シムパイロット・キオキオさんの紹介動画を見た瞬間、ひとめぼれして即買いした熱気球がこれすか、、
フライトシミュレーターで飛ばす機体といえば、グライダーを除いてすべてエンジン付きなんで、ずっとその音と付き合いながら飛ぶことになるわけで、
それはある意味、騒音でもあると、
好きな機体なら、それもええ音に聞こえるけど、たまに、おだやかな風の音だけを聴いていたい時もあるわけで、そうなると、エンジンが付いてないグライダーにしても、ある程度のスピードで上下するから、風切り音という騒音がつきまとうし、
その点、熱気球は圧倒的に静かな乗り物であると、
バーナーで温めた空気で飛ぶから、それを燃やすときの音はあるにしても、可能な限り静かに空をただよっていられる・・・しかも、操縦に集中する必要もないし、スピードもメチャゆったりしてるし、オートパイロットで好きな場所から場所まで自動で運んでくれるサービスもあるし、こんな静かで落ち着ける時間は他にないわけで、
騒音といえば、ジェット機やターボプロップ機(ジェットエンジン式プロペラ機)のキンキン音もかなり耳障(ざわ)りですよね、
昔に比べれば、ジェット旅客機の騒音はかなり抑えられたみたいやけど、ターボプロップ機がプロペラの角度を変えてブレーキやバックするときの騒音は、まだまだみたい・・・けど、ターボプロップ機が好きな人にとっては、このドデカい音すら愛(いと)おしく思えるはず・・・静かな排気音では飽き足らないバイクマニアが、爆音マフラーを愛するように、
ところで、そんな静かで穏やかな乗り物である熱気球にも、さっそく問題点があるとか、
いざ購入して飛ばしたら、その瞬間に問題発覚、
それはいったい、
当然ひとりで飛ばせると思ってたら、同乗者が二人もいて、せまい気球のかごに、見知らぬ外国のオジサンとお姉さんが二人もつっ立ってるんや、
それは、ちょっとまいりますね、三人も乗ったら、かごの中パンパンちゃいます、
広大な空の旅を、おひとり様で気がねなく楽しめると思い込んでたのに、ちょっと視界を変えると左右に知らんオジサンとお姉さんの顔や頭部がデカデカと、これってそうとう地獄やで、
設定かなんかで、一人にできないんすか、
熱気球のマニュアルをすみからすみまで読んだけど、なんも書いてない・・・ウェブで調べても、解決策はいっさい示されず、あきらめかけたんやけど、意外なところに答えがあって、
ひとりで空の旅ができるようになったと、
機体を選ぶときに、いくつか設定が選べるんやけど、そのなかのペイロードという項目を0sにすると、自分をふくむすべての乗組員を無の状態にできるんや、
でも、自分の体重くらいは必要なんでは、
いや、自分の体重を残すと、自分のつもりなのか、黒服の首なし男といっしょに飛ぶはめになるんで、ペイロードをゼロキログラムにまでせなアカン、
じゃあ、これで、ようやく静かな空の旅が楽しめると、
これ以上のんびりした乗り物もないし、X-Plane12では味わえないMSFSだけの楽しみやし、飛行機の操縦や騒音が煩(わずら)わしくなったときの切り札的存在として、いつまでも大事にしていきたい乗り物や、