でもって、ずっと休眠させてた、アメリカの大手動画配信サービス『HULU』(フールー)を再開したと、
昨年末の深夜に、たまたまテレビをつけたら、とある海外ドラマが、日本語吹き替え版で放映されていて、どんどん引き込まれたんで、どうしてもこのシリーズが観たくなり、
そういえば、年末あたりに、あのテレビドラマの超名作『24』(トゥエンティフォー)シリーズの日本語吹き替え版がどこで観られるか、調べてましたが、
『24』も、新たな目で見直したいけど、なにせ見始めると、『やめられない止まらない』かっぱえびせん状態になるんで、観たいの半分、観たくないの半分で、
その点、この『FBI』シリーズは、1話完結なんで、切れが良いと、
CM無しで1話40分くらい・・・その時間内で話が始まって終わるんで、何時間もずるずる見続けなくても満足感が得られて、日々の暮らしのリズムもそのまま・・・これがけっこう地味にありがたい・・・もっともそのぶん、ドラマ展開が速いもんで、聞き直すセリフも多いけど、
舞台はニューヨークですか、
FBI関連で、いろんなシリーズとシーズンがあって、全容がまだはっきりつかめないほどボリュームがあるんやけど、とりあえず、ニューヨーク周辺を舞台とした『FBI:特別捜査班』をシーズン1から1話ずつ、
しかし、第1話から衝撃的すね、『9.11テロ』を思わすような、
あれで、イスラム教が敵視され、イラク戦争が始まったんや、
しかし、のちのちハッキリして来た真の敵は、ブッシュ大統領親子につながる国内の闇勢力であったと、
そんな反省もあってか、このドラマは、イスラム教信者にしてFBI捜査官という異例とも思えるドラマ設定、
しかし、FBI自体もあれこれ問題があるのでは、
なもんで、このドラマを見てていちばん気を付けなアカンのは、FBIがまったく正義の塊(かたまり)であるかのように描かれてる点、
しかし、FBIの組織内部の闇とか言い始めると、ドラマがむちゃ複雑化して、『24』みたいになるんで、あえてそこは見て見ぬふりをしてスッキリさせてるような、
そのかわりに、犯罪に巻き込まれた市民に寄り添うFBI捜査官という、人間的な温かさも加えて、暴力まみれのドラマの後味が、すこしでも良くなるようなくふうも、
しかし、人々が暴力に巻き込まれないと、ドラマが成立しないというのも悲しい話ですね、
ほんまや・・・ドラマやないけど、あの『水曜どうでしょう』シリーズみたいな、最近で言えば、アニメ『ポンコツクエスト』シリーズみたいな、暴力とは無縁で、次回作が待ち遠しくなるような大ヒット作が、また生まれてほしいもんやなあ、
それにしても、『24』と同じように、今回の『FBI』シリーズも、日本語吹き替え版がとてもええ感じですね、
じっさい、魅力の半分は、アニメでも活躍されてる日本語声優さんたちの熱演にあるわけで、これが無かったらとても見る気にならんもんなあ、ホンマありがたいもんや、
『24』の主人公『ジャック・バウワー』の日本語吹き替え版を担当した小山力也(こやま りきや)氏の物まねで人気だった漫才コンビ、『ドキドキキャンプ』って今どうしてるんかなあ?(YouTubeのサイトからごらんください)
小山力也氏といえば、アニメ『闘牌(とうはい)伝説アカギ』の第1話から登場する借金男『南郷』役の声がまた素晴らしいので、HULUほかでのご視聴を強くおすすめします! ちなみにこのアニメ、裏社会の重苦しさにくわえて未完成という取っつきにくさですが、小山氏以外にも名声優の熱演が1話からずっと途切れることなく続くので、何度聴き返しても、感心するばかりです!