Perfumeが来りてテクノポップを聴く

長ーいCEツアー公演が無事終了しましたね。

ツアー中ハプニングはたくさん起きましたが、公演中止になるような

自然災害や事故が起きなかったのは何よりです。

私はというと都合が付かず、福岡公演に行けなくなったと分かった途端に、

気が抜けてしまい風邪を引いてしまいました。

Perfumeライブを控えている時は、一度も引かなかったのに。

病は気からというのは、本当にあるんですね。

あ〜ちゃんがアリーナ公演のMCで

「Perfumeのライブを見に行くことを楽しみに日々頑張っている人がいるんだよ。」

と言っているのを聞いたとき、そんな大袈裟なと笑っていましたが、

まさか自分の体がPerfume無しでは生きられなくなっていたとは！恐るべし。

（↑それこそ大袈裟だよ。笑）


思い返してみると私は、第1章アリーナ編、第2章北米編、第3章ドーム編と

全3章とも参戦しました。（改めて振り返ると良く行ったなぁ。でかした自分。）

でも各章とも趣向が凝らしてあって、飽きることはありませんでしたよ。

フラッシュバックで振り返ってみると、さまざまな名場面がありました。


あ〜ちゃんは、本当に客席をよく見ていますよね。

静岡公演ではトイレに行こうとした男の子を見つけるし、

北海道公演ではコンタクトレンズがズレて焦るお兄さんを見つけるし、

徳島公演で「すだちくん」Tシャツを着た人を見つけて、

NY公演では、半べそで通訳してくれた女性との掛け合いも良かったし、

いずれも神展開になりました。

こうなってくるとライブ会場に入る時、発券されたチケットを見て、

ステージに近いと「Perfumeを間近で見ることができる！」と

嬉しくなりますが、喜んでばかりもいられません。

客席からPerfumeがよく見えるということは、

ステージからも客席がよく見えるということの裏返しです。

いつ見つかるか分かりませんから、気が抜けませんね。

まぁ気を抜くつもりは、さらさらないですけどね。笑。


かしゆかは、気持ち先行で言葉足らずになりがちな

あ〜ちゃんの言葉をファンに分かりやすく補足してくれたり、

冒頭でのっちが着地点の見えないMCをしたり、突拍子もないことを言い出しても

しっかりとフォローしてあげたり、突っ込んであげたりと

絶妙な距離で2人へ寄り添っていましたね。

（のっちも自分では収拾付かなくなって、

かしゆかが水分補給から戻ってくるのを

心待ちにしている時もありましたね。

自分のMCもそこそこに「ゆかちゃんですっ」と丸投げしてましたが。笑）


のっちは、電球を大量発注してしまったり、乾燥肌で粉吹いてるとか

自虐的なネタで客席を沸かせてくれました。

客席の煽りも、あ〜ちゃんの伸びやかな声に対して、

のっちは厳しめの言葉でビシッと決めてくれました。

間奏中に直線の通路を3人で歩くとき、のっちだけ途中でターンしながら歩いていくシーンを

よく見かけた気がするのですが、きっと楽しくなって自然と出てしまうのでしょうね。


とまぁ、ここには書き尽くせないくらい次から次へと思い出が蘇ります。

１公演たりとも行って損したなぁとは思いませんでした。

それはきっと同じセットリストで各地を回っていても、ファンの為に毎回改良されていて、

ドキュメンタリー映画でもあったライブ終了後の反省会が生かされているからなんでしょうね。

1度きりしか来れないファンの為にも、１公演１公演を大切に全力で向き合っていると実感しました。

Perfumeライブの魅力は何かと聞かれたら、楽曲、ダンス、演出もさることながら

あの3人だからということに尽きます。

同じくらいのダンススキルの人が代わりにステージに立っても、

同じように心の琴線に触れるということはないでしょう。

あの3人じゃなければ、あの空間は作れないのです。

あらゆるトップレベルの才能が集結して織り成す濃密な空間は、体験すると癖になりますね。

ツアーが終わったばかりだというのに、次のライブツアーが楽しみでしょうがない自分が居ます。


書いててなんだか熱い文章になってきましたので、このぐらいにしておきましょう。

まだ風邪の熱が引けてないのかな。