棒人間ニュース〜今日の気になるニュース〜

建築物というのは長くその姿をとどめるものである。
また、一般的に最初からつければよい設備を後付すると却ってコストが高くなる。
体育施設に冷房をつけるのは当たり前で、これがあるかないかで、特に民間の利用の数が決まる。
春や秋にしか使わないと割り切ればいいが、そのことは収入減、稼働率減を意味する。
使わない施設に巨額をつぎ込むことになるのである。
見せかけの1千億円削減にこだわるのは愚策である。
いまどき、かち割りでコンサートを聴くか？
民間の意見をもっと聞いて施設をつくるべきである。
Ｙａｈｏｏより。
新国立、１千億円の削減幅重視　首相の一声で冷房見送り
朝日新聞デジタル 8月29日(土)4時59分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150829-00000006-asahi-pol
Ｙａｈｏｏ知恵袋より。
代々木第一体育館コンサートは中の気温はどう
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1199014511
「暑さ対策なら、『かち割り氷』だってある」。首相は夏の甲子園名物を挙げ、遠藤氏に冷房施設の断念を指示。・・・
これは、あり得ない。
暑い夏に開かれるオリンピックの会場でいちいちかち割りを何度も売り歩く、観客は買わなきゃいけないのか。
日本がまともな競技場をつくれないということを示すだけだ。
問題はやはり、民間も使いたくない施設は誰しも使いたくない施設で、稼働率の低い施設となり、結果的に損をするということだ。
こういう施設では民間は管理をしようとも思わない。
熱中症対策など結果的にランニングコストがかかりすぎるし、訴訟リスクなど問題が多いからだ。

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