どうしたんすか、
アカン、ぜんぶ消えてもうた、
ほぼ、すべて書き上げてから、丸ごと消えるのはショックですね、
PENTAX リミテッドレンズの中でも、ひときわ異彩(いさい)を放つ、通称「リミズーム」について熱く語ってたんやけど・・・この1本のみズーム、かつアウトドアにも強い簡易防滴(WR)仕様・・・外観も写りも味わい深く、KPボディとの相性もバッチリな 20−40oの2倍ズームレンズ・・・「隠れスターレンズ」とも呼ばれかねない万能高画質な簡易防滴(WR)5倍ズームがきっかけで、近年、ペンタックスユーザーとなった筆者は、対極とも言えるこの2倍ズームレンズに何を思うのか・・・
PENTAX KPにHD PENTAX-DA 20-40mm F2.8-4 ED Limited DC WRをつけて撮影、
クリックすると拡大表示されます。 せっかく書いた長文が、消えて気の毒ですけど、書くほうも、ちょっと書いては、こまめに下書き保存しとくとか、それなりに対策しとかなあきませんよ、
知ってたんやけど、熱くなり過ぎて、ついつい下書き保存、忘れてたんや、
前回、今は亡きお父さんの話が出たことやし、その辺から始めたらどうすか、
じゃあ、気を取り直して、再開や、
で、ちょっと不思議なんすけど、それだけカメラにくわしいお父さんなら、息子も子供のころから、カメラに慣れ親しんで当然のような気がするんですけど、じっさいは、父親とはまったく無関係に、40才手前から、自転車とセットでカメラにハマり出すと、
まあひとことで言うと、子供のころの父親は、仕事熱心なんはええけど、四六時中ピリついてて、カメラについても、あんまりええ思い出がないんや、
といいますと、
職場で使ったフィルムを使い切って現像に出すさいに、もったいないから残ったフィルムを使い切ろうと、いきなり家の前に兄弟で立たされて、ピリピリした空気の中で、ねちっこい撮影会が始まるとか、
ふつう家族旅行とかで、写しますけど、
完全な命令口調で、殺風景な玄関の前に立たされて、「動かんと、そのままじっとしとれ」、とか、ダメ出しも多く、ウンザリするほど長時間におよぶこともあり…
それじゃあ、カメラは好きになれませんね、
「はいチーズ」なんてやさしいコトバは、いっさいなく、ガチガチに緊張して、ふてくされた我が子の写真をとって何が楽しいのやら、
ちなみに、家にはNikonの中級機であるニコマートの他に、子供が使えるカメラとかは、
子供用には、当時大人気やった庶民の味方、ハーフサイズカメラのオリンパスペンがいちおう用意されてたけど、ちょっとヘマでもしようもんなら、烈火(れっか)のごとく怒りまくるんで、ほとんど使うこともなく、
ちなみに、ハーフサイズカメラって、なんすか?
タテヨコが24×36oの一般的なフィルムの半分サイズ(タテヨコ 24×18ミリ)なんで、同じフィルムで倍の枚数が写せるという、庶民の味方カメラや、
そうなると、横長とちがって、縦長の画面になるんすね、
そう、しかも、庶民的な価格で、小型軽量を目指してるから、ピントも3種類くらいしか無かったんちゃうかなあ、
といいますと、
花と人物と山と、3種類のアイコンに合わせて、ピントを合わせるという・・・いや、記憶ちがいや、フィルムカメラの初代GR1のアイコンとごっちゃになってる、
初代フィルムカメラのGR1にも固定焦点があったんすか、
現行のGR3にもあるそうやけど、置きピン(固定焦点)モードで、2mと無限遠の2種類があって、これがけっこう使える機能で、ピントが合わせにくい空なんかも無限遠ですぐ写せるし、2mの場合は、絞り値ごとの被写界深度(ピントの合う距離)表を、カメラの底に貼り付けとけば、いちいちAFでピントを合わせなくても、絞りダイアルだけで、合焦(がっしょう=ピントの合う)範囲がつかめるし、F値を上げてくと2mから先が無限遠まで合焦することも分かるし、
そういえば、昔のマニュアルレンズには、F値と距離の目盛りを見るだけで、おおよその合焦(がっしょう=ピントの合う)範囲がつかめるという、素晴らしい機能がありました、
話題の部分から再生されます 伝統的なデザインをふまえたリミテッドレンズやけど、目盛りについていえば、デザイン的についてるだけで、おせじにも使える目盛りやないんで、その辺もくふうして、作り込んで欲しいなあ、
ちなみに、ハーフカメラ時代のオリンパスペンについては、カメラのナニワさんのブログにくわしい解説がありますよ、
https://www.cameranonaniwa.co.jp/blogs/2220551067/ なるほど、これはありがたい・・・固定焦点で、約4メートルにピントの山が来てたんか、
そういえば、使い捨てカメラ「写ルンです」も、固定焦点すね、
「写ルンです」といえば、自転車とワンセットでカメラにも目覚めた1996年、初めて自分で買ったカメラ・・・その次が、カメラのことも分からず、デザインだけに惹(ひ)かれて、フラフラ買(こ)うてもうたキヤノンの初代IXY(イクシ)、そのあと、父親からゆずってもらった、ミノルタの三倍ズームがついた普及型一眼レフと続くんやけど、
フィルムカメラも最後の時代になって登場して、すぐはかなくも消えてしまった、ハーフサイズカメラの再来ともいえるAPSカメラ(Advanced Photo System アドバンスト フォト システム の略)、その代表格が、キヤノンの初代 IXY(いくし)、ステンレスボディのニクいやつ・・・ドイツではIXYとちがってIXUSになってるなあ・・・ちなみに筆者が購入したIXYは、いちばん手前のタイプです。 あまり盛り上がることも無く、短命に終わったAPSカメラですが、ここで使われたフィルムサイズが、のちのち普及型一眼レフに使われるAPS-Cのセンサーサイズに受け継がれていくんすね、
一見すると、終わったように見えるいろんな技術も、姿形を変えて、今でも生き続けてるんやなあ、