2013年11月29日
職歴その4
今日は朝から雪でした 昨夜から降っていた雪が屋根にうっすら積もっています。
昨夜は寒かったのもあり 晩ご飯は温かいチャンポン鍋にしました。
見た目は麺以外入っていないようですが 健康の為に白菜、ネギ、しめじ、春菊など入れてます。
ボリュームもあり体の芯から温まって美味しいですよ。
さて今日は職歴の続きを書きたいと思います。
食品会社を退職してから次の職場を見つけるのに少し間が空いてしまったんです なぜかというと
丁度その頃はバブルがはじけて世間は不景気の波に飲まれていた時期だったからです。
私もそのときは年齢的に30後半ということもあり 面接の電話を入れるたびに『年齢はおいくつですか?』と聞かれ『はい 38歳になります。』というだけで『ん〜申し訳ありませんが うちでは無理ですね。』と即座に断られることが度々でしたね〜。
そういうわけでとりあえずはバイトかパートで繋いでおこうと思い 見つけたのがガテン系のとび職だったんです。
とび職というのは危険がつきもので 山の中の橋を架けるのに幅が20センチほどの足場を資材をかかえて50メートルの高さのところを行き来したり 道路の高架橋の保守をおこなう足場作りでは
下の道路は車が行き交っているなかで 工具を落とさずに資材運びだとか
その中で一番怖い思いをしたのが ある病院で壁の塗り替えの足場を作ることになって 『○○ 今日はここの足場を作るから上まで上がってくれ』といわれ垂直の30メートルのはしごを登って行く時でしたね
今まで斜めのはしごは登ったことはありますが さすがに垂直の30メートルは怖かったです 登っていく途中で『もしこの手を離したら どうなるんだろう?』と思うと なぜかあそこがジンジンしたものです 笑
そこの病院では丁度 演歌の女王と呼ばれる方が入院中でして ある日足場が倒れるのを防ぐのに壁と足場をつないでおく アンカーボルトというものを設置していたときのことです
壁にドリルで穴を開けていると 病院の事務長がきて『こまりますね〜 静かにできないんですか!!』っていわれたんです 『入院中の患者さんや検査が正確にできず迷惑がかかります』って それをそばで聞いていた監督が突然怒り出して『静かにできるわけなかろ〜もん こっちは仕事にならんとばい』と切り返していたんです。
突然のことで周りもオロオロしていましたが よほど監督は頭にきたのか『もう よか 引き上げるばい』と言って全員ひきあげました その時の監督の姿には惚れましたね。
そこでは半年ほどいましたが 辞めて1ヶ月後のある朝新聞を見ていると1面に見慣れた会社名があり 読み進んでいくとなんと【警察署で足場が崩れ 2名死亡】と書いてあるではありませんか
そうなんです 私が辞めた会社が地元警察の塗りかえようの足場作りの作業中に 足場が崩れて作業員が落下して2名死んでいたんです それを見て驚くと同時に『うお〜〜もし自分がまだ辞めてなかったら ここにいたかも 辞めててよかった』と冷や汗をかいていたのを思い出します。
今までのところでもいろいろと学びましたが ここではまず体力がついたのと 仲間意識が強く思っていたよりも優しい人が多いんだなってこと それからなるべく危険な仕事にはつかないようにしようということを認識できたことです。
以上
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昨夜は寒かったのもあり 晩ご飯は温かいチャンポン鍋にしました。
見た目は麺以外入っていないようですが 健康の為に白菜、ネギ、しめじ、春菊など入れてます。
ボリュームもあり体の芯から温まって美味しいですよ。
さて今日は職歴の続きを書きたいと思います。
食品会社を退職してから次の職場を見つけるのに少し間が空いてしまったんです なぜかというと
丁度その頃はバブルがはじけて世間は不景気の波に飲まれていた時期だったからです。
私もそのときは年齢的に30後半ということもあり 面接の電話を入れるたびに『年齢はおいくつですか?』と聞かれ『はい 38歳になります。』というだけで『ん〜申し訳ありませんが うちでは無理ですね。』と即座に断られることが度々でしたね〜。
そういうわけでとりあえずはバイトかパートで繋いでおこうと思い 見つけたのがガテン系のとび職だったんです。
とび職というのは危険がつきもので 山の中の橋を架けるのに幅が20センチほどの足場を資材をかかえて50メートルの高さのところを行き来したり 道路の高架橋の保守をおこなう足場作りでは
下の道路は車が行き交っているなかで 工具を落とさずに資材運びだとか
その中で一番怖い思いをしたのが ある病院で壁の塗り替えの足場を作ることになって 『○○ 今日はここの足場を作るから上まで上がってくれ』といわれ垂直の30メートルのはしごを登って行く時でしたね
今まで斜めのはしごは登ったことはありますが さすがに垂直の30メートルは怖かったです 登っていく途中で『もしこの手を離したら どうなるんだろう?』と思うと なぜかあそこがジンジンしたものです 笑
そこの病院では丁度 演歌の女王と呼ばれる方が入院中でして ある日足場が倒れるのを防ぐのに壁と足場をつないでおく アンカーボルトというものを設置していたときのことです
壁にドリルで穴を開けていると 病院の事務長がきて『こまりますね〜 静かにできないんですか!!』っていわれたんです 『入院中の患者さんや検査が正確にできず迷惑がかかります』って それをそばで聞いていた監督が突然怒り出して『静かにできるわけなかろ〜もん こっちは仕事にならんとばい』と切り返していたんです。
突然のことで周りもオロオロしていましたが よほど監督は頭にきたのか『もう よか 引き上げるばい』と言って全員ひきあげました その時の監督の姿には惚れましたね。
そこでは半年ほどいましたが 辞めて1ヶ月後のある朝新聞を見ていると1面に見慣れた会社名があり 読み進んでいくとなんと【警察署で足場が崩れ 2名死亡】と書いてあるではありませんか
そうなんです 私が辞めた会社が地元警察の塗りかえようの足場作りの作業中に 足場が崩れて作業員が落下して2名死んでいたんです それを見て驚くと同時に『うお〜〜もし自分がまだ辞めてなかったら ここにいたかも 辞めててよかった』と冷や汗をかいていたのを思い出します。
今までのところでもいろいろと学びましたが ここではまず体力がついたのと 仲間意識が強く思っていたよりも優しい人が多いんだなってこと それからなるべく危険な仕事にはつかないようにしようということを認識できたことです。
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