、地デジ以前の低画質やし、メインは大泉さんのしゃべくりなわけで、
この音声データをYouTube動画作成で使い慣れたVEGAS PRO で再編集してると、
聴きたい部分だけ取捨選択して、数分間の小間切れファイルを数十個作り、それらをランダム再生して楽しみたいので、こんな時はバッジ編集という便利な機能をつかえば、1回ポチるだけで、あとは自動でバカすか量産可能なんで、とてもたすかる、
じゃあ動画ファイルも同様に、
映画も同様に好きな場面だけ抜き出して、数分程度の動画ファイルをたくさん作り、いろんな映画とまぜこぜにしてランダム再生を楽しむんやけど・・・画像データが入る分、抜き出す段階から色んなスピードで画像が動かせるんで、この時点からすでに楽しい、
個人で楽しむかぎりは著作権にも触れませんし、作り手の側に回り込んで編集する作業になるんで、より深く作品と付き合えるし、作品のいちばん見たい場面だけが毎回異なる順番と組み合わせで登場するんで、見慣れた映画もまた違った角度から楽しめそうすね、
スピルバーグの名作『未知との遭遇』も、あらためて自分がホンマに欲しい部分だけをつなぎ合わせてみると、そうとう短くなるわけで、たとえばキスシーンひとつ取っても、キスの習慣が無い日本人の感覚からすると、ドアップは生々しくてカットしたくなるし、
けど、最後の宗教的なシーンまでカットするとは、
選ばれた者たちが神父に祝福されて、異星人の宇宙船に乗り込むシーン・・・監督自身、とても大事にしてるこの部分やけど、あまりに創作意欲があふれ過ぎて、ストーリーの流れから勢いあまってはみ出してるような違和感というか、あとから取って付けたような不自然さが・・・ここはあまり欲張らんと、ストーリーの前半で宇宙船に連れ去られた子供が無事もどって来るそのシーンで、すっきりエンディングにしたほうが良かったような、
ちなみに、ほかの映画も同じように美味しい部分だけを複数の短いファイルに分割するとして、とりあえずどんな作品を、
スティーブン・スピルバーグ監督の『プライベート(=二等兵) ライアン』、ビリー・ワイルダー監督の『翼よ!あれが巴里(パリ)の灯(ヒ)だ』、シドニー・ルメット監督の『12人の怒れる男』、黒澤 明(クロサワ アキラ)監督の『用心棒』などなど、
黒澤監督といえば、あまりに有名な『七人の侍(サムライ)』は、
確かにそれも加えたいし、スピルバーグ監督最初期の名作、元祖あおり運転系ムービー『激突』や、キューブリック監督のあまりに有名な『2001年宇宙の旅』も、自分なりに再編集・再分割してみたい…あと『プライベート ライアン』も、モノクロ版でやり直したり、
ただ、映画好きからすると、これは作品への冒涜(ボウトク)と映(うつ)るかも、
けど、それには異論があって、食事で栄養を吸収するのと同じように、映画もいろんな名作を何度もよく噛んで、唾液もろとも胃液で消化すると考えれば…
そんな例えをしたら、さらに反感買いますよ、
ほんまやな、無用な誤解は解いておきたいけど、このたとえは逆効果やな、