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2018年10月22日

食後高血糖対策に食物繊維たっぷりのおから入りよもぎパン

名称未設定 1のコピー.jpg

1.はじめに
 以前,定期検診で糖尿病の気があると言われてから,食事の内容を全体的に見直して対応してきた結果,ヘモグロビンA1cは基準値内に収まるようになってきた,その後,糖負荷検査(甘い砂糖水飲んで時間をおいて何度か採血して血糖値測る検査)で,なんと食後高血糖と判定されてしまった


2.おから入りよもぎパン作成の動機
 食後に血糖値が上がるのは普通なのだが,それが基準値を超えていますよという検査結果である,食後に病院で測ったら4プラスなんて判定が出たこともある,というわけで,食後の血糖値が上がらないようにイロイロ食事の内容を工夫して,朝食のパンは自家製の全粒粉パンを焼いて食べてきた


3.おから入りよもぎパン作成への経緯
 その全粒粉パン(100%全粒粉)の作成に関しては,過去に何度かレシピを掲載してるので参考にしてほしいのだが,ただ100%全粒粉パンばかりでは飽きてきたので,今回は100%全粒粉にはこだわらず,食物繊維を増量することで,食後の血糖値上昇を抑えるという方法にチャレンジしてみた

 食物繊維を増やすというのが目的ならば,難消化性デキストリンとかの粉末があるから,これを混ぜ込むとういう方法が簡単なんだろうが,それではおもしろくないので,よもぎ粉末を使った「よもぎパン」にチャレンジである,その後食物繊維増量のためにおからの粉末も混ぜ込むことにした

よもぎパン (3).jpg

 上の写真が実際に使用してる製品である,よもぎ粉末は森勝商店というところの製品をネットで購入してる,60g入りが5袋で2,700円である,また,おからの粉末は原田食品というところの製品を使用してる,こちらは近所のスーパーで400円弱で購入してる,どちらの製品も国産品である


4.おから入りよもぎパンのレシピ
 最初のよもぎ粉末だけの時は,それなりにうまくできていたのだが,おからの粉末まで入れるようになったら,あまり膨らまなくなり,ずっしりとしたバサバサのパンになったりした,おからの量を変えたり水の量を変えたり,いろいろ試行錯誤してたどり着いたのが以下に記載するレシピである

 ◆おから入りよもぎパンのレシピ
  @ 全粒粉    :125g(日清の全粒粉 パン用)
  A 小麦粉    :125g(日清の強力粉カメリア)
  B スキムミルク :大さじ3(18〜20g)
  C 黒糖粉    :大さじ1(8〜10g)
  D 塩      :小さじ1(4〜5g)
  E おから粉末  :大さじ2(8〜10g)
  F よもぎ粉末  :10g
  G 無塩バター  :25g
  H 冷水     :250cc
  I ドライイースト:3g

よもぎパン (4).jpg

 ※ 上記レシピ内で大さじとか小さじと書いて有るのは,購入したホームベーカリーに付いていた,上の写真の計量スプーンである,スプーンなのでカップでどれくらいすくうかで,その量に差が出てしまうのだが,括弧書きで重さも示したので,重量で計量する場合はこちらを目安にして頂きたい


5.おから入りよもぎパンを焼く
 私の使用してるホームベーカリーは,パナソニックのSD-BM1001-Gである,上の材料の@〜Hをパンケースに入れて本体にセット,ドライイーストもイースト容器にセット,メニュー番号9番の「全粒粉」のコースで焼いている,これで5時間後に下のような,おから入りよもぎパンができあがる

よもぎパン (1).jpg

よもぎパン (2).jpg

 蛍光灯の光で撮影したので,青ざめた色合いであまりおいしいパンには見えないが,実際はもっとましな色だし,ヨモギの風味も残っていて,食べれば納得の味である,繊維質が多すぎて食感の悪さを懸念する人もいるかもしれないが,意外と中はフワフワでカットしにくいような場合もある


6.おから入りよもぎパンを焼く際の注意点
 普通の食パンを焼く場合でも,ふくらみ具合は気温の影響を受けるのだが,このおから入りよもぎパンは,その気温の影響を通常のパンより受けやすいように思う,ふくらみの調整は水加減で調整可能なので,膨らみすぎるようなら,水を230ccとかに減量するとかして調整してほしい


7.おわりに
 ちなみになんで「よもぎ」なのかであるが,普通のモチを食べて食後の尿糖を検査紙で測ると,結構な量の糖が検出されるので,モチは食べるのを避けてきたのだが,知人からもらったよもぎがたっぷり入った自家製のヨモギモチを食べた時は,尿糖が検出されなかった,というのも理由の1つである



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