2023年07月25日
工進(KOSHIN)乾電池式噴霧器「GT-2S」と「GT-2D」の違い
1.はじめに
庭木のカイガラムシ対策でこれまで工進の蓄圧式の噴霧器を使用してきたのだが,加圧等の作業が不要な同社の乾電池利用の電動式噴霧器に更新しようとしたら,2L容量の製品が「GT-2S」という型番と「GT-2D」という型番の2種類があることが分かった,なんで2種類あるんだろう?
2.メーカーに問い合わせ
私はGT-2Sを購入しようと思っていて,いろいろ調べたらこの製品の注意事項の使用できない薬剤の例に「油性薬剤」という記載があった,私はカイガラムシ対策に通常は「マシン油乳剤」を使っているので,これが使えないと少々困るというか,ダメなら他の薬剤に切り替えなければならない
ということで,とりあえず工進のホームページを見たら,問い合わせコーナーが有ったので,そこからGT-2Sでマシン油乳剤は使用できるのかどうか質問してみた,すぐに回答メールが返ってきて,以下のとおりなわけだが,回答の速さや適切なアドバイスには敬服してしまった,とても親切!
3.質問への回答(その1)
「この度は,株式会社工進にお問い合わせを頂き,誠にありがとうございます,株式会社工進お問い合わせ窓口でございます,お問い合わせ頂いております内容につきまして,ご回答申し上げます」
ということでGT-2Sはマシン油乳剤は使用可能とのことである
4.質問への回答(その2)
最初の回答から2時間後くらいにまたメールが届いた「お問い合わせいただきました内容でご確認したい点がございましたので,再度メールさせていただきました,○○様はGT-2Sの購入をご検討下さっているとの事ですが,型式にお間違いはございませんでしょうか?」との確認メール
「現在弊社ではGT-2Sの生産を終了しており,新製品として【GT-2D】を販売しております,【GT-2D】はポンプがダイヤフラム式に変更となりましたので,マシン油乳剤は散布不可としています,GT-2Sでしたらマシン油乳剤の散布は可能です」とさらに解りやすい回答が送られてきた
5.丁寧な対応に脱帽
また「GT-2Sは一部の販売店様でのみ販売されている可能性もございますので,GT-2Sを購入される場合は,インターネット通販サイトやホームセンター様でご確認を宜しくお願い致します」と追加のアドバイスまで送ってもらって,この消費者目線の対応にいたく驚いた次第である
このような問い合わせに迅速適切に対応してるこの工進(KOSHIN)という会社の企業姿勢にえらく感心してしまった,問い合わせしても通り一遍の「そんなことは解ってんだけど」的なとんちんかんな回答が来たり,中には無視されたりとかも有るのに,いやはやすばらしい対応である
6.おわりに
工進(KOSHIN)の宣伝になってしまったが,タイトルのGT-2SとGT-2Dの違いという点に関しては,両製品で使用されているポンプの仕組みが違うということで,その違いのために,新しい製品であるGT-2Dではマシン油乳剤は使用できないということになる,この点は注意が必要である
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