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2022年08月09日

決して軽くはないマウンテンバイクの重量が、そのまま中低速域の巡航(じゅんこう=定速走行)に活かされてるような感覚・・・これが26インチには無かった27.5インチの走りなのか・・・

猟犬 前世紀から同じ名称をつらぬいて、マウンテンバイクの模範的姿を示し続けてきた、アラヤ・MuddyFox(マディーフォックス)の調子はどうすか・・・フロントのみサスペンションの、27.5インチ油圧ブレーキのハードテイルマウンテンバイクの乗り味とか、

猫 まず箱を開けて見た最初の印象は、とにかく「デカいな」「重いな」のふたつで、

猟犬 重さでいうと、2年前、コロナ給付金の10万円で購入した、ジオスのクロモリスチール製ピストバイクが、9キロ未満なので、なおさらすね、

猫 四半世紀むかしに購入して先日まで乗り倒してたフルリジッド(サス無しモデル)のマウンテンバイク、ミヤタのリッジランナーでも実測11s、これに対して、今回のモデルは実測15.7sやろ、そりゃ重く感じるはず、(ちなみにコストダウンのためにやむなく装着している廉価(れんか)版のタイヤを前後交換して、スタンドを外せば、約1.5sの減量)

猟犬 1996年に購入したミヤタのリッジランナーは、特に軽量を意識したモデルなんで、なおさらすね・・・で、これが良くも悪くも現在の平均的なマウンテンバイクの姿なわけで、ここから高額なほど軽量化されていくし、これがダウンヒル系になると、サスペンションはさらにいかつく重い仕様になってくと、

猫 フロントサスペンションの注意書きには、ダウンヒルでやるような高低差のあるジャンプとか絶対しないようにとあるもんな、

猟犬 で、重さの次にデカさについては、

猫 この上にさらにデカい、29er(ツーナイナー)があるけど、売れ行きイマイチなのもようわかる・・・それくらい、27.5でも十分すぎるほどデカい、というか、一般的な女子の体格には、メチャきついんちゃうかなあ・・・なんかこのサイズ感て、ごつい体格の男性欧米人を想定して作ってるような印象で・・・きゃしゃな低身長向けのフレームには、26インチのホイールが、今でもバランスええと思う、

猟犬 自身が26インチでずっと乗り慣れているせいもあるのでは、

猫 それもそうやけど、26インチで感じられる手の内に収まるような人馬(じんば)一体感も、捨てがたい魅力なわけで、

猟犬 そんなデカ重い27.5インチのマウンテンバイクですけど、じっさい走らせてみると、これが意外なほどスムーズに前へ進むと、

猫 これが27.5インチにデカくした恩恵なのか、平地を一定速度で流すときの、どんどん先へ行こうとするような重さを感じさせない走りは、26インチでは感じられなかった独特の推進力で、けっこうな車重からは信じられないほど・・・きっと、さらにデカい29erになると、これがもっとハッキリわかるんちゃう、

猟犬 じゃあ、重さは、平地でなく登り坂で感じると、

猫 登り坂はしっかり重さが伝わってくるけど、平地は逆に、重さがプラスに働いてるような、空気圧についても、より高圧なほどスムーズに走れるわけではなく、サスペンションのプリロード(沈み込むバネの硬さ)も同様に、硬いほどより前に進むというわけでもなく、これは悪路になればなるほどそうなるわけで、

猟犬 このあたりがやはりマウンテンバイクの面白さというか、

猫 路面が荒れてくるほど車体がが生き生きしてくるようで、悪路を走る楽しさがじわじわと・・・この感覚はじつに久しぶりやなあ、

猟犬 で、マウンテンバイクにふさわしいような悪路、見つかったんすか・・・近所はそこらじゅうスムーズなアスファルトばかりとか言ってましたけど、

猫 ああ、出てくる出てくる、次から次へと・・・なもんで、わざとそういう走りづらい悪路ばかりをつないで走ってみたり、

猟犬 てことは、そういう悪路は、これまで意識の外に置いてたと、

猫 知らず知らずそうしてたんやと思う、細いタイヤでスムーズに走れる道ばかりが見えていて・・・というか、一見スムーズに見える道でも、何カ所か必ずここ通りたないなあというひどい路面が点在していて、けっこう気を使いながら走ってたことを改めて思い知らされる、

猟犬 しかし、マウンテンバイクは真逆(まぎゃく)で、悪路なほど元気になるんで、走る道の選択肢も一気に増えて、いいすね、

猫 やはり、軽快なロード系の自転車だけでなく、悪路にメチャ強いデカ重いマウンテンバイクを1台もつとええもんやなあ・・・世界がぐっと広がる感じで、

猟犬 マウンテンバイクとはいっても、先日まで乗っていたのは、ロードよりに寄せてあって、悪路をあきらめた仕様だったんすね、

猫 で、悪路を突き詰めていくと、最後は道が何も無い荒野になって、マウンテンバイクで道を切り開いていくような境地に行き着くわけで、ここまで来ると、同じ自転車でもロード系とは根本的に異なる乗り物であることがよう分かる、

猟犬 マウンテンバイクも、今ではオリンピック競技に取り込まれ、敷(し)かれたレールの上での競い合いに終始していますけど、ホンマは、もっと自由で創造的な乗り物なんすね、

アラヤ MuddyFox の公式ホームページ 
ダウンロードのタブをクリックすると、1983年からのカタログがずらりと閲覧できて、これもなかなか楽しい!

http://araya-rinkai.jp/mfd.html

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