パンチでダウンをもらうが、そのまま攻めた。
Yahoo!より、
平田樹がアリースに判定勝ちで「アトム級ワールドGP」準決勝進出【ONE】
9/4(土) 12:40配信
TOKYO HEADLINE WEB
https://news.yahoo.co.jp/articles/94419eb614ad1f3fd019100b26020fe838bd9619
記事より、
ONE Championshipの初の女子選手のみの大会となる「ONE: EMPOWER」（9月3日、シンガポール・インドアスタジム）で「アトム級ワールドグランプリ」の準々決勝4試合が行われた。
日本からただ一人とグランプリに参戦した平田樹（フリー）はアリース・アンダーソン（米国）に3-0の判定で勝利を収めた。準決勝にはハム・ソヒ、スタンプ・フェアテックス、リトゥ・フォガットが勝ち進んだ。
準決勝の組み合わせはファン投票で決定。試合終了後から投票サイトにて投票がスタートした。投票期間は9月10日までの1週間で、結果は9月24日の「ONE: REVOLUTION」で発表される。
平田は1R、2Rと打撃の攻防から組みにいくと、足技や投げといった柔道殺法でテイクダウンを奪うとサイドポジションからパウンドとヒザでアリースを削っていく。ここまで有利に試合を進めてきた平田だったが、3Rにはアリースが右のカウンターでダウンを奪う。平田はすぐにタックルから立ち上がり、ケージに押し込んで首投げを狙うがしのぐアリース。しかし終了間際に平田は払い腰でテイクダウンを取り切ると、サイドからパウンドとヒザを打ち込み続けた。
ONEの判定は全ラウンドをトータルしたもので、ニアフィニッシュが重要視されることから3Rのダウンをどうとるかに焦点が集まったが、ジャッジ3者は平田を支持。3-0で平田が勝利を収めた。
平田は試合後のインタビューで現在の気持ちについて「ん〜、まだまだって感じですかね」と語るなど、試合内容には納得していない様子。「やっぱり練習をしているだけあって（試合の中で）いろいろなことをしました。打撃もしたし、グラウンドもしたんですけど、パウンドとかポジションのキープは良かったと思います。でも、それ以外の寝技の技術や立ち技の技術も練習してきたので、それを出せなかったのが悔しいです。次の試合に向けてまた頑張れる課題ができたので、まずは勝てて一安心だなと思います」と語った。