昔、ネイルサロンを経営していた時の話です。
その時に、お店がオープンするまで掛かって費用は
ズバリ
¥4,000,000 です。
これは、ネイルサロンにしては多いと思います。
ネイルサロンは、もっと小資本で始められると思います。
今考えると最初にお金を遣いすぎたな〜と思います。
失敗の原因の1つですね。
特に、内装費と物件取得費&家賃です。
もっと安く抑えられたと思います。
ネイルサロンを出店する場所は、確かに大切です。
お客さんが簡単に来ることができる場所でなければいけないと思います。
しかし、家賃が高いと利益が出にくい状態になります。
ネイルサロンは、どんなに頑張っても担当できる客数が限られます。
なぜなら、ネイリストは仕事の掛け持ちが出来ないからです。
価格も安めに設定していたので、損益分岐点がかなり高くなってしまいました。
本当に今思えば、「バカだったな〜」の一言です。
では、何にどれぐらい遣ったのかといいますと、
■物件取得費 120万円
■内装工事費 150万円
■材料費 50万円
■設備費 80万円
大まかではありますが、こんな感じです。
これは、あくまでもネイルサロンがオープンするまでに遣った金額です。
オープンしてからもお金はどんどん減っていきます。
■広告宣伝費
■人件費
■交通費
■材料費
■お店の家賃
■光熱費
■通信費
運転資金は、200万円有りました。
上記の様な固定費は、毎月確実に支払わなければいけません。
ネイルサロンでの売り上げが上がらなければ、運転資金はどんどん減っていきます。
ジェルネイルの材料費はとにかく高いです。ちゃんとしたモノを使っていれば。
材料は、基本的にVISAカードを使って購入していました。
お店を経営していると、手元に多くの現金を残しておく必要があるので
意外とVISAカードには助けられました。
光熱費や、通信品など細かい支払いもVISAカード決済でした。
これって、サラリーマン時代(雇われスタッフ)では考えられない事だと思いますが、
お店の経営をしていると現金はとても大切になります。
カード決済は、一応借金になりますが現金での支払いを先延ばしする事が出来るのです。
特に経営が安定していないオープン当初は、売り上げがほとんどありません。
しかし、毎月の固定費は必ず出ていきます。
苦しいです。
この時に、どれだけ現金を手元に残しておく事が出来るか、という事は大切です。
普段は使う必要は無いと思いますが、VISAカードは経営を始める前に持っておくほうがいいですよ。
事業主になると、カード審査をパスする事が出来ませんので。
給料を毎月貰っているからこそ、クレジットカード会社は信用してカードを発行してくれます。
経営者になると、不安定になるのでカード審査で必ず落とされます。
これだけは注意して貰いたいのですが、お店の運営以外にカード決済をするのは止めましょう。
私物の購入ですね。
これをしてしまったら、きりがなくなってしまいますので。
あくまで、経営上必要な時だけ使って下さい。
無駄な借金は作ってはダメですから〜。
お店は、現金が無ければ終わります。
家賃、人件費、ですね。
これらを払う事が出来なくなったら、終了です。
その為にも現金は、手元にしっかりと残しておく必要があると思います。
運転資金が底をつくと、お店は終わりです。
個人経営のネイルサロンは、とにかく小さく始める事が大切だな〜とつくづく感じました。
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