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2023年04月22日

同世代還暦ノーヘル・サイクリストの死を悼(いた)み、事故現場となったサイクリングロードや京都府京田辺市周辺を振り返っておきたい…(その2)

話がどんどん逸(そ)れたんで、もっかい(もう一回)京都府南部の2大主要都市、京田辺市と城陽市をむすぶ山城大橋にもどりますが、山城大橋から南エリアはどんな感じなんすか、

前回も話したように、サイクリングロードがのびる左岸に対して、右岸は京都と奈良をむすぶ国道24号線なんで川ぞいは騒音と危険ばかり・・・けれども、川ぞいを離れて山ぞいに目を向けると、景色の美しいエリアが次々に広がっていてクルマも激減、

地図を見ると万灯呂山(マトロヤマ)展望台がありますが、

けっこうな山の上にあってクルマも登れるほど道も整備されてるんで、夜景で有名な展望台みたいや、

ええとこなんすか、

サイクリングロードからすぐアクセスできる展望台としては、最高の見晴らしなんで、一度は行ってみたらええけど、展望台に向かうルートは、景色もかなり単調で、クルマの出入りもあるんで、あまり楽しいとは、

そこから南はどうなってるんすか、

小高い山すそにそって山背(ヤマシロ)古道がくねくねと奈良方面へのびていて、ときに右手は木津川流域や生駒山が見晴らせたり、昔ながらの田園や集落があったりと風情(フゼイ)満点、

蟹満寺(カニマンジ)という珍しい名前のお寺もありますけど、山背古道(ヤマシロコドウ)もその前を通過すると、

昔話で有名な猿蟹合戦(サルカニガッセン)ゆかりの寺で、ウソみたいな話やけど、カニ関係の業者さんが、毎年カニ供養(クヨウ)で訪れるそうや、

そういえば、山ぎわに建っていた嵐山のアパートにも、沢の流れに乗って時々沢ガニが遊びに来てました、

早朝ランニングでアパートにもどる時、坂の上から女性のヒールの音かと思って見たら、シカのひづめの音だったり、猿もイノシシもよう出るし、たんまに熊まで現れて、ほんま嵐山も風流なとこやったなあ、

ところで、山背古道(ヤマシロコドウ)って、どっからどこまでのびてるんすか、

10数年前までの事しか知らんけど、当時は道しるべも点々とたどりづらく、何度も途中で違う道を走ってたような・・・じっさい観光で訪れるような人々も見かけなかったし、今はどうなってるんやろ、

じゃあ、サイクリストと出会うこともなく、

ホンマもったいない話で、たしかにスピードを出して駆け抜けていくような道やないけど、ゆっくりまったり風景を楽しみながら走るには最高のエリア、

具体的にはどんな感じですか、

素朴な田園風景が次々にやって来て、集落内の細い道を抜けてみたり、JR奈良線と並んで走ったり、ときおり木津川支流の天井川の高低差が走りや景色のアクセントになったり、

ちなみに、イヌと15分間漫才した芸人さんの実家が、このあたりでは、

サバンナの八木さんや、

で、このまったりした田舎道も、最終的にはサイクリングロードのゴール地点に合流できると、

JR奈良線の鉄橋と並行して国道24号線が通る泉大橋を渡れば、すぐそこがサイクリングロードのゴール地点・・・やけど、ひとつ手前の開橋(ヒラキバシ?)のほうがクルマも少なく雰囲気豊かなんで、8割がたそっちを使ってた、

(つづく)


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