自転車ダイエットか、そう言えばいつごろの話やったか、
5月上旬、ジロデイタリアの直前ちゃいます、
そうや、思い出した・・・体脂肪ひとケタのプロ選手たちが、イタリアの厳しい山岳や峠道を自転車で軽々と登る姿を見てたら、自然と自分も痩(や)せてくんやないかと、
でも、けっきょく途中で飽きてしまって、三週間の最終日まで見続ける根気もなく、その効果もあやふやなまま、もう9月ですけど、
思えば、この数か月のダイエット・・・特に気を付けた点は、バターかじりながらのパン食はキッパリやめて、夏場のアイスやそうめんも極力ひかえ、お肉や野菜を最初に食べて、それでもどうしても欲しかったら、炭水化物に手を出すという、そんな感じ、
どうも、忍耐力勝負のダイエットでは無かったような、
空腹を我慢するとかいうのは全くなかったし、今までの食事と逆で、どうしても欲しかったら最後に炭水化物をとるようにしたんで、ゴハンやパンが今までなかったほど美味しく感じられて、これはちょっと予想外の感動というか、たんぱく質以外にもカラダが欲しがる栄養素があるんやなあと実感、
自転車ダイエットのほうは、カメラ撮影で立ち止まる時間を意識的に減らして、いつもよりひと回り遠くまで意識的に走るようにするとか、その程度ですか、
あと、夏の猛暑期間は、日中をさけて、早朝と夕暮れにわけて走るようにしたり・・・おかげで、日中では不可能なドラマチックな景色に出会えて、これもまた、ダイエットとは関係なく素晴らしい試みやった、
で、結果は、意外にも今月初めくらいには目標値をクリアするという、
三ヶ月で体重は77s台から74s台へ、体脂肪は20%前後から17%前後へ、
なんで、成功したんすか、
なんでやろ、特にこれという頑張りも無くスムーズに軽くなったし、やっぱり夏場は体重減らすのに向いてるんちゃうか、汗もかくし食事もサッパリ系が多くなるし、
あとバター丸かじりを止めたのも大きかったのでは、
それはたしかにあるな・・・けっきょくバター自体がうまいと、セットでパンもけっこうな量食べてまうし、パンがまた、バター同様、高カロリーで、しかも量の割に満腹感が得られないという罪作りな食品なわけで、
夏場のアイスをストップしたのは、つらくなかったすか、
それが意外にも、つらい感じは無くて、むしろ、一度手を出したら最後、冷蔵庫を開けるたびに、高カロリー摂取が繰り返される恐怖のほうがはるかに大きく、結果、冷凍枝豆を購入したり、フルーチェやヨーグルトで済ませたり、
じゃあ、自転車ダイエットというよりも、じっさいは食事に気を付けて体重を減らしたと、
自転車もそれなりに助けにはなったはずやけど、やはりポイントをしぼって、無理しない範囲で食生活を変えた事で、うまく運んだんちゃうかなあ・・・あと、母が天国へ旅立ったのも大きかったような、
といいますと、
とにかく甘い物が好きやったから、必ず冷凍庫にはアイスクリームがあったし、三幸製菓の「雪の宿」や、マンナンライフの「こんにゃく畑」も箱買いした時もあったし、そうなると、自然とこっちも甘党のペースに巻き込まれてしまうわけで、
グラタンやチーズトーストもよう食べてましたね、
チーズトーストは、中央の柔らかい部分を母に食べさせて、絶対に残す耳の部分は、もったいないから、もう一回シュレッドチーズをかけて焼き直して、自分が責任もって食べてたもんなあ・・・しかも、90歳前後でわけわからん言動が増えてくると、なんか心配で、自転車で遠出する気にもならんし、気がつけば、じわじわ太る要因だらけ、
しかし、クルマに乗らない両親のもとで生まれて、小さいころから自転車で移動する楽しさを体感できたのは人生にとって、大きなプラスになったのでは、
たしかに、小学生低学年のころ、日曜の朝、目覚めると、いつもより台所がざわついていて、そんな日は、母のお弁当をもって家族4人で、少し遠くまでサイクリングに出かけるわけで、あのワクワク感はなかったなあ・・・けっきょく今でも自転車が好きなんは、そんな子供のころの楽しい経験が大きく物を言うてるんやろなあ、
アメリカ西海岸だけあって、マウンテンバイクの原型となったビーチクルーザーが、これでもかと登場するパレード。ちらほら見かける異様に背の高い自転車はなんて呼ぶんやろ?