2017年09月28日
LEDシーリングライトの選び方
今回は、LEDシーリングライトを選定するにあたっての注意点をまとめてみました。
LEDシーリングライトは、メーカーや機種によって明るさや色が違うんですよね。
★ 失敗しないLEDシーリングライトの選び方
● 適応する広さ (畳数)
● 明るさ (ルーメン = lm)
● 色温度 (ケルビン = K)
● 演色 (Ra)
● 消費電力 (W)
以上の項目に注意して選定ましょう。
★ 部屋の広さと明るさの関係
照明器具は、適応する広さ(畳数)を目安に選定します。
明るさはルーメン(lm)で表し、数値が大きくなる程、明るくなります。
広さと明るさの関係
日本照明工業会より
この表を見ると、同じ広さでも明るさの幅がある事に気づきますね。
LEDシーリングライトは、明るさを段階的に調整できるので、最低でも基準値以上の明るさの機種を選ぶと良いでしょう。
★ 色温度
色を数値化したもので、ケルビン(K)で表します。
数値が低くなる程、赤色に近づき、高くなる程、青色に近づきます。
と言っても、あまりピンと来ませんね。
わかりやすいように、市販されているLED電球や蛍光管の色を例にしてみると…
LED電球や蛍光管には大きく分けて3種類の色があります。
● 昼光色 (クール色)
⇒ 6500K程度
● 昼白色 (マイルド色)
⇒ 5000K程度
● 電球色
⇒ 3000K程度
同じ白色でも、クールな白とマイルドな白があるんです。
因みに、太陽光は 5000〜6000K程度。
朝日や夕日は 2000K程度です。
LEDシーリングライトにも ケルビン(K)の表記があるので、機種選びのの参考になるでしょう。
また、電球色から昼光色まで段階的に変化して、好みの色に出来る(調色)機種もあるので、それも選択肢に入れておくと良いですね。
★ 演色 (Ra)
演色…あまり聞かない言葉ですね。
ですが結構、重要なんです。
演色とは、色を忠実に再現できるかの数値で、基準は自然光(太陽光)の Ra100です。
Ra80 以上であれば自然に近い色が再現できると言われています。
★ 消費電力
これは簡単ですね!
同じ明るさなら消費電力が少ない機種の方が省エネになります。
1Wあたりの明るさ(効率)を数値(lm/W)で表記している機種もあります。
★ やっぱり国産品が安心?
照明器具って国産品が多いんですよね。
部品選定から組み立てまで国内でやっているので安心感がありますね。
LEDと電源回路を5年間保証としているメーカーもあります。
国産の照明器具(NEC製) 5年保証です。
一部の海外組み立て製品には、LEDや電源回路の品質にやや不安がある製品もあり、早期点灯不良になるケースがある事も頭に入れておきましょう。
(全ての海外製品がそうであるとは限りません)
近年、国産品の価格も低下しており、海外製品との価格差は、ほとんどありません。
★ 最後に
簡単な知識を身に付けるだけで、お得・節約になります!
これからLEDシーリングライトの購入される方の参考になれば幸いです。
今回の記事は Wikipedia、日本照明工業会のホームページを参考にさせて頂きました。
【このカテゴリーの最新記事】
この記事へのトラックバックURL
https://fanblogs.jp/tb/6752541
この記事へのトラックバック
売り場で各メーカーの比較をするのも面白いですよ!