2017年01月19日
耐震改修には百万円かかり、はい、すぐしますとはならない
耐震改修とは元々は古い基準に適合した建築基準法1981年5月までに従った建物を2000年の基準に合わせることだ。
実は阪神•淡路大震災の時に明らかに被害に差があるとされたのは1981年5月までに建てられた木造住宅などの建物。
阪神•淡路大震災クラスに対応するには1985年6月以降の基準に適合していれば、本来は耐震性ありになるはずだ。
しかし、今行われている耐震性のチェックである耐震診断は2000年のさらに耐震基準が改正された基準で診断をするもの。
つまり、阪神•淡路大震災では大丈夫なものが多かった1981年6月の木造住宅でも耐震診断の結果アウトになる可能性が極めて高いのである。
ところが1981年6月以降の木造住宅の耐震診断や耐震改修は補助金などの支援策がない。
どうせ工事をするなら丈夫な方がいいだろうが、2000年基準まで求めるのは疑問だ。
こうした性能アップが耐震改修工事費を押し上げている一つの要因である。
高止まりの耐震改修工事費を出さないで無料でできる2階で寝るのが現実的であり、こうした大地震への備えをした人は耐震改修並みとして見なせば良いだろう。
建築工事をする業者を儲けさせるだけではなく、命を守ることが大切だ。
読売より。
<阪神大震災22年>あの日の教訓 伝える
2017年01月18日
◇津波備え裏山へ 避難訓練
http://sp.yomiuri.co.jp/local/wakayama/news/20170117-OYTNT50192.html
記事より、
15年度末時点の耐震化率は目標値(85%)を下回っている。県民意識調査によると、耐震診断を受けない理由として、「補強が必要と分かっても費用が出せない」「耐震化しても大地震にあえば被害は避けられない」などの回答が目立ったという。…1981年レベルなら少しは安価になる。
参考)2階で寝よう
http://freetaishin.seesaa.net/
実は阪神•淡路大震災の時に明らかに被害に差があるとされたのは1981年5月までに建てられた木造住宅などの建物。
阪神•淡路大震災クラスに対応するには1985年6月以降の基準に適合していれば、本来は耐震性ありになるはずだ。
しかし、今行われている耐震性のチェックである耐震診断は2000年のさらに耐震基準が改正された基準で診断をするもの。
つまり、阪神•淡路大震災では大丈夫なものが多かった1981年6月の木造住宅でも耐震診断の結果アウトになる可能性が極めて高いのである。
ところが1981年6月以降の木造住宅の耐震診断や耐震改修は補助金などの支援策がない。
どうせ工事をするなら丈夫な方がいいだろうが、2000年基準まで求めるのは疑問だ。
こうした性能アップが耐震改修工事費を押し上げている一つの要因である。
高止まりの耐震改修工事費を出さないで無料でできる2階で寝るのが現実的であり、こうした大地震への備えをした人は耐震改修並みとして見なせば良いだろう。
建築工事をする業者を儲けさせるだけではなく、命を守ることが大切だ。
読売より。
<阪神大震災22年>あの日の教訓 伝える
2017年01月18日
◇津波備え裏山へ 避難訓練
http://sp.yomiuri.co.jp/local/wakayama/news/20170117-OYTNT50192.html
記事より、
15年度末時点の耐震化率は目標値(85%)を下回っている。県民意識調査によると、耐震診断を受けない理由として、「補強が必要と分かっても費用が出せない」「耐震化しても大地震にあえば被害は避けられない」などの回答が目立ったという。…1981年レベルなら少しは安価になる。
参考)2階で寝よう
http://freetaishin.seesaa.net/
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