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2023年04月26日

同世代還暦ノーヘル・サイクリストの死を悼(いた)み、事故現場となったサイクリングロードや京都府京田辺市周辺を振り返っておきたい…(その3)

じゃあ、そろそろサイクリングロードなり、京田辺市なりへ話をもどしますか、

いや、まだもう1個あって、これが木津川サイクリングロードを使わず、木津川右岸の山ぞいを走る最大の理由なんやけど、

といいますと、

山背(ヤマシロ)古道とも一部かぶるけど、山城大橋のひとつ南の玉川橋を渡るとすぐに始まる木津川支流の玉川ぞいにのびるこじんまりした散歩道・・・ここがいっぺんで気に入り、以来、サイクリングロードよりも対岸の山ぞいを走ることが多くなって、

たしかに、サイクリングロードは、走りやすいかわりに、風景としては少し単調というか、一本調子というか、

スッキリ走れるけど単調な景色のサイクリングロードに対して、対岸の山ぞいはスッキリ走れないかわりに、詩的で多彩な風景に出会えるんで、文科系の風景好きサイクリストなら、間違いなくこっちエリアが気に入るはず、

ところで、井手町の玉川といえば、かつて大きな水害があったのでは、

ウィキペディアにも『南山城水害』の項目があるけど、それによると「集中豪雨」という言葉が初めて使われた戦後まもない大水害だったようで、この玉川流域だけでも200名近い死者が、

すでに水浸(ミズビタ)しだった村に、追い打ちをかけるように上流の大正池が決壊して土石流が村を直撃したとありますが、

小野小町(おののこまち)ゆかりの地で、サクラと山吹の花が美しい玉川遊歩道にひとめぼれやったし、これを知ったときはショックやったなあ、

しかし、なんでこの水害を知ってるんすか、

何度目か忘れたけど、玉川ぞいの公民館にそびえる大きな石碑がぐうぜん目に止まり、そこで恐ろしい水害のありさまを、

ウィキペディアによると、JR奈良線の玉水駅にも土石流で流れ着いた巨岩が展示されていて、災害のすさまじさを今に伝えてるとか…ちなみに、かつて土石流を生み出した玉川上流の大正池ってどんなとこすか、

V字の深い谷ときつい坂と急流の三点セットで、ヒルクライム好きなサイクリストにも何度か出会ったけど、
大正池自体は災害後にすっかり整備されて、今ではおちついた雰囲気のいい池に生まれ変わってる・・・道から池までちょっと登るんで素通りするサイクリストがほとんどやけど、休息を兼ねて立ち寄ってみたらええと思うし、マウンテンバイクやグラベルバイクなら池の北側から林道が宇治田原方面に伸びてるので、そこもなかなかオモロい、

大正池からさらに上はどうなってるんすか、

峠を越えると和束町(ワヅカチョウ)の茶畑を見晴らせる絶景ポイントがあるし、大正池の少し下からは南へクルマも通れるほどの林道が延びていて、道中の景色はそれなりやけど、その途中、林道わきから歩きですぐ絶景の三上山展望台にも行けるんで、なかなか便利、

この林道はどこに向かってるんすか、

けっきょく道なりに木津川方面に降りてくんやけど、とちゅうには山城町森林キャンプ場もあったりして、キャンプブームの今は、かなりな人気エリアになってるんちゃうかなあ、

ということで、今回も京田辺市というよりも、その周辺エリアのやり取りに終始しましたが、

京田辺市を通過する木津川サイクリングロードといい、そこからすぐ立ち寄れる一休さんゆかりの寺といい、あまりに有名なんで、けっきょく木津川対岸の話ばかりになったけど、それだけ味わい深く回り道したくなるエリアなんで、ぜひ一度、サイクリングロードから木津川を渡って、ゆったり道草してほしい、

季節的にもサイクリングに最適のシーズンですし、ゴールンデンウィークも始まりますし、くれぐれもヘルメット着用のうえ、このエリアをぞんぶんに楽しんでもらいたいすね、

ホンマや、なにより自分自身が走りたなってきた…

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