高いコストパフォーマンスで評判の高い、ジオスさんのクロモリ・ピストは、サドルが石のように硬くて、ここでコストダウンしてることが、よく分かりますけど、アラヤさんのMFD(マディ・フォックス・ダート)は、どこの部材でコストダウンしてるんすか、
タイヤが台湾製のCST(チェンシン(正新)タイヤ)で、とにかく安くて(3千円台)重い(1sオーバー)、ちなみに、CSTのオモテの顔は、あまりに有名なマキシスさんで、こちらは倍の値段で、半分近い軽さの高性能タイヤがずらり、
なるほど、安くて重いタイヤと、高くて軽いタイヤの両方でガッツリ儲けようと、
あと、クランクはプロホイールさんで、よくよく見てみると、クランクとチェーンリングがしっかり溶接されてて、見るからに安っぽいけれども、そのぶんかなりなコストダウンも可能なはず・・・この2点で価格を抑えてるけど、どちらもいずれ交換する消耗品で、それ以外は妥協しない部品を使ってるんで、うまいことやってるなあという印象、
あと、グリップをさっそくエルゴングリップとかいうのに交換してますけど、これは、
十年以上前に、買ったんやけど、まったく出番が無く、今まで大事に保管してた、優秀なグリップで、これに交換するだけで、自転車本体の魅力が、少なくとも1割増しにはなる印象、
一般的なグリップとちがって、六角レンチで簡単に脱着できるのも良いすね、
元から付いてるグリップもけっして悪くはないけど、エルゴングリップに交換すると、とたんにグリップポジションの幅がぐっと広がるんで、単調な握りになりがちなバーハンドルには必需品と言ってもええほどスグレモン、
エルゴングリップさんのホームページ
https://ergon-bike.jp/grips/top.html
あと、サドルとかどうすか、
ジオスのピストバイクのときはここがコストダウンのしわ寄せパーツになってたけど、今回のサドルは見た目地味やけど、じつに堅実な作りで、硬さと柔らかさのバランスもええし、目立ちにくい裏側まで、しっかり作り込まれてるし、とても気持ちが良い、
フロントサスペンションのほうはどうすか、
無印やけど、マディ・フォックス・ダートとわざわざ名前を入れてるくらいやし、ARAYA品質はきっちりクリアしてるはず、
とはいっても、注意書きには、レジャークロスカントリーだけで使うようにとありますね、
完成車にスタンドを付ける時点で、街乗りマウンテンバイクのカテゴリーなことは明白やけど、その中で最上級のサスペンションを付けたって事ちゃうかなあ・・・そもそも、プリロード調整にくわえて、リモートロックアウトの切り替えスイッチが装着されてる街乗りマウンテンバイクなんて、このモデルだけとちゃうか、
つまり、ホームページあるように、街乗りのふだん使いから、そっとやさしく山野へ背中を押してくれる1台と、
基本、町中で使うことを想定しながらも、本格的な山野に分け入っても、それなりにしっかり走れるという、
ちなみに、1996年夏に購入して、四半世紀乗り続けた、車重わずか10s台のフルリジッドマウンテンバイクですけど、これまでをふりかえってみてどうすか・・・最初のころは相当な山ん中まで分け入ったわけですけど、
正直な話、ジャンプもやらんし、スピード出すわけでも無し・・・なもんで、サスペンション無しモデルでもまったく不便は無かったし、逆に、この軽さと26インチのコンパクトさがあったから、山野をかついで登ったり、輪行したりが、気軽にやれたんやと思う・・・なもんで、26インチモデルが市場から姿を消しつつある現状は、とても残念やなあ、
やはり軽さは正義ですか、
それはそうやけど、同時に今回、700cのロードモデルが子供用に思えるほどデカ重い27.5インチのマウンテンバイクに初めて乗ってみて、その重量からは信じられないほどの、軽やかな中速域の(時速20q台の)巡航性能があるんで、悪路以外にもフラットなアスファルトを船のように悠然と走りつづける楽しさがあって、しばらくは、700cと乗り比べしながら、27.5インチマウンテンバイクの可能性を探ってみたい、
PENTAX K-50 + HD PENTAX-DA 55-300mmF4.5-6.3ED PLM WR RE(JPEG撮って出し)