しかし、なんやな、
なんすか、
インスタントラーメンって、けっきょく素(す)の状態がいちばん美味いんちゃうか、
今ごろなに言うてるんすか、
別名『塩と油の祭典』・『化学調味料の魔術』、ともかくカラダに悪いイメージしかないインスタントラーメンやけど、ヘルシー食材をあれこれ入れたりするより、シンプルにそれだけで食べるほうがうまいんやないかと、
そんでもって、袋めんの裏側に書いてあるとおりの作り方を忠実に守ってるんすか、
そうや、たとえば『出前一丁』・・・そもそも書いてあるのんは『沸騰したお湯500ml』なんで、じっさいそこも正確に、余分に沸騰させたお湯からきっちり500mlはかって、さらにこんな寒い日は、あまったお湯で器も温めておくと、
まあ、たしかに、これだけ寒いと、そういう気づかいも、
で、キッチンタイマーで、決められたゆで時間も正確に守って、これをゆで時間と同じくらいのスピードですばやく食べきると、
まあ、それもたしかに、すぐ食べないと、麺は伸びるしスープは冷めるし、秒単位で味変わりますしね、
で、思い出したんやけど、ピザ発祥(はっしょう)の地とされるナポリでは、店の常連たちは、ピザを焼く石窯(いしがま)にできるだけ近い椅子に座るそうで、
寒いからすか、
というよりも、焼き立てのピザが冷めて(し)まうから、
なるほど、彼らも、できたてアツアツの美味さをいちばん大事にしてると、
ピザの宅配なんて、邪道中の邪道なわけで、本場の彼らからしたら、焼き立てピザの運ばれてくるほんの数秒すら待ち遠しい、
そういう秒単位の美味さというのは、インスタントラーメンに通じるところがあると、
それで思い出すのは、これも日本人で良かった質素メニュー『お茶漬け』・・・こちらも、秒単位でかきこんでこそ美味さがわかるというもの、
いそいで食べると血糖値がうんぬんとか言ってる場合ではないと、
血糖値が気になるなら、低血糖になるくらいしっかり体を動かしてから食べれば、よけい美味いわけやし、
そりゃたしかに・・・晴れた冬場のサイクリングは、バイクと違ってカラダ動かすから、体の芯からぬくもるし、帰宅してから食す、湯気の出る食べ物のうまさも、またひときわすね、
というわけで、インスタントラーメンはそれとしてシンプルに手早く調理後すばやく食し、食物繊維やミネラルやたんぱく質ゆたかなヘルシー食材は、これとは別に調理して、それはそれとして美味しく食せばええやん、というお話でした、
ちなみに、前回のつづき、MSFS(マイクロソフト・フライトシミュレーター)の熱気球の話題は?
ジャンルがぜんぜん違うし、1回飛ばして、次回ということで、
最初はそのまま味わい、1分後にゴマラー油で味変(あじへん)という戦法!