2023年03月02日
京都の嵐電(らんでん)に乗り慣れてると、兄弟分みたいな江ノ電よりも、半分空を飛んでるような湘南モノレールにメチャあこがれるんや!
湘南モノレールといえば、数年前にも、新潮社さんのこちらの動画を取り上げて、いちど記事にしたような、
さえぎるものが何も無いベストな視点で、始発から終点まで、高画質映像で一気に観られるし、起伏に富んだ丘陵が特徴的な鎌倉・湘南エリアの風景美も短時間に味わえて、これは相当な名作動画にちがいない、
ちょっと東を走る江ノ電のほうも、住宅密集エリアから開放的な海岸線へと、風景の変化が楽しめますが、
その点、江ノ電の兄弟分みたいな京都の嵐電(らんでん)は、海がないぶん、風景の変化幅もイマイチやけど、これはこれで、やっぱり味わいがあってええもんや、
一時期、自転車に全く乗らない奇跡的数年間があって、その時はつねに嵐電で大学に通っていましたが、
その数年間は、とにかくよう歩いてて、嵐山の下宿から、歩きはじめ、阪急嵐山駅前を通過し、嵐山公園を愛(め)でて、渡月橋をわたり、嵐電(らんでん)嵐山駅へ・・・とちゅう一回乗り換えて、終点『北野白梅町』のひとつ手前の『等持院(とうじいん)』で下車、のぼり坂を少し歩けば立命館・・・今から思えば、歩くエリアがすべて観光名所なわけで、あらためてこの町が、きわめて特殊なことがよう分かる、
歴史ある社寺仏閣に囲まれた重々しい静けさと、毎年、ものすごい数に上る観光客と大学生が町にもたらす新鮮な息吹(いぶき)が、絶妙のバランスでまざりあって、独特なええ雰囲気に満たされてるような、
どんな田舎にも存在する『野中の一本道』みたいな風景とはほど遠い人口密集エリアなんで、京都に住んでる頃は、わざわざ琵琶湖や丹波(京都府山間部)の田園地帯まで、JRで輪行して走ることも多かったけど、
京都市中心部も、嵐山を中心に、自転車でめちゃくちゃ走り込みました、
クルマが入ってこられない細い道があればあるほど、そこを自転車で、半分迷いながら走る心地よさは、ここでしか味わえない濃密な体験で、自転車好きなら是非この極(ごく)低速のお散歩を試してみてほしい、
まるで長編小説の覚えきれないほどの登場人物を覚えていくように、さまざまな細道をおぼえて行って、それらをタテ・ヨコ・ナナメにつないで、複雑な電気回路のように頭の中にたたきこめば、自分だけの散歩地図がだんだん出来あがってきて、その日の気分に最適なコースがはじき出せるくらいになれば、京都の町も、もうこっちのもんすね、
京都とはまったく異なる鎌倉・湘南エリアやけど、不思議と、京都に住んでたころと同じ香りがして、やはりここもたいそう魅力的なエリアであることがよう分かる、
リアルさが売りのMSFS(マイクロソフト・フライトシミュレーター)で飛ぶと、なおさらその魅力がよく理解できますね、
人々が密に住む丘陵がいくつも連なりあって、最後は海の景色へと・・・ヘリでゆっくり飛ぶと、この道からこの高台に上って、海を見に行こうかとか、あえて海から離れた大船駅あたりに住んで、いろんな魅力的ルートをえがいて、海を見に行こうとか、
フライトシミュレーターじゃないすけど、湘南モノレールも、低空飛行でゆっくり飛ぶような景色が味わえるんで、町の魅力がより立体的に伝わってくるし、景色もより見晴らし感が高まって、たのしいすね、
親切にも両方向のモノレール動画が用意されてるけど、やはり最初は、鎌倉市の大船駅から出発して、海が見える湘南江ノ島駅へ向かうのが、ドラマちっく・映画チックでウキウキするなあ、
映画チックといえば、松竹(しょうちく)映画のド定番『男はつらいよ』シリーズも、今は無き大船撮影所でよく撮(と)られたんすね、
そういう意味でも、このエリアは、映画の町京都と相通(あいつう)じるものがあるんかもしれんなあ、
これはオススメ!
4曲のBGMに乗せてゲーム上の架空の町を快速列車が走り抜ける!
わずか20分で、遠くまで旅した気分になれるお得な名作動画!!
温故知新! 10数年前に放映された『さまぁ〜ず×さまぁ〜ず』の復活音声動画もどうぞ…