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2022年09月13日

あらためて『街乗りマウンテンバイク』ってナニ?!・・・この夏購入した、アラヤMFD(マディー・フォックス・ダート)を例に、いろいろ考えてみた

猫 まずは、ハンドル幅が、きちんと60センチ以内に収まってるとか、

猟犬 歩道を走る自転車に要求されるハンドル幅って決まってたんすね・・・恥ずかしながら全然知りませんでした、

猫 たとえば自転車歩行者用の橋なんかは、逃げ場が無いんで、ハンドルはせまいほどすれ違いは楽になるし、じっさい60センチもあれば、身長180センチの自分でも普通の街乗りには十分な長さなわけで、

猟犬 これが競技用のマウンテンバイクになると、車体をよりコントロールしやすくするために、70センチとかけっこうザラにありますけど、この辺でまず街乗りマウンテンバイクの特徴がハッキリしますね、

猫 ちなみに、街乗りマウンテンバイクで、アラヤ・マディフォックスダートの好ライバル、トレックのマリン6は、ハンドルバーの長さが720oという完全なるアメリカンサイズで、これは街乗りで苦労しそうやな、

猟犬 アラヤMFDに最初から付いてる580oのハンドルバーに何の不足も感じない我々にとっては、異様とも言うべき長さですね、ハンドルカットの作業もけっこう神経使いますし、

猫 それにしても、日本の歩道を走れるハンドル幅 600oよりも、さらに攻めた 580oハンドルで、すべてのサイズを徹底するあたり、日本の交通事情や日本人の平均的な体型を熟知した国内メーカーならではの強みを感じるなあ、

猟犬 あと、トレックのマリン6は、XSとSだけが27.5で、それ以上は29インチタイヤというのも、

猫 オフロードでのより高い走破性や、でかいアメリカ人の体格が前提にあっての29インチタイヤなんで、このへんも街乗りを前提で購入すると、あとから、じわじわと不満が出てきそうな感じやな、

猟犬 そもそも、身長180センチのわれわれでも、27.5インチで十分すぎるほどデカいわけで、それを思うと、せまい通りも走ることが多い日本国内の街乗りマウンテンバイクにとって、はたして29インチタイヤが通用するかどうか、大いに疑問が残りますね、

猫 あと街乗りマウンテンバイクに特徴的なことと言えば、フルサス(前後サスペンション)ではなくハードテイル(フロントサスペンションのみ)であること、

猟犬 快適性の追求なら、フルサスの方がよりなめらかに走るんちゃいます、

猫 そりゃそうやけど、悪路走破性は向上するぶん、そうとう高価で重量もそれなりに増えるわけで、

猟犬 ちなみに、最近では、クロスバイクがマウンテンバイク風なクッション性にすぐれた太いタイヤを履(は)く場合もあって、そのさいはフロントがリジッドタイプ(サスペンション無し)になりますけど、これはクロスバイクのくくりに入れると、

猫 そうやなあ、どっちでもええけど、あえて『街乗りマウンテンバイク』と呼ぶ以上、フロントサスペンションはあったほうがええやろなあ・・・そのほうが、より悪路もラクに走れるし、オフロード生まれという本来の性格そのままやし、

猟犬 サスペンションは、少し重いものの、より安価に作れて、故障もしにくいコイル式ということで、

猫 ただ、立ちこぎでフワフワするんで、そのためのロックアウト機能は必須(ひっす=絶対必要)やし、それが MFD(マディフォックスダート)のように、手元で切り替えできれば、さらにええなあ、

猟犬 トラベル量(サスペンションの可動域)は、100ミリ前後もあればじゅうぶんと、

猫 街乗りメインなんで、悪路の快適性だけ確保できればじゅうぶんなわけで・・・ちなみに、MFDのようにプリロード機能があれば、これを全抜きしたもっともフワフワの状態で、それでも底突きしないような悪路や走リかたをもって、街乗りマウンテンバイクとしたらええんちゃうか、

猟犬 そうなると、けわしい山の中へ入っていくというよりも、町を流れる小川ぞいの土の道をのんびり走るとか、そんな絵が浮かんできますね、

猫 もちろん山の中に入っていくからマウンテンバイクなんやけど、街乗りと名前が付く以上、専用コースの初級レベルがクリアできる程度の性能でじゅうぶんちゃうかなあ・・・問題はむしろ町中での快適性にあるわけやし、

猟犬 じゃあ、タイヤもオフロードにはちょっと非力(ひりき)なセミスリックあたりまでとして、ブレーキはどうします?

猫 正直、10万円以下で買える街乗りマウンテンバイク、ARAYA MFD(アラヤ・マディー・フォックス・ダート)で、もっとも衝撃的だったんが、巡航性能の高さともうひとつ、油圧ディスクブレーキの快適さだったわけで、このブレーキ、使えば使うほど愛着がわいてくるというか、

猟犬 先々月まで「油圧ディスクブレーキは重いし、オイル交換はムズいし、輪行には向いてへんし、制動力もVブレーキでじゅうぶん」と、言ってましたが、

猫 じっさい使い始めると、それらマイナス面がすべて消え去ってしまうほど、じつに気持ちええもんで、

猟犬 それは、制動力とかいう以上に、ブレーキング自体が楽しいと、

猫 これまで使ってきた、リムブレーキでは感じられなかった、油圧ディスクブレーキ特有の剛性感や、繊細なタッチ感、緻密(ちみつ)な動き・・・心配してた音鳴りも無く、ほんのわずかな指の動きにも瞬時に反応して正確に作動する楽しさ・・・リムブレーキ特有の黒いカーボン汚れも無いし、リムブレーキパッドによるリム側面の削れも無いし、多彩なブレーキングが要求される街乗りマウンテンバイクには絶対装備させたい、

猟犬 あと街乗りには、スタンドも付いてると便利なわけですが、

猫 これも街乗りかどうかの分かれ目装備やな・・・輪行経験が長かったせいで、自分自身はスタンド無しでもぜんぜん平気やけど、

猟犬 ちなみに、街乗りであれば、マウンテンバイクにしっかりしたキャリア(荷台)を付けることも大いにありと、

猫 じゅうぶんありえるやろ、自分はせえへんけど、

猟犬 じゃあだいたいこんな感じですか、街乗りマウンテンバイクといえば、


猫 あと、もう一点だけ、26インチから27.5インチになって巡航性能が格段に向上したので、前傾姿勢が平気な人は、ちょっと高価やけどこの手の補助ハンドルを付けると、巡航がメチャ楽になって、どこまでも走って行きたなる、




猟犬 それなら、エルゴグリップも勧めるべきでは、



猫 ちなみに、四半世紀乗り続けたアルミマウンテンバイクの危険性を教えてくれて、現行車(アラヤMFD)に乗り換えるきっけ作りとなったのも同チャンネルでした、重ねて感謝申し上げます、



猟犬 というわけで、けっこう長くやり取りしてきましたけど、街乗りマウンテンバイクについて、最後にまとめらしきモノを、

猫 クッション性にすぐれた太いタイヤとフロントサスペンションのおかげで、悪路も楽しく走れることは無論のこと、なめらかな路面にもしっかり対応することにより、町で苦手とする路面が限りなく少なくなり、その結果、自分が住んでる町の全体像とその魅力が、より細部にわたって具体的に知ることが出来るようになる、スピードよりも楽しさを優先した自転車ってとこかな、

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