9月1日は多くの学校で夏休み明けの始業式。
不登校の始まりは9月1日からだそうだ。
夏休みにのんびりして、また、しんどい学校が始まる・・・そのプレッシャーに耐えられない。
それはそれでサラリーマン的な仕事をしていくのであれば問題だ。
だが、自殺のリスクということを恐れるあまりに、無理に学校には行かなくていい、卒業には関係ないと書きたてるマスコミは悪質だ。
この裏には、好きで休んだのだから後はどうなってもしれないけれども自殺は学校にとって迷惑だからひきこもっている!という風にも聞こえる。
さらに、問題は高校。
高校は義務教育ではないので、出席日数が不足すれば即、留年、もしくは退学という。
義務教育ではないから教師は機械的に対応すればいい・・・
こういうことが高校では蔓延しているのが実態だ。
高等学校ぐらいは義務教育にするのが当然、アメリカも義務教育だがGHQがワザと日本が発展しないように高校は義務教育から外したのだ。
女性の結婚年齢が16歳なのも高校が義務教育ではないからだ。
中学を卒業して学業は不要にして、結婚という永久就職を選択肢として許しているのはそうした流れであり、安易に結婚年齢だけを18歳に上げる民法改正というのは明らかに間違っている。
いずれにしても、小中学校での不登校はその後に影響するので、それに見合った教育を親は考える必要があり、また、社会も考える必要がある。とりあえず自殺を防ぐがために安易に甘い言葉だけを語るような大人のウソはいけない。
Yahoo!より、
新学期が死ぬほど苦しい君へ 「義務教育は1日も通わず卒業できる」〈dot.〉
9/1(金) 7:00配信 AERA dot.
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20170830-00000091-sasahi-life
記事より、
「不登校新聞」編集長の石井志昂さんは、自身も不登校だった経験から「予想に反して学校へ行かないことは『人生の詰み』じゃなかった」と振り返ります。・・・
悪質なのは「死ぬ」という言葉を使っていること。
また、不登校は人生の詰み、というラべリングをしていること。
この記事を見て、やっぱり死のう、と思った小中学生が居るだろう。
仮に中学を1日も通わず卒業はできても義務教育ではない高校には入学はほとんど難しい。
そうした子供を見てあげられるのは社会とか抽象的な話ではなく、その親や直接かかわる周りの人たちだ。
そうした人たちが居て、初めて不登校も詰みではなくなるし、後から振り返ればという話になる。一人で解決したみたいに言うのははっきりいって間違いだ。
現実をきちんと伝える必要がある。
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