2015年04月04日
三洋製ワープロ専用機 サンワードSWP-330
昭和の終わりの頃にワープロ専用機
なるものが世の中に出てきた
まだまだ文書は手書きが主体の時代に
これは超〜画期的な製品であった
私の人生に影響を及ぼした機器の一つである
パソコンで文書を扱うことも可能になっていたが
一般人が購入するような代物ではなかった
プリンターも別途購入する必要があり出費も大変だが
そんなにいろいろ置く場所が無い
ってんで,ワープロ専用機の出番である
ちょうどワープロ専用機の黎明期だったので
各社から雨後のタケノコのごとく多種多様な製品が出ていたが
私が選んだのは,写真の製品,三洋のサンワードSWP-330
いろいろ比較したのだが,決め手はB4用紙の横印刷ができること
それと,これが第一の理由だが,表計算機能が有ったのである
仕事で表形式のデータを扱うことが多かったのだが
そのデータを大きい順に並べたり,あいうえお順に並べたり
という機能があり,そういうデータ操作ができるのは
この機種だけだったのである
で,仕事用に購入しましたよ,自腹で
たしか値切りに値切って130,000円くらいだったと思う
まだまだ,手書きが主体の時代だったが
手書きと印刷物じゃ企画書や報告書の見た目が
雲泥の差! で,通常なら通らないような企画や報告でも
見た目がいいから,なんとかなったりしたもんである
で,人生が変わったワケ(笑
東芝のルポとかNECの文豪,シャープの書院とかの機種も
さわったが,漢字変換の精度や検索機能なんかが
格段に優れた,ほんとうに使いやすい機種だった
その後,パソコンも購入して一太郎なんかも併用してたが
パソコン立ち上げて,フロッピーからソフトを読み込んで
な〜んてやってるうちに,簡単な文書なら専用機は済んじゃう
で,後継機まで購入した
その後,瞬く間にパソコンに駆逐されていくわけだが
このワープロ専用機なるジャンルは
いろんな意味で時代を変えた製品だと思う
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