アメリカ連邦航空局(FAA=Federal Aviation Administration)から免許取得に使える正式なフライトシミュレーターとして認められてる X-Plane12ですけど、そのせいか、真面目な雰囲気というか、ちょっと堅苦しいような、とっつきにくいような、
どちらも素晴らしいシミュレーターやけど、Xbox でも気軽に遊べる MSFS(マイクロソフト・フライトシミュレーター)とくらべたら、まったく別モンみたいな、お役所風な堅(かた)い雰囲気は確かにあるかも、
ところで、ストレスなく遊べるようにとゲーミングパソコンを買い替えたついでに、24インチから40インチの超ワイドモニターにしてどうすか、
せっかくハイスペックなPCにした以上、モニターも縦横ともに大きく鮮明にしたかったけど、40型の超ワイドモニターとしては破格の5万円台という innocn(イノセン)が、予想以上にええ感じで、とりあえず良かったなあと、
アマゾンで6万円台のところ、新品同様の中古品を1万円引きで購入したんすね、
しかも、中国製なんで、ハッキリ言ってギャンブルやったけど、もともと、高価な業務用モニターを作ってるメーカーなんでひと安心、
それでも、飛んでるうちに3画面にしたくなってくると、
普及型の24インチモニターを3台横にならべてた時のVRゴーグル風なワイド感が忘れられず、画質もサイズ感もちぐはぐになるけど、40インチの両わきに24インチをつなげて表示できひんかと、先日あれこれやってみて、
どうでした?
MSFSもX-Plane12も、フルスクリーンでは無理やったけど、伸縮自在なウインドウズ表示にしたら、3画面に広げることができて・・・けど、MSFSのほうは、どういうわけか、中央の画面だけがガガガっとノイズだらけの表示になってとても使えん状態、
X-Plane12のほうは?
どういうわけか知らんけど、こっちはええ感じで処理落ちで遅くもならんし、広大な風景は広がるし、ええかんじ、
やはり、それぞれ強みと弱みがあるんすね、
それに、風景描写がしょぼいとか言われるけど、X-Plane10 と比べると、そうとうレベルアップしてる印象で、MSFS風な万人受けするリアルな描写ではないけれど、大人の絵本チックな、独特のイラスト風な旅情豊かな景色が広がっていて、ああ、これはこれで相当ええ感じやなあと、
たしかに、MSFSって、あるていど距離を置いて眺めると美しいけど、地面に降りてみると、けっこう雑というか荒れてるというか、地形が不気味に歪んでいたり、その点、X-Plane12のほうは、地表の描写は、どこまでもスッキリしてるというか、ごまかしが無いというか、
他にもいろいろ魅力があって、デフォルトで飛ばせるパイパー・スーパーカブの出来がかなり良いし、どんな機体も一発で自動操縦にできるAI操縦モードもメチャ助かるし、瞬時に操縦モードとリプレイモードが切り替えられる点も素晴らしい進化やし、呼び出せる地表の地図にも、送電鉄塔や大小の飛行場やヘリポートが分かりやすく表示されてて、目視で飛ぶときにもメチャ使いやすいし、
アメリカで『カブ』といえば、こんなん出ましたけど・・・
かたや、MSFSのほうは、熱気球からヨットまで用意されてて、堅苦しい飛行免許より、楽しんでなんぼのフライトシミュレーターっていう印象すね、
MSFSでも本格的な操縦は可能やけど、親しみやすさも大事にしてる点は、今も昔も変わらへんな、
14年前のユーモアたっぷりな公式動画が、これまた素晴らしい…