しかし、シングルスピード(無変速)の自転車が40万近くするとはなあ、
オードリー若林さんが、先日ラジオやYouTubeで紹介されてた、あのステキな自転車ですか、
シングルスピードでは決定的な役割となるギア比がしっくりこないようで、重いペダルに四苦八苦する苦痛な場面ばかりが続いて、観てるこっちまでつらい気分に、
たしかに、前後のギア比だけは即決せんと、若林さんの通勤ルートや体力的な問題などを総合的に判断したうえで決めたほうが、
理想をいえば、まず手始めに変速機付きの自転車なりに1週間ほど試乗してもらって、若林さんがホンマに欲しい自転車が、シングルスピードか、変速機付きか、電動自転車か、ザックリ決めてもらって、そのあとは希望の予算額と相談しながら完成車に近づけて行ければ最高・・・もっとも、あとから変速仕様にしたり、なんなら電動モーターすら後付(あとづ)け可能な時代やし、そもそも乗りながら体も変化していくもんやし、なんやかんやさわぐのも野暮(やぼ)ったいけど、
ちなみに、数年前のコロナ給付金で購入したジオスのピストバイクは、いかほどで、
価格高騰以前だったんで、送料込みで8万円台・・・それにプラスして、サドルは医学的特許も取得した信頼のイタリアSMP社製に交換したり、SPDペダルやボトルケージを追加したり・・・それでもせいぜい10万円前後で、
しかもクロモリフレームで8s台なんで、メチャお買い得というか、むしろ若林さんの自転車が高すぎるような、
しかし、東京都心部に店をかまえて自転車だけで商売するなら、こんな強気の価格でやってかんと・・・代わりに、希少パーツとかそろえてわがまま聴いてくれたりして、自分だけの個性ある1台に仕上げてくれるわけやし、そういう付加価値でそうとう値が張ってるような、
しかも、その手の高級自転車に気前よくお金を出してくれる購買層がそれなりに居てるのも、また都心ならではってことすね、
本格的なロードバイクになると、さらに過激な価格になってくるし、そのへんはカメラの世界ともちょっと似通ってるような、
どういうことすか、
汚い言葉はなるだけ使わん方がええけど、あの「くそバカ高い」ライカやハッセルのカメラで写した写真と、型落ち中古の入門用デジカメで写したそれと、どれほど違うかといえば、けっきょくカメラ本体よりも撮(と)るがわのセンスしだいなわけで、自転車も同じように、車両本体価格よりも乗る人自身の気持ちが何より大事なんとちゃうか、
高価なカメラや自転車を所有することで、自身の価値まで上がったように錯覚してしまう裸の王様だけにはなりたくないと、
デザイナーさんのウラ話によると、50万円を平気で越えてくるような高級ロードバイクは、わざと数年でダサく見えるようなデザインにしてあるそうで、気前の良いお金持ちが定期的に買い替えたくなるようなシステムが確立してるらしい、
今年奥さんのつごうで、しぶしぶ都心の店を引き払ってカナダに移り住んだ自転車系ユーチューバー、『サイメンTV』飯倉(いいくら)氏からのまた聞きすね、
それにしても、せっかく自転車に目覚めたのに、初日から40万近い出費…くわえて重いペダルでのぼり坂は苦しく、車道は走りづらく、最後はマネージャーさんのクルマに自転車を積み込んで、電動自転車を恋しがる若林さんが気の毒や、
それにマネージャーさんの気苦労もかなりなもんかと、
大事な売れっ子タレントさんにもし何かあったら、まっさきに責任問われるし、遅い自転車にクルマで付き合うのもしんどいし、裏方(うらかた)さんも大変や、
ところで、先日ピストバイクのタイヤを、同じイタリアのビットリア製にするとか言ってましたが、
ホンマはそれが今回の話題なんやけど、前置きが本題みたくなったし、次回へ持ち越しということで、