2019年12月29日
エスカレーターは2列か1列か?1列が普通だが、地域によって右を空けるか左を空けるかは違う。
エスカレーターは歩いてはいけないと言われる。
それが2列。
だが、多くの人は歩いているじゃないか。
関東は右側を空けて歩く列。
関西は左側を空けて歩く列、となっている。
仙台は、微妙だ。なぜそうなったのだろうか?
Yahoo!より、
エスカレーター並ぶのは「右、左?」地域に差 「歩かず2列並び」は浸透するのか?
12/28(土) 9:10配信オリコン
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191228-00000305-oric-life
記事より、
エスカレーターは歩かず2列で──。今年7月から8月にかけて、JR東日本らがエスカレーターを安全に利用してもらうためのキャンペーンを実施。また、NHKのサイト「聞いてほしい 未来スイッチ2020」もこのエスカレーター問題にフォーカスしており、複数の意見記事が投稿され、SNSでも大きな話題を集めた。急いでいる人に配慮して、エスカレーター片側を空けて立つという暗黙のルール。しかしこの慣習は東京都だけで年間1400件もの事故を引き起こしており、近年はエスカレーターの乗り方を見直す議論が各所で巻き起こっている。特に世界中の人が日本にやってくる2020年を控えたここ1年は、誰もが安心してエスカレーターを利用するための取り組みや呼びかけが盛んに実施されてきた。しかし、なかなか浸透していないのが現状だ。
そもそもエスカレーターはなぜ2列に並んで立つべきなのか。日本エレベーター協会によると、エスカレーターはステップの上に立ち止まって利用することを前提とした安全基準で作られているという。また、ケガや障害などで片方の手すりにしかつかまることができない人もいる。こうした人たちにとって「片側空け」の慣習が危険であるのはもちろん、不要なプレッシャーを感じさせてしまうこともあるだろう。
もちろん健常者であっても、歩いたり駆け上がったりすることで体のバランスを崩して転倒事故を起こすことはある。また片側をすり抜ける際に人や荷物とぶつかって、他の利用者を巻き込む恐れもあるだろう。
業界団体では盛んに「エスカレーターの正しい乗り方」の啓蒙活動を行い、個人もSNSなどで「エスカレーターでこんな危険な目に遭った」と声を上げている。しかし長らく日本では「エスカレーターは片側を空けるもの/歩くもの」という認識が刷り込まれてきた。その慣習を変えるのは、なかなか難しいのが現実のようだ。
Jタウン研究所が2014年に行った「エスカレーターで立つのは右と左のどちら?」というテーマの調査では、「片側空けはしない」という回答はわずか12.3%。また「流れ次第で片側に立つ」という回答も9.2%あった。全国的には「左側に立って右側を開ける」が57.0%と優勢で、北海道(78.8%)、東北(61.1%)、関東(70.0%)、甲信越北陸(57.7%)、東海(62.3%)、中国(58.3%)、九州・沖縄(65.4%)と大多数の地域で「左立ち」をしていることがわかった。
全国で唯一「右立ち」が多数派だったのが関西で57.7%を占めている。ただし関西でも京都だけは、「左立ち:35.3%、右立ち:25.5%」とやや左立ち派が優勢。これは京都には国内外の観光客が多く訪れるため、首都圏と同じルールが一部に定着しているのでは、というのが定説となっているようだ。
ちなみに四国地方も「左立ち」が46.8%とやや優勢ながら、「右立ち」も23.4%と全国的には少なくない。中でも徳島では「左立ち:37.5%、右立ち:37.5%」という回答で、これは関西圏の影響が強い地域性を反映したものと推察されている。
なお「片側空けはしない」の回答が比較的多かったのが、和歌山県(36.4%)と岡山県(28%)。ただしどちらの県も「片側空け」のほうが優勢で、関西圏の和歌山県は「右立ち」が45.5%、岡山県では全国と同様「左立ち」が48%という回答だった。
それが2列。
だが、多くの人は歩いているじゃないか。
関東は右側を空けて歩く列。
関西は左側を空けて歩く列、となっている。
仙台は、微妙だ。なぜそうなったのだろうか?
Yahoo!より、
エスカレーター並ぶのは「右、左?」地域に差 「歩かず2列並び」は浸透するのか?
12/28(土) 9:10配信オリコン
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191228-00000305-oric-life
記事より、
エスカレーターは歩かず2列で──。今年7月から8月にかけて、JR東日本らがエスカレーターを安全に利用してもらうためのキャンペーンを実施。また、NHKのサイト「聞いてほしい 未来スイッチ2020」もこのエスカレーター問題にフォーカスしており、複数の意見記事が投稿され、SNSでも大きな話題を集めた。急いでいる人に配慮して、エスカレーター片側を空けて立つという暗黙のルール。しかしこの慣習は東京都だけで年間1400件もの事故を引き起こしており、近年はエスカレーターの乗り方を見直す議論が各所で巻き起こっている。特に世界中の人が日本にやってくる2020年を控えたここ1年は、誰もが安心してエスカレーターを利用するための取り組みや呼びかけが盛んに実施されてきた。しかし、なかなか浸透していないのが現状だ。
そもそもエスカレーターはなぜ2列に並んで立つべきなのか。日本エレベーター協会によると、エスカレーターはステップの上に立ち止まって利用することを前提とした安全基準で作られているという。また、ケガや障害などで片方の手すりにしかつかまることができない人もいる。こうした人たちにとって「片側空け」の慣習が危険であるのはもちろん、不要なプレッシャーを感じさせてしまうこともあるだろう。
もちろん健常者であっても、歩いたり駆け上がったりすることで体のバランスを崩して転倒事故を起こすことはある。また片側をすり抜ける際に人や荷物とぶつかって、他の利用者を巻き込む恐れもあるだろう。
業界団体では盛んに「エスカレーターの正しい乗り方」の啓蒙活動を行い、個人もSNSなどで「エスカレーターでこんな危険な目に遭った」と声を上げている。しかし長らく日本では「エスカレーターは片側を空けるもの/歩くもの」という認識が刷り込まれてきた。その慣習を変えるのは、なかなか難しいのが現実のようだ。
Jタウン研究所が2014年に行った「エスカレーターで立つのは右と左のどちら?」というテーマの調査では、「片側空けはしない」という回答はわずか12.3%。また「流れ次第で片側に立つ」という回答も9.2%あった。全国的には「左側に立って右側を開ける」が57.0%と優勢で、北海道(78.8%)、東北(61.1%)、関東(70.0%)、甲信越北陸(57.7%)、東海(62.3%)、中国(58.3%)、九州・沖縄(65.4%)と大多数の地域で「左立ち」をしていることがわかった。
全国で唯一「右立ち」が多数派だったのが関西で57.7%を占めている。ただし関西でも京都だけは、「左立ち:35.3%、右立ち:25.5%」とやや左立ち派が優勢。これは京都には国内外の観光客が多く訪れるため、首都圏と同じルールが一部に定着しているのでは、というのが定説となっているようだ。
ちなみに四国地方も「左立ち」が46.8%とやや優勢ながら、「右立ち」も23.4%と全国的には少なくない。中でも徳島では「左立ち:37.5%、右立ち:37.5%」という回答で、これは関西圏の影響が強い地域性を反映したものと推察されている。
なお「片側空けはしない」の回答が比較的多かったのが、和歌山県(36.4%)と岡山県(28%)。ただしどちらの県も「片側空け」のほうが優勢で、関西圏の和歌山県は「右立ち」が45.5%、岡山県では全国と同様「左立ち」が48%という回答だった。
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