2017年12月20日
アガベ・アテナータの正しい呼び名・名前・呼称・表記について
1.はじめに
アガベの一種である,学名で「Agave attenuata」と記載されるアガベに関して,現在は「アガベ・アテナータと」書いてるが,以前は「アッテヌアータ」とか「アテヌアータ」という表現も使用していた,これについてちょっとした記事を「アガベ・アテナータの育て方」の中に書いてたのだが,ごちゃごちゃして読みにくいので独立した記事にまとめなおしてみた
2.Agave attenuataの日本語での書き方
学名で書けば迷うことなく世界共通の「Agave attenuata」ですむんだが,日本語でカタカナ表記する場合(和名と言うべきだろうか)は,「アガベ・アテナータ」だったり,「アガベ・アテヌアータ」だったり,はたまた「アガベ・アッテヌアータ」とかいろいろである,私はattenuataの中に「nu」があるから,以前は「アッテヌアータ」や「アテヌアータ」派だったが,どうも世間はそうでないようである
3.グーグルで検索すると
ある時グーグルで自分が使ってる「アガベ・アテヌアータ」を検索したら,グーグルから「もしかして:アガベ・アテナータ」じゃないですかと言われて「アガベ・アテナータ」の検索結果が表示された,そこで試しにそれぞれの呼び名で検索した結果,「アガベ・アテナータ」が64,700件,「アガベ・アテヌアータ」が7,910件,「アガベ・アッテヌアータ」が717件ヒットした(2017.12.20現在)
4.アガベ・アテナータが一般的
というわけで,「Agave attenuata」の日本語での表記は「アガベ・アテナータ」を使用してる人が圧倒的に多いということになる,しかし,「attenuata」を「アテナータ」と呼んだら,「attenuata」の中にある「U」の立場はどうなるんだろ? どうにもこの点が腑に落ちないというか,どちらかというと英語的な発音から言えば「アッテヌアータ」が近いようにも思うのだが・・・
私が利用してる日本インドア・グリーン協会が出してる「熱帯花木と観葉植物図鑑」では,「アガベ・アテヌアタ」と記載されてるし,高名な花き研究家の方のホームページでは「アガベ・アッテヌアタ」と記載されていて,どちらも長音の「ー」は入ってない,とにかくいろいろ様々である,まあ学名がもともとラテン語だから,国や地域で発音違うだろうし,しょうがない面があるとは思うが
5.おわりに
しかし「アガベ・アテナータ」が世の主流なら従うしかない,当初は英語発音の「アガベ・アッテヌアータ」派だったが,途中で「アガベ・アテヌアータ」に替えて,それをけっこう長く使ってきたが,最近「アガベ・アテナータ」が主流と知って過去の記事なども「アガベ・アテナータ」に修正した,どれが正しいかと言えば,たぶんどれも正しいということになるだろうが,寄らば大樹の陰である
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