棒人間ニュース〜今日の気になるニュース〜

電通の高橋まつりさんの自殺から一連の労働基準法違反の摘発が続く中で、管理職といえども自殺となると問題化する．

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管理職といっても組織が大きければ実際には形だけの名ばかり管理職で、管理職手当のみで残業代は支払わなくてもいい、課長だけ一人残っていても残業代の追加は支払わなくて済むという使われ方なのだろう．
大企業のようなところではよくある話．
自殺まで出してしまうほどだとブラック企業であることは間違いない．
Yahoo!より．
関電課長過労自殺、社長出頭させ労務管理を指導　労基署
朝日新聞デジタル 1/16(月) 3:00配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170116-00000005-asahi-soci
記事によると、
福井労働局敦賀労働基準監督署が関電の岩根茂樹社長を出頭させ、管理職を含む全社員の労働時間管理の徹底を求める指導票を交付・・・
ということなのだが、さらに、
森岡孝二・関西大名誉教授は「業界全体に指導するのではなく、特定の企業のトップを呼び出して指示するのは非常に珍しい」・・・
というコメントが紹介されているのだが、自殺がでるような状況でも、これまでは業界全体への指導程度でやり過ごしてきた労働基準監督署の生ぬるさがあったということだろう．
忙しくてとても個別にまでは対応できないと適当に、いい加減に処理されていたものを本来あるべき姿の本気の指導をするようになったのだ．
高橋まつりさんの死を無駄にしてはいけない．
リメンバー高橋まつりさんで、今後もやっと改善された本気の労働基準監督署の取り締まりを継続する必要が厚生労働省のやるべきことだ．