昨今はなんでも軽さが正義である
なんでも軽い方がもてはやされる
スマフォなんてグラム単位で軽さを競ってる
車だって軽けりゃ燃費がいいし重量税は安くなるし
ノートパソコンだってタブレットだって軽い方がイイ
ビールだってタバコだってライトテイスト
人間だってちょっと重くなるとメタボ!メタボ!
って警告されて,体重軽くしろと怒られる
体重軽量化のためのダイエット関連商品は
星の数より多いくらい
人の生き方だって,まあそんなに悩まなくてもいいよ
深刻に考えるとストレス溜まって心と体に悪いです
軽いのりで行きましょう,てな時代だし
とにかく軽さが正義!
前振りが長くなっちまったけど〜
オーディオ機器はそうじゃない
重さが正義,ぜったい重い方がいいの!
アンプだって,プレーヤーだって,スピーカーだって
なんだって,とにかく重い方がいい!
宇宙が始まって重さが生まれた瞬間からの普遍の真理
昨今の軽さが正義の風潮にだまされちゃいけない
むかし欲しかったTechnicsの
アナログメーターが付いてるパワーアンプなんて
重さが40kgとか50kgですぜ,だんな
男性でも持ち上げるのに苦労するくらいの重さ
お値段だって超重量級
イイ時代だったねぇ
ああいう製品は開発に時間がかかるわりに
あまり数は出ないでしょうから
メーカーの経営には貢献してないはずだけど
そんなの無視してフラッグシップ機の開発を行える
環境があったということがすばらしいじゃ有りませんか
たぶん経営陣も,そういうアソビの部分に投資することが
結局,社員のやる気を引き出すということを知ってたし
それが赦されるイイ時代だったんだろうね
それを赦す会社の度量があったんだろう
こういうこと言うと,
おっさんの回顧趣味っていわれるだろうが
今でもそういうやり方は間違ってないと思うけどね
今の経営者はすぐに従業員を切る解雇趣味だからなぁ
2015年05月03日
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